雨と雪は降り止んだようですが、今日もお天気は回復しないようですね・・・。

　予報によると、明日から来週にかけて、更に気温が下がって厳しい朝になってしまうようです。冬なのでしかたが無いけど可も無く不可も無く、春が待ち遠しい今日この頃でありました。

　散歩から帰ると、マンションの玄関に町内会の回覧板が置かれています。回覧板なんて未だに廻ってるんだ・・・、でも、まてよ、マンションに廻って来た回覧板って、各部屋には廻らず、管理人の承認印で次に送っているようでね。

　確かに、回覧板には町内会のどうでもいい内容も多いようですが、せめて内容をコピーして掲示板に張り出すとかしても良いんじゃないのでしょうかね・・・。

　と、朝っぱらからぼやいてしまいましたが、あほまろは、未だに回覧板ってのが回っていたってことにちょっと驚いてしまったんだよ。

　子どもの頃は、回覧板を次の家に廻すのがあほまろの仕事だったのです。でも、一度だけ部屋に置きっぱなしで廻し忘れてしまい、町会から大目玉を食ったことがありました。内容はお祭りの打ち合わせ日時が記されていたのです。その当日になって、誰も集まらないと大騒ぎになって、父親に連れられて、一軒一軒、誤りに歩いた嫌な思い出、今でも回覧板を見ると、あのときのことを思い出してしまうんだよね。

　そんな回覧板も、今でもまだ便利に使われているようです。最近では町会のメール連絡網も発達して、この習慣も絶滅が危惧される存在になっているとか聞いたんだけど、我が町会は健在ですよ。

　子どもの頃のあほまろの仕事とされていたのは、回覧板だけじゃありませんよ。いちばん嫌だったのが、「呼び出し電話」でしたよ。解りますか、たぶん今の若者には理解ができない習慣とは思いますが、当たり前に有ったんですよ。

　我が家の電話を、近所の方々が勝手に利用していたのです。電話をかける時には、我が家に来て「電話お借りします」と、１０円置いていけば良かったんだけど、その反対に、かかって来た時には、その家まで伝えにいかなければいけなかったのです。それが、朝でも夜中でも、しょっちゅかかって来るのですよ。それもそのはず、近所の方々の名刺に、ちゃんと我が家の電話番号の下に（呼）の文字が記されていたのですから。

　それも近所付き合いと父親は黙認していたんだけど、あほまろはぜったいに許せませんでしたよ。何故かといえば、向かいのお店の注文電話が、しょっちゅう我が家にかかって来るからです。それを、向かいのお店に言付けに走らなければいけないし、おまけに、ちょっとこれを○○さん家に届けてくれと、配達までも頼まれてしまうこともあったんだよな・・・。

　「呼び出し電話」既に絶滅危惧の感もあるんだけど、企業や会社内の電話だけは、まだ、そんな雰囲気を残しているかもね。