ナナちゃ〜ん、

　お帰りなさ〜〜〜ぃ！　

　ヤマト君待って無い。　

　アクビしてたら、ヤマト君に先に言われてしまったし・・・。

　タマちゃん待ってたよ。

　おや、今朝はみんなが擦り寄って来たね。

　ちょっと隠れてしまったけど、ナナちゃンの後ろにタマちゃんも居るんだよ。　

　我が家のみんなは、ナナちゃんが大好きなのです。

　それなのに、いつもヒロちゃんが独り締め。

　それが諸悪の根源なのです。

　ほんとは、ヤマト君も独占したいんだけど、

　いつもミジメ。

　ヒロちゃんルンルン。

　勝手にしたら。

　ヤマト君に無視された。

　ナナちゃ〜ん、暖かくなってきたのでお散歩も楽しいでしょ。

　二人にとって、会話なんて何でも良いの。ただ、くっついているのが好きなんだから。

　ナナちゃんが小さい頃には、いつもタマちゃんが可愛がってあげたんだよ。

　ヤマト君、誰にも可愛がって貰ったこと無い。

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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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