ようやく春を実感できるような朝になりましたね。冬から春への季節の変わり目って、良く判らないけど若葉の香りというか、匂いが違いますよね。それって春風に乗って漂って来る花粉のようなものかも知れませんが、冬とは違う「春の匂い」なんだよね・・・。

　冷たかった北風も吹き止み、穏やかな「春の匂い」を感じながらの散歩でした。花粉症の人には申し訳ないけど、やっぱりこの匂いは花粉でしょうね。田舎育ちのあほまろには、花粉症なんてヤワな症状なんて無縁、春は空気の乾燥もおさまって、爽やかな風が運んで来る植物の芽吹く春の匂いに、希望も膨らんで来るのですよ。

　あほまろがいちばん強烈な印象で残っている春の想い出。高校を卒業して東京に出て来た昭和４１年の春のことです。親元を離れ希望と不安の入り交じった始めてのひとり暮らし。その時の東京の匂いが、ちょうど今朝のような「春の匂い」でしたよ。

　あれから何年経ってしまったのでしょうね。もう数えるもの難しくなってしまいましたけど、毎年「春の匂い」を感じるたびに、あの頃と同じ、希望と不安の入り交じった気持も繰り返しているのです。

　今年のあほまろの春、新たな事業として始まる、浅草文化資料館「三十坪の秘密基地」。希望と不安の入り交じったあの頃を思い出しながら、新生活のスタートにしなくちゃいけませんよね。

　ナナちゃんも一緒に頑張ってくれることでしょう。ナナちゃん、アクビなんかしてないでお手伝いもよろしくね。

　昨日、またまたあほまろの元に新しいカメラが飛んできました。
富士フイルムが今日から発売するAPS-Cセンサー搭載の「FinePix X100」。今回は、別売りのレンズフードと皮ケースも同時購入してみました。
　最初の一枚はもちろんナナちゃん。カメラを向けると、あほまろの椅子の上で変な顔されてしまったよ。

　すしや通りのアーケードもそろそろ完成ですね。看板の絵は、お馴染み田中画伯作です。

　アーケードの上ではまだ作業が続いているようでした。　

　六区側から見ると、段々になった異様な天井は・・・、

　聞くところによると、角のビルの反対によって､屋根の一部を削ることになってしまったようです。

　「FinePix X100」は、「新たに開発したフジノンレンズの優れた解像力を生かした高精細な風景写真がお得意」そんなうたい文句のようですが、もうちょっと撮ってみなくちゃ判りませんが、久しぶりに箱を開ける瞬間がドキドキしてしまったということは、オシャレなカメラに違いありませんけどね・・・。

Memo
FinePix X100
Fujinon Aspherical Super EBC 23mm f2