あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成23年4月4日(月)
- 風評被害 -

日記写真

 今朝も寒かったよ。桜も咲いたんだから、早く春の陽気になって欲しいですね。
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 福島第1原発から放出される放射性物質を封じ込める時期について「数カ月後が一つの目標になる」との見通しが発表されましたが、それで収束するワケじゃ無いんだよね。とりあえず、これ以上放射性物質を出さないことに重点を置くだけで、肝心の原子炉内部は依然危険な状態で推移し続けているのです。
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 それよりも、福島県の風評被害が問題ですよね。何でもかんでも、「福島県の」と指定されると、原発から遠く離れ直接関係のないほかの業者や従事者までが損害を受けているのですからね・・・。あほまろにとって大切な福島産といえばお蕎麦とお酒です。ま、お酒は止めたので飲めなくなってもかまわないけど、いつも喜多方産の美味しいお蕎麦を食べさせてくれる近所の蕎麦屋さんも風評被害に困惑しているのです。なんといっても、会津・喜多方地方で採れる蕎麦、あほまろは日本一と思って食べているのです。もちろん、これからも食べ続けますよ。

 同じ福島県であっても、会津・喜多方から福島原発までは100キロ以上も離れているっていうのに、困ったことですよね。 
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 昨日は、福島第一原発の事故の影響で避難を余儀なくされている大熊町の町民1千人の方が、会津若松市の東山温泉に役場機能と一緒に移ったようです。これからも役場が住民とともに「集団移転」が増えるでしょうけど、、まだまだ余談を許さない原発事故で、自治体そのものが機能できなくなり、このままだと町を見限り、住民が総ていなくなってしまう可能性だってあるわけで、とりあえず、避難先の自治体に集団移転したことにして、役場業務を代行してもらっても良いのでは無いでしょうか。
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 都内にも、福島県から一時避難して来た方が大勢いらっしゃいます。そして、被災者の住居を確保しようとみんなが躍起になっているのです。そんな中、新聞によると原発事故の当事者である東京電力が、保養施設や社宅を多数保有するにもかかわらず、被災者受け入れわずか24世帯だけとか、いったいどうなっているんだよ。

 「東電は12都県に21の社宅や保養施設、461の独身寮や厚生施設を所有しているが、31日までに被災者に提供されたのは、新潟県柏崎市にある社宅24世帯のみだ・・・

 同じ電力会社でも、東北電力は地震発生当日の11日から女川原発(宮城)敷地内の体育館に、約240人を受け入れた。中部電力も、社宅650世帯分と保養施設90室で受け入れる方針を示しており、その差は際立つ。(中略)

 東電本社では「今後も、弊社施設による被災者の皆さまの受け入れ拡大を検討して参ります」(広報部)としているが、“消極的”としかみえない東電の姿勢に疑問の声が上がりそうだ。 」
(サンスポより転載)
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 このところの寒さで、ソメイヨシノも足踏み状態のようです。でも、多少寒さが続いている方が、桜の見頃は長持ちするのでしょうね。
写真00  毎年、桜の時期になると、朝の散歩仲間で集合写真を撮っています。でも、今朝は寒かったせいか、いつもより少なかったようですね。これから暖かくなるとの予報なので、今週中にもう一度集合写真に挑戦してみましょうね。

 プリント用にフルサイズの集合写真、たてサイズ横サイズ
     ( ↑ クリックすると別窓が開きます。)
写真00  福島原発事故を写した鮮明な写真をアメリカのサイトで見付けました。テレビで観るのとは違って、現場はとんでも無い状況になっているのが手に取るように解りますよ。

 福島原発内の作業状況  模型飛行機による空撮  
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 本来なら日本政府が現状を発表しいなければいけないのに、何で外国の情報から日本を把握しなければいけないのでしょう。これも政府の危機管理の悪さを路程しているようです。

 それなのに、高濃度の放射性物質が土壌から検出された福島県・飯舘村の住民を退避させるべきだというIAEAの勧告に対し、日本側は「現時点では勧告の必要はない」と反論し、検討すらしていないんだからね・・・。

 IAEAによれば、飯舘村の路上でIAEAの基準値の2倍にあたる1uあたり2000万ベクレルの放射性物質が観測された。これは住民への避難勧告を検討すべきレベルだという。
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