世の中は、そろそろお正月気分も抜けてきましたよね。今日は「小正月」なので、お正月気分も終わってしまうんだけどまだ新年会も残ってるんだよ。たぶん、もうちょっと、明けまして・・・、なこと、言わなきゃいけないのでしょうね・・・。

　さぁ〜エンジン吹かしてとか思っても、この寒さじゃ、エンジンもなかなか暖まらないんだよな・・・。

　新年早々、フランスの国債が格下げになったり、ユーロが安値を更新したりと、ヨーロッパ経済が座礁してしまったようですね。それに拍車をかけるかのように、イタリアの豪華客船までが座礁は関係無いけど、ヨーロッパ経済の影響、すぐに日本にも影響を与えるのでしょうね・・・。

　今朝、目覚るといつも側で寝ているナナちゃんが側に居ないのです。ヒロちゃんはいつものところで寝ているし、いったい何処に行ってしまったのでしょう。

　電気を点けてナナちゃんと呼んでも答えてくれないし、もしかしたら廊下に出て行ったのかなと、廊下を探しても居ません。その時、ベッドの上から、かすかにぷ〜ぅ〜って妙な音が・・・。

　音の方向を見ると、モソモソ動いてる。居ましたよ、隣りの布団の中に潜り込んで寝ていたんだね。その瞬間、脳裏に浮かんで来たのは、「声はすれども姿は見えず、ほんにおまえは屁のようだ」なんだよな・・・。

　ナナちゃんは、掛け布団の中に潜り込んで屁こいて見つかってしまったんだよ。まったく、ナナちゃんって落語みたいな犬だね。

　山家鳥中歌和泉の項に、「声はすれども姿は見えぬ　君は深山(みやま)のきりぎりす」ってのが落語では屁になってしまったようですね。また、吉原片撥変り節では、「声は聞けども姿は見えじ、君は深みのきりぎりす」とも唄われる、総てを言わなくても通じてしまう有名な文句でした。

　朝っぱらからそんなことを考えてしまったので、いつもの猫ちゃんのところでも、声はすれども姿は見えず、だったね。

　またまた朝っぱらからくだらないこと書いてしまってごめんなさい。なにしろ、毎日話題に事欠く日記なもので、ちょっとしたことでも大げさに表現でもしながら、空間を物理的に文字で埋めなければいけない身の辛さ、

　言わぬは言うにまさるとやら、黙っているほうが、口に出して言うよりもかえって切実な思いをよく表すと言われるのは承知の上で、沈黙できない、あぁ情けなさってか。とりあえず、今日も書き終えたよ。