ナナちゃんお帰りなさい。ヒロちゃん待ってたよ。
ヤマト君待って無い。
タマちゃんは待ってたよ。
今朝は、北から氷のように冷たい透きとおった風がゴーッと吹いて、という表現がぴったりで寒かったね・・・。
芥川龍之介の真似をするな、ニャロメ。
これは宮沢賢治の「いてふの実」の表現だよ。
そうだ、芥川龍之介も同じような表現していたっけ。
氷のような冷たい風がぴゅうぴゅう吹き荒ぶのだ。
杜子春だね・・・。
閻魔大王が、何があっても口をきいてはいけないと言ったのに、思わず、お母さ〜ん!って叫んでしまったっけ。
氷のような冷たい風がぴゅうぴゅう吹き荒ぶ季節。
猫はみな文学者になる。
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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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