あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成21年12月7日(月) 旧暦10月21日赤口

日記写真

 あほまろはまだ大分に居ます。いまごろナナちゃんは女房と散歩をしているのかな・・・。昨夜、女房からの電話で、昨日のナナちゃんはあほまろの書斎でヒステリーを起こし、いつもの散歩バックを引っ張り出して振り回していたそうですよ。京都出張の時にも同じようにバッグに八つ当たりをして、中に入っている交換レンズまで床に転がっていたのに驚いたのです。そんな事態に備え、今回は出かける時にバッグのチャックを閉め、高い場所に置いてきたのですが、それでも探し出して振り回していたんですね・・・。

 賢いナナちゃん、散歩はあほまろと一緒じゃなければいけない、そんな意思表示だったのでしょう。かわいそうだったけど、お仕事なので我慢してちょうだいね。今日、ようやく帰ることができるので、帰ったらいっぱい遊んであげますよ。そして、久しぶりに一緒に寝ましょうね。

  今回の仕事は無事に終了しましたが、これからもう一つ仕事をこなしてから東京に帰ります。いつものワンちゃん仲間のみなさん、明日の朝は普段通りの時間に浅草寺を詣でますからね。

 泊まったいるホテルの部屋から大分駅が望めます。駅前の駐車場には、通勤に出かける方々の乗用車が次々に入って来る様子を見ていると、なんとなく鉄道模型のジオラマを見ているようです。こんな時こそ、「ジオラマモード」を使うチャンスかな。今回、持参したカメラ(オリンパスEP-2)に新たに加わった「ジオラマモード」を始めた使ってみましたよ。このモードは、上下をぼかし、まるで模型を撮っているような効果を創ってくれるのです。このような効果は、今まではアオリ機能を備えたビューカメラでした得られなかったのですが、こんな小型カメラでも気ままに得ることができるようになったんです。これぞまさにデジカメならではだよね。
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 今回は、手近な被写体で試してみましたが、ちゃんと狙いを定めて撮影に臨むことで、もっともっと模型チックな写真が楽しめそうですね。今度はワンちゃんたちもこのモードで撮ってみようかな。
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 昨日は、気温は低かったけど青空が広がって良いお天気だったので、会場の大分文化会館までのんびり歩くことにしました。その途中で見つけた銅像、ご存じ「荒城の月」の滝廉太郎さん。この場所にあった自宅で若干23歳の生涯を閉じたようです。
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 クリスマスが近づいたので、サンタクロースが外灯にぶら下がって遊んでましたよ。良い子はまねしちゃいけないよ。
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 こちらが会場となった大分文化会館。かつての府内城の中に建っているんですよ。
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 映画会を主催していただいた「大分合同新聞社」さんのPRコーナー。
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 ロビーには、映画のスチール写真も飾られました。
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 大分文化会館には、35ミリ映写機の備えが無いので、小倉の業者に依頼し臨時に設置されたとか。それにしても、かなり古い機材のようで、フイルムのロール切り替え信号には対応しなく、フイルムにパンチ穴を明けられてしまいましたよ。
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 開場前のリハーサルです。今回は、大分出身の活動弁士、麻生八咫(やた)さんと、娘の子八咫(こやた)さんが演じる「麻生八咫・子八咫の親子活弁とジオラマ映画」と題しての開催です。
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 「ゆめまち観音」の映写テスト。久しぶりの大画面、やっぱりフイルムの迫力は素晴らしかったですよ。
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 大分の方々は浅草と違って気が早いようで、大勢の方が開場前から押し寄せ、予定時間を早めての開場となりました。
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 麻生八咫(やた)さんと、娘の子八咫(こやた)さんの登場です。
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 第一部は、親子競演による片岡千恵蔵主演「瞼の母」。
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 昭和6年制作の映画も、現代の活弁によって見事新しい映画によみがえるのです。写真は片岡千恵蔵さんです。他にも、まだ可憐だった山田五十鈴さんも出演。とっても可愛らしいんだよね・・・。
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 上映を終え、大分文化会館で公開することが出来た喜びを語る麻生親子。
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 続いて第二部は「ゆめまち観音」。上映に先立ち、造形作家の山本高樹君、麻生子八咫ちゃんの三人で舞台挨拶。
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 映画の主人公を手に持った山本君
、こんな小さい人形が主役なんですよ。大勢の観客に照れながら話してましたよ。あほまろは話も格好も普段と変わることなく淡々とこなしたけどね。でも、調子に乗りすぎて予定時間をちょっとオーバー。あほまろ、久々に日記写真に登場、ごめんね。
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 「ゆめまち観音」の活弁は、麻生子八咫さんひとりで語ります。今回は、全編通し大分弁での活弁に挑戦しました。
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 自分の名前が出て来ると、なんとなくシャッターを押してしまうんだよね(笑)。
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 大分弁は、地元の方々は理解していても、あほまろにはところどころ意味不明な言葉も飛び出します。そんな訳で、笑う要素の無いシーンにも笑いが起こることも。これって、あほまろが考えていた通り、映画は活弁によって生かされている、それに尽きるのでしょうね。

 映画は何年も残ります。何年経っても、その時代の社会情勢と、常に変わっていく言葉使いによって新しい映画として観せることが出来るのです。しかし、いくら映画は残ったとしても、肝心の活弁士が居なくちゃ効果を発揮することができません。これからも子八咫ちゃんのような若い活弁士、育てていかなければいけないのでしょうね。
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 公演を終えた後は、大分文化振興会議と大分合同新聞社の関係者が集まって大分料理屋さんでの打ち上げです。
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 この時期の大分名物、関サバと関アジ。脂が乗ってプリプリと、おいしかったですよ。
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 宴もたけなわ、麻生八咫さんのミュージカルオペラ「龍馬」に初挑戦の顛末記に盛り上がりました。先月、浅草公会堂を皮切りに四国各地で公演されたお芝居で、麻生さんは岩崎弥太郎役をされたのです。
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 劇中歌も披露してくれましたよ。お酒の酔いも手伝って、支離滅裂だったけどね。それはともかくとして、今回の公演で尽力されたみなさんありがとうございました。そしてお疲れさま。
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 こちらが、大分合同新聞社の本社ビルです。大分文化会館のすぐ側で、大分で一番高いビルのようです。今日は、ここで「かぼす特命大使」の取材を受けることになっているのですよ。
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今朝の撮影データ
Olympus E-P2
Olympus Digital 14-42mm f3.5-5.6
Lumix G Vario 7-14mm f4

撮影枚数
334

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