ヤマト君待って無い。
タマちゃん待ってたよ。
ナナちゃんおかえりなさい。ヒロちゃん慌てて飛んで来た。
ヒロちゃん待ってたよ。
順番ちょっとおかしい。
ヤマト君が最初って珍しいかも。
きっと遊びたいんだよ。ヒロちゃんヤマト君を連れて来て。
猫同士は仲良しだけど、なかなか犬には慣れてくれないよね。
何か用か。
用があるから連れに行ったじゃないか。
まったく、めんどくさいな・・・。
ナナちゃん連れて来たよ。
ヒロちゃんがスリスリしたらだめじゃないの。
今朝は、ヤマト君がナナちゃんと遊びたいんだよね。
べつに・・・。
ヤマト君、強がりは言わないの。
ナナちゃんとこに行くのが恥ずかしいんでしょ。
野良猫の頃はヒロちゃんもそうだったけど、
勇気を出して近寄ってみたんだよ。
そしたらナナちゃんって、とっても優しく接してくれたんだよ。
ヤマト君も勇気を出して近寄ってごらんよ。
だってヒロちゃん邪魔するし、
大丈夫、離れてあげる。
この感覚、恋の目覚なのかな・・・。
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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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