ナナちゃんおかえりなさい。ヒロちゃん待ってたよ。
ヤマト君待って無い。
ナナちゃんお帰りなさい。タマちゃんも元気に出て来たよ。
またヒロちゃん意地悪するし・・・。
タマちゃんだって、ナナちゃんとご挨拶したいでしょ。
だって、最初にヒロちゃんがスリスリするって決まってるんだから。
それ、誰が決めたの。
自分で決めた。
ヤマト君もスリスリしたいんでしょ。
冗談じゃ無い、猫として、あるまじき態度。
へへ、アルマジロだってさ。
アルマジロじゃ無くあるまじきって言ったの。
アルマジロでも山城でもヒロちゃんには関係無いってこと。
アルマジロはアリクイで山城に住んでるってさ。
学の無い哀れな奴よ。
だって、猫は学校に行けないも。
ヤマト君、「猫の学校」って本読んだことあるも。学校憲章は、「ネズミは寝て待て」だったよ。
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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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