今朝も寒さも緩みとっても良いお天気だったけど、あほまろは寝不足で頭の中が朦朧としながらの散歩だったよ。

　午前３時過ぎに、ナナちゃんとヒロちゃんが寝室内を走り回っていたんだよ。途中からヤマト君もそれに加わってうるさいのなんのって、途中からベッドの上に上がったり降りたりで、そのたびにみんなであほまろのお腹を踏んづけて行くんだ。おかげで、こんな時間に目覚めてしまって、ベッドの中で、ネットのニュースを見ながら散歩時間まで過ごしてしまったんだよ。

　秘密基地に来て写真の整理中にウトウトしてしまったよ。そんなこと気にせず、ナナちゃんはソファーの上で高いびき、それもでっかい音出して寝ているし、９時半に出勤して来たテラちゃんはお腹が空いたと鳴き続けるし、落ち着いて日記なんか書いていられないんだよな・・・。

　とはいっても、何か書かないと終わらないし、さていったい何を書いたら良いのか、まったく頭が回っていないんだよ。

　とりあえず今朝は「三十坪の秘密基地」の展示替えのことをお知らせしましょう。
　
　８月３０日から開催していた「なつかしのお薬博覧会」 は、１１月２７日（日）で終了し、続いて１１月２９日（火）〜１月２９日（日）までは、「めでたく粋なぽち袋展」の開催です。

　ぽち袋展は、２年前「テプコ浅草」で好評を博し、昨年のお正月は渋谷の「電力館」、そして今年のお正月には「姫路文学館」と巡回展示を行いましたが、今回は、志向も新たに再挑戦することにいたしました。

　「めでたく粋なぽち袋」展では、大正期の交換会用に作られたものを中心に、あほまろコレクションの中から、美人画、歌舞伎の隈取、浮世絵、名所絵、和意匠、タバコの箱、花札などデザインしたものなど、選りすぐの木版ぽち袋約１０００枚を展示すると共に、新春にちなんだ縁起物も一緒に展示する予定です。

　ぽち袋といっても、子どもにお年玉であげる袋とは全く違っていますよ。小さな世界に注ぎ込まれた日本人の感性の豊かさを見ていると、これぞ工芸品と思えるでしょう。それも、ほとんどが花柳界を中心に出回っていたぽち袋と言えば、納得いただけることでしょう。何はともあれ、一度、現物をご覧になれば花柳界の粋ぶりがお解りいただけるでしょうね。

　大正時代の花柳界は、今の芸能界よりも派手で、芸子・舞子さんはとりわけ、アイドルスターって感じですね。人気の芸子・舞子をモデルにした絵はがきや写真集まで出版されていたほどです。

　あの頃も、今、話題の「ティッシュ王子」のような御曹司が、金に糸目を付けずに遊んでいた証しのような小袋、たぶん当時でも「ぽち袋」だけでも一枚が数万円もしたであろう、そんな豪華なものまでが存在しているのですからね。

　話は変わりますが、「ティッシュ王子」、１００億もの借入金のほとんどがカジノに使ったって言ってるみたいだけど、実は使い道を言えないお金も結構あるのですよ。ネットで暴露されているのは、「ティッシュ王子」と関係のある芸能人として、藤原紀香・ほしのあき・熊田曜子の三人の名前が飛び交っていますね。この三人といえば、例の島田紳助の愛人でも有った方々だよね。２chでは「職業＝愛人だろｗ」なんて書かれてましたよ。そんなワケで、「ティッシュ王子」のお金の一部は、芸能事務所、裏社会、政財界とカジノ以外にも吸い取られていたようですね。

　そんなお金が有ったら、あほまろのコレクションも世界一になっていたでしょうね・・・。なんて思っても「ティッシュ王子」があほまろなんかに貢ぐワケ無いけど、あほまろはあほまろで、ギャンブルは嫌いだけど、以前に日本の賭博史を研究していたことで、時代劇に登場する賭博用具はいっぱい持ってるんだよ。特に、花札類は地方札まで手を伸ばして集めてしまったほどですよ。

　「めでたく粋なぽち袋展」には、「めでたく」と冠されているように、縁起物もいっぱい並べる予定で準備中です。そんな中でも、縁起物の代表は、やはり「招き猫」だよね。あほまろは、「招き猫」なんて集めるつもりは無かったんだけど、いつの間にかいっぱい溜まってしまったので、今回の展示で利用しない手は無いよね。

　そして最後にまたまた話は大きく変わってと。

　あほまろは、どっちかといえば「犬派」というか、生きた猫なんか大嫌いだったんだけど、一昨年の秋にヒロちゃんと出会ってから、知らず知らずのうちに猫も好きというか、今では「猫派」といっても過言じゃ無くなってしまった自分、野良猫を見るたびに、可愛そうと思うようになってしまったのが恐ろしいかも。