ナナちゃんお帰りなさい。
ヒロちゃん待ってたよ。
ヤマト君待って無い。
タマちゃんは待ってたよ。
ナナちゃん、選挙戦が終わって街が静かになったね。
夕べで最後だったので、特にうるさかったね。
もしヒロちゃんに選挙権があったら、うるさかった奴には絶対に入れてやらないんだ。
もしもくそも絶対有るワケ無い、ニャロメ。
そんなの知ってるけど、
動物達の存在なくして、人間の生活は成り立たないの。
もしも選挙権が有ったら真っ先に動物保護法案を成立し、虐待虐殺を無くてくれる人に投票したいと思っただけ。
動物の変わりにあほまろが投票してほしいよ。
でも、そんなこと言ってる候補者は居なかったかも。
虐待が駄目というのは綺麗事だ、ニャロメ。
どういうこと?
動物救済がまり通ったら、お肉も魚も食べられなくなる。
家畜は殺していいけど、ペットは殺しちゃダメとは、理屈に合わないだろ。
全ての動物を救う法案を可決させるのだ。
誰が?
選挙権を持つ人間たちが。
今朝の境内、三毛猫ミーちゃんにゃ〜んと出て来たよ。
今朝はお腹が空いているようですね。
おいしいごはんをいっぱい持って来ましたよ。嬉しいにゃ〜。
お腹がいっぱいになったミーちゃんですが、お目々がただれてますね。明日はお薬も持ってこなくちゃね。
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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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