あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成23年4月10日(日)
- 終わりの見えないジレンマ -

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 ようやく浅草も春本番の暖かさになってきましたよ。今日は、これから上着いらずの暖かさになるようですが、朝の散歩時間はちょっと寒かったかな。
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 今日は都知事選の投票日です。まだ誰に入れたら良いのか考えいないんだけど、たいした連中が出ているワケじゃ無し、あほまろはいつもの「投票済証」を貰う目的だけの投票に行ってきますよ。
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 今回の大地震は、政府の試算では16兆〜25兆円の被害だったようです。これによって、日本のGDPは、約1%押し下げられるとみられています。企業にとっては非常に大きな打撃を受けているようですが、日本だけじゃ無く、世界中の自動車やエレクトロニクスの製造にも影響を与えているようですね。
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 満開の桜を見ながら、今回の大震災で被害を受けたところは、来年のこの時期までにはかなりの復興を見せてくれることでしょう。ただ、福島原発事故に関しては、来年も再来年も今と同じ状況下で桜を向かえることでしょうね・・・。

 あぁ、終わりの見えないジレンマ、やりきれないよね・・・。
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 福島原発の事故の深刻さは、国際原子力事故評価尺度(INES)で、チェルノブイリ原発事故に次ぐ「レベル6」の大事故となったようですね。

 レベルの尺度として、放出した放射性物質の量で判断されるようです。原子力安全委員会によると、先月12〜24日に大気に放出されたヨウ素131の総量は、単純計算で約3万テラ・ベクレル(テラは1兆)。これは数千〜数万テラ・ベクレルというレベル6の条件にあてはまるとか。
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 レベルなんてのは客観的な基準でしかないんだけれど、我々日本人は、これからも大気中に放射能をまき散らすレベルは最悪のままと思って暮らさないといけない現実を突きつけられているのです。
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 原発事故で、身動きとれず逃げたくても逃げられない人たちが大勢いることを考えると、絶対に逃げるワケにいかないのが政府と東電関係者であるはずなのに、その方々の身内には、海外旅行中の方も多いとか。まぁ家族は良いことにしても、責任者だけは絶対に逃がさないからな。

 この終わりの見えないジレンマ、やりきれないよね・・・。
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 浅草の桜も満開を過ぎたようで、昨日の強風で少し散ったようです。でも、木によってはまだ満開状態。今日の午後から、隅田公園で、いつものお寿司屋さん主催のお花見が開催されますよ。とはいっても、このご時世じゃ騒ぐワケにいきませんよね。とりあえず、桜の下でお刺身でも食べながら、暗く静かに故人を偲んで・・・、それじゃまるでお通夜じゃ無いか。

 花見は桜を楽しむ会なんだから、今日はお酒なんか持ち込まないで、静かにお座りしてなくちゃ。酒を断ったあほまろはそれでも平気だけど、のんべの連中は我慢出来るのかな・・・。
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