今日も変な天気ですね。散歩の時間は夜半に降った雨で路面はかなり濡れていましたが、日の出と共に蒸発して蒸し暑くなり、ようやく乾いたと思ったらまた雨。こんな状態を一日中繰り返すのでしょうかね・・・。

　おかげで、今朝も汗ダクになって散歩から帰ってきましたよ。

　今日は中国・奉天郊外の柳条湖で、関東軍が満州鉄道の線路を爆破した、いわゆる「満州事変勃発」から８１年目になります。中国では「国辱の日」といわれ、中国全土で反日運動がピークを迎えているようですね。

　ニュース番組で中国専門家は、不満を抱えた学生の一斉蜂起で
「無秩序な大暴動に発展しかねない」と懸念を示していますが、日本人を攻撃することが学生達の「ガス抜き」と失礼な表現するメディアもあるようです。

　しかし、政府への不満をため込んでいる階層の中国人が１カ所に集まって、各地で一斉に蜂起すれば無秩序な大暴動にまで発展しかねない状況。これは、もはやデモとか暴動とかより、一種の革命に近いのかも・・・。

　今も、中国漁船が大挙して尖閣諸島に近づいているようです。もし、彼らが尖閣諸島に上陸し、韓国が竹島で行っているような「実効支配」の決定的一歩を踏み出そうとしたら、日本政府はいったいどんな手段に出るのでしょう。

　まさか、そんな時でも野田総理は、いつものように「遺憾に思う」一言で済ませてしまうのかも知れないね。真っ先に、主権の保持、領土防衛のための自衛を妨げるような憲法に改正するのが筋じゃないのか、無力な野田総理大臣さまよ。

　そんな中、ニュースによると、中国ツイッター「微博」には、冷静な中国人による批判的な意見、「愛国に名を借りた強盗」「なぜ黙認するのか」などと暴徒の行動や政府の対応を批判する書き込みも目立つようになったとか。

　その書き込みのひとつに、『湖南省長沙で高級ブランド品や貴金属を奪われた事態を「組織的に全員がマスクをして金属パイプを持ち、他の人が奪おうとすると殴っていた。動物の世界でもこうした行為の先例はないだろう」』、なんてのも有りますけど、

　これは暴動を利用した強奪に過ぎないのに、中国当局は野放し状態。やりたい放題反日デモで、中国江蘇省蘇州市の日本企業、日本料理店はことごとく破壊され、商品を強奪されたとか。

　テレビの映像でも、北京の日本大使館前では一部が「日本人は出て行け」「釣魚島は中国のものだ」と主張しながらバリケードを突破。大声で「日本に宣戦布告だ」と叫びながら、日の丸を狙ってペットボトルや卵を次々に投げ込んでいます。

　確かに、この調子じゃ中国に冷静な判断が出来るわけがありませんし、このままだと中国は調子に乗るだけです。尖閣諸島は長年に渡って日本が固有の領土として管理して来たのですから、中国国内でどんなことが起ころうが、絶対に死守する。これが、主権国家としての姿勢じゃ無いのかな。

　摩擦を先送りすればするほど戦争に近づいて行くのです。国民の「ガス抜き」で迷惑を被る我が国は、毅然たる態度で接することこそ、将来の友好の継続になるのです。

　とはいってみても、肝心の政権政党が政権党が内部分裂で外交どころか、内政までも不安定な状況下。それを見越されて行動されているのかも・・・。