あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成21年9月6日(日) 旧暦7月18日赤口
- 秋の味覚 
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日記写真

 今朝のワンちゃんはこちらのページに移動しました。
あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
● 第29回 浅草サンバカーニバル
● 浅草寺の不思議空間・パワースポット

『つくづくと』
 空気はカラッとして気持ちのいい秋晴れの朝になりました。どんどん涼しさも増しているのですが、ナナちゃんの抜け毛は未だに治まりません。そのおかげで痩せこけた身体丸出しになってしまいましたよ。あの逞しかった身体が何か貧相に見えてくるんですよね・・・。

 そういえば、最近はソフトバンクのCMにもあの白いワンちゃんの登場が無くなってしまいましたよね。たぶん、あのワンちゃんたちも抜け毛で撮るに耐えない身体になってしまったのでしょう。でも、これから冬にかけ徐々に毛も生えて来るのですが、元の姿に戻るのはナナちゃんの例から見ても12月になってしまうんですよね・・・。ナナちゃんとは対照的なあほまろ、頭の毛がどんどん抜けているだけで、新たに生える気配なし。それってとっても寂しいかも。あぁ、ナナちゃんが羨ましいな・・・。

 弟子の古麻呂、ただいま遅い夏休み中なのであります。そんな訳で、このとことあほまろは毎日秘密基地でひとりぽっちなのです。そんなことも忘れてパソコンに向かって原稿を書いていると、無意識にお〜ぃ!とか古麻呂を呼びそうになるんだよね。実は、今もそんな雰囲気になってしまったよ。毎朝、あほまろが秘密基地に来てパソコンの電源を入れると同時にコーヒーを持って来てくれる。それが当たり前になっているのですが、お〜ぃ、今日はまだか〜!とか、叫びそうになってしまったんだよね・・・。

 今頃は彼女と一緒にどっかでイチャイチャしてるんだろうな・・・、でも、夏休みは今日まで。明日からはいつも通り秘密基地に戻っていることでしょう。それまでは、何でも自分でやらなくちゃいけないんだよ。あほまろ。

 ひとりになった夕方は寂しいものです。思えば、昨日は週末なので電話もかかって来ないし、考えてみたら朝の散歩のみんさんをお喋りをしてから、日中は誰とも喋っていなかったんだよね・・・。だからといって、真っ直ぐ帰って女房と喋るのもつまんないし、思いっきりだれかと喋りたい、そんな衝動にかられてしまったんだよ。かといって、馴染みの寿司屋に行けば、せっかく観音様に願掛けた禁酒の決心が揺らいでしまうのも困るし、かといって友人の店に行けば行くで絶対に飲まされるし、だからといって、喫茶店でコーヒーだけ飲んでも、飯喰わなければいけないし・・・。外に出てあちこちブラブラ、あぁ、困った困ったって漢字を忘れてしまったあほまろは感じたんだよ。

 そうだ、もう秋なんだよね。食いしん坊にはたまらない季節になってしまったのですよ。秋の味覚といえば、松茸、そろそろお店で出されているんだろうな・・・。そういえば、いつもの寿司屋さんは旬になると必ず入れてたよな・・・、どんな松茸なのかちょっとだけ見せてもらうのも良いかも。買わなくても匂いくらいは嗅がせてもらって、家に帰って女房に小言を言いながら、赤いきつねでも食べて寝ようっと。
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 松茸入ってる?今日は岩手から新鮮なのが入ってるよ。今日は真っ直ぐ帰るけど、ちょっとだけ見せてちょうだい。見るだけ・・・、ま、しかたないから見せてあげると、新聞紙で包まれた木箱を開け、見せてくれましたよ。
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 ん〜、これが松茸なのか・・・、見た目はあまり美味しそうには見えないけど、匂いは確かに松茸だよね。もし、もしも、これを焼いてもらうとしたらいったい幾らとられるのかな・・・。貧乏人にはとうてい口に入る代物では無いので、見ただけでありがとう・・・、とはいかなかったんだよね・・・。

 焼きますか?そうだね、旬だから一本だけ。
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 そして、こんな格好になって目の前に登場してしまいました。焼く前も後も格好はたいして変わってませんが、匂いが強くなっていたかな。お隣の常連のおにいいちゃんも匂いたそうな顔してこっちを見ているんだよね・・・。そうなったら、ひとりだけで食べるって訳にもいきませんよね。とりあえず細かく裂いて、カボスをかけ、ひとかけらだけのお裾分けしてあげたんだよ。

