酔い覚めの水一杯より目覚めの富士は値千金だぜ。
あほまろはなぜか富士山が望めるお部屋でお目覚めです。まだボーッとしている頭で思い出すと、確か夕べは浜松駅前の高層ホテルに泊まったんだね。確か、名物のうなぎも食したっけ・・・。
とりあえずナナちゃんが居なくとも、朝は散歩が日課となっているので、浜松駅の周辺を歩いてみたよ。
浜松のゆるキャラは家康くんのようですね。
地域の文化に触れようとモーニングコーヒーを求めて駅周辺を散策してみたのですが、開いているのはどこにも有る、ミスド吉野家スターバックスばっか。そんなのつまんないし、ホテルの朝食も何処も一緒なので、コンビニでおにぎり買って日記書きながら食うしかなかったよ。
奇妙なオブジェも最近は全国共通ってか。
約1時間歩き回って散歩するワンちゃん、たったの二匹でしたね。カメラを向けるとみなさん気持ちよく挨拶をしてくれましたよ。
浜松といえば、ホンダ・ヤマハ・カワイ・スズキの超合理主義の会社が有名ですね。浜松商法で儲けた会社ですよ。それと、なんといっても養殖鰻ですね。
夕べは、地元で有名な鰻屋さんで食べてみたけど東京より高くて不味かったよ。やっぱり鰻は浅草に限る。
浜松には今までも何度か訪れてはいるのですが、せっかくのチャンスなので、旧東海道の宿場町を歩いてみよう。それだけの目的で一泊してしまったワケです。
旧街道の所々に松並木も残っていますね。
今回の出発点は、ここ天竜川の渡し跡から。
途中ちょっと寄り道をして浜松城にも行ってみましたが、鉄筋コンクリートの小さいお城にボランテリアガイドが数人たむろしていただけで、観光客は我々だけってのも寂しかったね。ハッキしいって内部はおそ松君。城は外から眺める物なのさ。
お城からは、途中をパスして舞阪まではタクシー移動。
松並木から30分ほど歩くと、「舞阪宿本陣跡碑」の前に「脇本陣茗荷屋」。この建物は天保9年(1838)に建設されたものを修復・復元したそうです。
見学無料で内部の撮影もオーケーなので、日本家屋の内部をいっぱい撮影しましたね。
舞阪駅宿札。かつての漢字は「舞坂」だったようです。
お殿様のお席のようですね。ここだけは立ち入り禁止区域。
脇本陣を出て突き当たりの浜名湖岸には、江戸時代には「本雁木」と呼ばれた「船着場跡」がありました。舞阪には南、本、北の3ヶ所の雁木が有りましたが、その中の「北雁木」が復元されておりました。
その対岸は、新居宿。浜名湖を船でここまでやって来るのです。
そしてこちらが、関所跡。
整備された関所跡には、安政2年に建てられた「新居関所」が修復され関所資料館として一般公開されています。
内部には当時の様子が人形で再現されてましたよ。
こちらは、入鉄砲に出女を調べた、悪評高き「改めばばあ」ですが、ばばあじゃ無くて綺麗なお姉さんに見えてしまったんだけど。
そんなこんなで、歩いて歩いて、疲れて疲れて、食べて飲んで、もう体力の限界なので、今夜は東京に帰ります。
諏訪神社でおなじみ天筒花火も展示されておりました。
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