あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
a
back today next

平成23年6月13日(月) 旧暦5月12日仏滅

今日の Menu

○ 今朝の浅草寺境内

○ 今朝のワンちゃん
○ 今朝のネコちゃん
今朝の撮影 Data
Canon EOS 5D Mark II
Canon EF24-105mm F4L IS USM
Canon EF
70-200mm F4L IS USM
現像 Adobe Photoshop Lightroom
3
撮影枚数
713

- 雨のしょぽしょぽ降る朝に・・・ -

日記写真

 雨です。でも、そ〜っと連れ出したのは良かったんだけど、帰るとやっぱり怒ってました。福島原発のおかげで、我が家は家庭崩壊中。 
写真00
 家庭の中で人は自分の本当の姿をさらけ出すことが出来るので、「家庭は人間が幸せに育つ巣」と言われているんだけど、我が家は本心をさらけ出すことが出来ない場所。
写真00
 あほまろは、まるで植民地のような扱いなんだよな・・・。
写真00
 植民地か・・・。先日、銀座でなぎら健壱さんと飲んだ時に話題になった「満鉄小唄」を思い出しながら、雨の中を歩いてきましたよ。

 ♪雨のしょぼしょぼ 降る晩に・・・、
写真00
 ♪ガラスの窓から のぞいてる 満鉄の金ポタンの ぱかやろう・・・。
写真00
 おいおい、おまえらいったい何してんだよ。アタシたちは疲れてんだから、ほっといて。
写真00
 あいつら、まるで「満鉄小唄」だね。ナナちゃんも呆れてた。 
写真00
 あほまろが「満鉄小唄」を始めて聞いたのは、ベトナム戦争反対で反戦歌が盛り上がっていた頃、浅草松竹で観た映画「日本春歌考」でした。
写真00
 あの映画の冒頭に雪の学習院大学ピラミッド校舎が印象的でしたよね。確か、今はあの校舎は取り壊されて無くなってしまったようです。
写真00
 受験のために前橋から上京した男子高生が、試験会場で女子高生を凌辱する妄想シーンに使わたんだけど、あのお堅い学習院がよくあの映画のロケ地としてピラミッド校舎を使わせたものですね。

 大島渚監督映画で、荒木一郎ら高校生がく繰り返し歌う春歌、♪ひとつでたほいのよさほいのほい・・・、主題歌?として耳に残ってはいるのですが、
写真00
 どうしても脳裏を離れないのが、在日女子高生が歌う哀しげな朝鮮訛の「満鉄小唄」です。劇の中で、女子高生が「女のうた」とだけ言ってしたが、その歌詞の意味がさっぱり判らずににず〜っと気になっていた歌でした。
写真00
 その「女のうた」に偶然遭遇したのが、昨年十月の「 なぎら健壱・40執念こんさーと」だったのです。あの映画を観てからなんと43年ぶりでしたが、一緒に口ずさむ自分が居たのでした。
(読み人知らずの歌詞なので、許諾の必要は無いようです。)

 雨のしょぼしょぼ 降る晩に 
 ガラスの窓から のぞいてる
 満鉄の金ポタンの ぱかやろう 

 触るは五十銭 見るはただ
 三円五十銭 くれたなら 
 かしわの鳴くまで ぼぼしゅるわ

 上るの帰るの どうしゅるの 
 はやく精神 ちめなさい
 ちめたらゲタ持って 上がんなさい

 お客さんこの頃 紙高い  
 帳場の手前も あるでしょう
 五十銭祝儀を はずみなさい 

 そしたら私も 精だして
 二つも三つも おまけして 
 かしわの鳴くまで ぼぼするわ

 「女のうた」は、朝鮮人慰安婦の歌だったんだな・・・・。
 

 懐かしくなって、アップル - iTunes -で調べてみると、「日本春歌考」が、レンタルされてるじゃ無いですか。一回200円で、さっそくダウンロードをして青春時代の懐かしい想い出と共に、「家庭は人間が幸せに育つ巣」だったことまでが蘇ってしまいましたよ。

 「日本春歌考」、団塊の世代にお勧めの映画ですよ。
写真00

back
にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 台東区情報へ
ここ、↑ポチッと押してね。