昨日の日本列島は、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で関東以西を中心に気温が上昇して、宮崎県や高知県などでは２５度を超えて、３月としては観測史上最高記録になったようでうすね。

　２５度を超えたら夏日なんだから。今日は更に気温が上がって今年一番の暖かさになるとか。天気予報でも、昼間は汗ばむ陽気になりますと言ってましたよ。しかし、夜になると気温が急降下して、コートが必要な寒さになるようです。

　そして、月曜日は気温がグッと下がって、体感も急降下。週明けの出勤は暖かい服装でお出かけくださいですって。こんな陽気じゃ、体調も崩れてしまいますよね。

　今日、３月１０日は「東京大空襲記念日」です。1945(昭和20)年3月10日深夜0時8分、東京でアメリカ軍B29爆撃機344機による焼夷弾爆撃がありました。 死者約10万人、焼失家屋約27万戸という、第二次大戦で最大級の被害、いわゆる「史上最大の虐殺」の記念日。　

　この日を忘れず、都民ひとりひとりが平和について考える日として、東京都が「東京都平和の日条例」により、1990年(平成2年)に制定した、「東京都平和の日」でもあります。　　　

　ここ浅草寺境内には、戦前には天然記念物に指定されていた樹齢六百年の大銀杏が、表面が炭化したままですが、葉を茂らせて今も健在です。この大銀杏だけが、浅草寺の変遷を見守って来た唯一の存在かも知れませんね。

　昨日の、朝日新聞の天声人語に、「戦中派には恨み重なるＢ２９を、昨今の若者は濃い鉛筆のことか？と問うそうだ」、そんな表現が記されていました。しかし、東京大空襲を経験しない戦後世代でも、「Ｂ２９と鉛筆を間違う」こと無いですよ。ところで、今の若者って、いったい誰に聞いたのでしょうね。またまた作り話なのでしょうね。

　我々が子どもの頃は、「天声人語」が国語の勉強になっていたこともあったのに、最近の低度の低さには呆れてしまいますね。だから読者が離れてしまうんだよ。あほまろも朝日新聞はとるのを止めて、ネット版で読んでますよ。

　「東京大空襲記念日」の翌日は、今の若者も忘れもしない「東日本大震災発災の日」ですね。あの巨大地震と巨大津波の被害と比べても、アメリカ軍による「史上最大の虐殺」の悲惨さは、遙かに上を行っているのですよ。

　今日と明日は、嫌な記念日が続きますが、史上最大の虐殺だけは、日本人にとって最大の屈辱、未来永劫伝えていきましょうね。

　嫌な日を終わって明後日は、ローマ法王の根比べですね。投票の進行は、選挙で法王が選出されなかった場合は礼拝堂の煙突から黒煙を出し、選出されれば白煙を出して外部に知らせるとか。テレビのニュースで、礼拝堂の屋根に煙突を取り付ける消防関係者が映し出されていましたよ。

　そして日本でも伝統の東大寺二月堂のお水取りが行われます。日本の平安を祈る法要、お水取りが終わると、奈良に春の兆しが現れるんだって。

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　シグマ、DP1/DP3 Merrillのテスト撮影。4,600万画素Foveon X3 Merrillセンサーは、中判デジタルバックの世界を小型軽量にしたような、凄いカメラです。

　お天気がよろしかったのでテスト写真定番、浅草文化観光センター８階より、浅草の街並みを撮ってまいりました。

　DP1 Merrill、35mm換算で28mm相当の広角レンズ。

　DP3 Merrill、35mm換算で75mm相当の中望遠レンズ搭載。

　JPEG+RAWにて記録し、JPEG画像を加工無しでは、おとなしい色合いになっています。普通のデジカメでは、このような風景写真の記憶色は本来の色よりも誇張されていますが、メーカーとして、絵作りには口を出さずに、現像で自分好みの絵創りをしてくださいとの配慮でしょうかね。

　味気ない控えめな色ほど実際の真の色に近い映像に仕上げることが出来るのですからね。

　初心者の頃って、色、コントラスト、シャープネス等を誇張してしまう傾向にあるんだね。

　味気ない控えめな画像ほど「プロ好み」ってワケさ。

　あほまろは、まだまだ使いこなせてはいないんだけど、大きなポテンシャルを感じましたよ。ライカは良いけど、シグマも捨てたもんじゃ無いって可能性をね。

Memo
SIGMA DP1 Merrill
19mm/f2.8 DN
SIGMA DP3 Merrill
60mm/f2.8 DN