おはようございます。ナナちゃんの居ない朝は散歩をする気にもなりませんね・・・。今頃は、浅草のワンちゃん仲間は愛犬と一緒に散歩していることでしょう。ナナちゃんもちゃんと散歩が出来たのかな・・・。

　あほまろは、大阪で朝を迎えました。「えべっさん」として親しまれる今宮戎神社で商売繁盛を願う「十日戎」に行ったのです。今年は３連休と天候にも恵まれ、境内は身動きができないほどの混雑ぶりでしたよ。神社の発表によると、午後９時現在で昨年より約８万１０００人多い約４５万９０００人が訪れたそうです。これも不景気を反映しているのでしょうかね。

　今宮戎神社の鳥居前には、福を求める人々が押し寄せています。一度に大勢の人が押し寄せる境内ですが、浅草のような厳しい警備はありません。それでも参拝客はちゃんと秩序を守って、入場制限の混乱も無いのです。そうなんですよ、それでないと今年の福が頂けないのですから、浅草のような警察主導の参拝とはちょっと違っているのです。警備に当たっている方は、おそろいの半纏を纏った神社の係員だけでも混乱は起きないのですよ。

　しかし、そこは大阪でしたよ。係員の方々に、兄ちゃんまだ入れへんのか、はよ〜してや、わて苦しいで・・・、はよ〜せんと福逃げてまうで、並んでいる方々の口々からは、東京では考えられない受け狙いの言葉、そうだそうだと周囲も同調する様子は、まるで吉本興業のお笑いでも聞いているようでしたよ。

　えべっさんの参拝は、まず本殿に参拝をし、社殿横で福笹を頂くのです。社務所の回廊にお揃いの着物の上に千早を着用し、頭には金の烏帽子を付け、ずら〜っと並んだ福娘の中からお気に入りを探し、その娘さんから福笹に縁起物を付けていただくのです。

　今年の福娘は45人です。今回は昨年よりも１３６人多い総勢２９６７人の応募があり、２０１０年度（第58代目）の代表は、同志社女子大１年の長田麻里さんに決まりました。しかし、長田さんはどこに座っているのかはわかりませんでしたよ。

　代表じゃなくても、どの福娘さんも福々しくてかわいい方々。

　それぞれのお好み福娘を見つけて、我先にと福を授かっていました。

　あほまろが今宮戎の「十日戎」を詣でるようになって、今年で３１年になるのです。毎年、大阪に住んでいるかつての撮影助手が機材を準備して待っててくれるので、とっても助かるのです。

　今年も福娘を中心に９００枚ほど撮らせていただきました。写真の現像は大変な作業になりますが、アルバムとして整理ができましたら、ネットでも公開いたしますね。

　境内で福を授ける方々は、福娘さんだけではありません。このようなギャルたちとか、

　子連れのおばちゃん、

　福神講の方々も黄色い声を張り上げながら、縁起物を売っているのです。

　撮影を終え、混雑する福娘さんたちはパス。あほまろが福を授かったのは、神社出口付近に居たこの方々から今年の福を授かってきましたよ。

　お参りを終えると、えべっさんの真後ろに回り、耳の遠いえべっさんに聞こえるように、大きなドラを叩きながら、たのんませ〜！と言って、参拝を終えるのです。手順通りのお参りをし、今年も良い年になりそうな予感を感じながら帰ってきました。

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