あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成22年9月6日(月)
- ヒロちゃんのお土産 -

日記写真

 蒸し暑い朝で、汗だくになって散歩から帰ってきましたよ。汗をかかないナナちゃんも、汗ばんだような気持ち悪そうな態度だったよね。そういえば、犬の散歩は当たり前だけど、猫にリードを付けて散歩させてる人って見たこと無いよね。そんなことしちゃ法律に触れる、ってワケ無いよね。

 我が家のやんちゃ者のヤマト君だったら、散歩できるかも。もうちょっと大きくなったら、ナナちゃんと一緒に散歩に連れ出してみようかな・・・。もし、そうなったらヒロちゃん焼きもち焼いたら困るよね。今朝も、バカなことを真剣に考えてしまうあほまろでした。
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 今朝のヒロちゃん、わざわざパワースポットまで、腐りかけたネズミを持って来てくれたのですよ。これって、「猫のおみやげ」って行動のようですが、それは、飼い猫が外から持ち込んで来る行動を指しているのです。ヒロちゃんのような野良猫は、自分の住処に持って行くのが「猫のおみやげ」行動じゃないかな。「今朝の猫ちゃん」もご覧ください。
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 最初にヒロちゃんから「猫のおみやげ」を貰ったのは、確か7月の始め頃だったかな。暑い昼下がり、あほまろひとりで浅草神社前を通った時、いつものようにヒロちゃんを呼んでみたのです。たぶん、昼寝をしていたであろうヒロちゃん、眠そうな顔をしながら、神楽殿の裏からノソノソ出て来たのですが、ナナちゃんが一緒じゃ無いのを確かめ、再び神楽殿の裏に戻ってしまったのです。

 やっぱりナナちゃんが居ないとダメなんだと、諦めて鳥居の方に歩いて行くと、にゃ〜ん・・・と、後ろからヒロちゃんの鳴き声。振り返ると、ヒロちゃんが何かをくわえ、こっちに歩いて来るじゃないですか。ヒロちゃんは、あほまろの目の前にくわえて来たカマキリの死骸を差し出したのです。その時は、ヒロちゃんいったい何がしたいのだろう・・・、しかし、なんとなくヒロちゃんの顔が、「いつもありがとう」とでも言ってるように見えたのですよね・・・。

 カマキリを置いたヒロちゃん、再び神楽殿の裏に戻って行きました。ヒロちゃんありがとう!。あほまろは、ヒロちゃんに聞こえるような大声でお礼を言い、ティッシュでカマキリを拾い神社を後にしたのでした。ヒロちゃんはきっと、ナナちゃんとお友だちにさせてもらってありがとうとでも言いたかったのでしょうね。これが、猫の恩返しってやつなのか・・・、そう思った瞬間、何故か涙が止まらなくなってしまったことがありました。

 ペットの仕付けには餌が必用といわれますが、ナナちゃんとヒロちゃんが仲良しになった経緯に「餌」の存在はありません。ヒロちゃんを境内で見かけるようになったのが去年の8月初め、ヒロちゃんの方からなんとなく近寄って来るようになったのが、11月の初めでした。その後、時々ナナちゃんに猫パンチをくらわして逃げて行くのです。それをナナちゃんは怒ることなく受け入れているうち、身体を擦り寄せて来るようになってしまったのです。

 初めての接触は2月の寒い朝、まるでナナちゃんに頭突きをするかのような体当たり、一瞬の出来事だったので写真に撮れませんでしたが、それを繰り返しているうちに、今のような関係にまで発展してしまったのです。

 今では、参拝に来るみなさんが不思議がるほどの仲の良さですが、当の二匹にとっては当たり前の行為なのです。いつまで、この関係が続くのか、これからも二匹の関係を見守りながら、写真を撮り続けて行くつもりです。
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 今朝のヤマト君。ソファーの上で朝日を眩しそうにしています。
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 机の上に飛び乗って、さてこれから何をしようかな・・・、
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 定番の行動は、茶箪笥の上の人形をくわえることでしたよね。ヤマト君もヒロちゃんのように、感謝の気持ちを態度で伝えてくれるようになったら、良いんだけど・・・。飼い猫に期待しても無理だよね。
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