 松茸は、旬だから食べるのであって、あほまろには決して美味しい食べ物とは思いません。こんなんだったら、シイタケの煮付けの方がもっともっと美味しく思えるんだけど、値段は数十倍なんだよね。人間ってどうして高い物が美味しいと相場を創り上げてしまったのでしょう。複雑な気持ちを和らげるためと、やはり喉も渇くので・・・。よく冷えた麦茶を頂いていると、複雑な気持ちも和らいでいくのでした。
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 松茸と人気を二分する秋の味覚といえば、やっぱり秋刀魚ですよね。新鮮なのが入ってるよ。主人のそんな言葉につられ、焼いてもらおうかな。頭は付けておく、それともとる?どっちでも良いけど、めんどくさいので頭と内臓は抜いておいてよ。実は、あほまろは魚の頭は苦手なんですよ。あんなの人間の喰うものじゃ無いよね。もっと大きな魚のカマの目玉が美味しとか、バカ言ってんじゃ無いよ。あほまろが頭から食べる魚はシラスと桜えび。

 そんな訳で、こんな格好になって大根おろしと一緒に出てきましたよ。

 ところでこの秋刀魚はどこでとれたの、と、聞くのを忘れてしまったけど、目黒じゃとれないし、やっぱりどっかの海なんだろうな・・・。
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 さて、あほまろは今日から再び、禁酒を宣言するぞ。
『東京スカイツリー』
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 毎日ちょっとずつちょっとずつ、でも、過去の写真を振り返って見ると確実に高さを増していますよ。
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『ジオラマで訪ねる荷風の世界』
 永井荷風生誕130年、没後50年企画 
 明治から昭和にかけて、多くの作品を残した文豪永井荷風は、江戸情緒を残す人情味豊かな東京・下町をことのほか愛した作家でした。

 今回の展示会では、永井荷風生誕130年、没後50年企画として、荷風ファンでもある造形作家山本高樹氏が、荷風の歩いた町「浅草・玉の井・銀座」をジオラマで再現し「荷風の世界」をご紹介します。この展示にあたり、新たに戦後の浅草六区の象徴でもあった「浅草ロック座」の外観を25分の1の模型で再現しました。当時のロック座の客席は200席、そのうちの50席と満員の観客と踊り子たちの姿も再現、また、踊り子たちと楽屋で談笑する荷風を始め、木戸番、裏方たちの様子も楽しめます。
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会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年7月14日(火)〜9月13日(日)
   入場無料
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800

『今朝の浅草』

 今朝も5時で閉店したカラオケ店から酔っぱらいの大群が出てきました。本当に酔っぱらいって嫌な人種だよね。あほまろは酒を止めて良かったよ。
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 昨日の日記で浅草寺にもパワスポットが存在するのでは無いのか、自称テレビでも活躍していという霊能者の方よりメールを受け取りました。
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 浅草寺は、以前、江戸幕府開祖である徳川家康公を東照宮大権現として祀った東照宮が存在していたことで、日光東照宮と同様、徳川家康公のパワーがこめられている、風水的にもかなり強力なパワースポットであることは、私の著書にも記されている。
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 そんな内容です。
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 その方の著書のタイトルは記されてませんが、「高級天珠」なる天然瑪瑙の宣伝が延々記されているのです。
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『今朝の宝蔵門』

 その一説をみなさんにもご覧にいれますね。
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 遠い昔、チベット全土が疫病に襲われ人々が苦しみにあえいでいた。ヴァジュラ・ヴァラヒ(金剛亥母)というとてつもなく強力な女神がこれを哀れんで地表に降り立ち、一切の災難・病魔・災害を絶つよう「呪」を込めた「ジー」という名の宝珠を人々に授けた。すると、これを手にした人の病はたちどころに癒され、そこから波紋が広がるようにして疫病は消滅した、という伝説がある。
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 「ジー」とはチベット、ネパールなどのヒマラヤ文化圏で神仏のパワーが宿ると信奉されてきた。心底魅惑的で不思議な霊力を宿したパワーオブジェクトのことです。 
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 ジービーズの多くは天然瑪瑙(メノウ)を加工して作られ、中心には紐通しの穴があけられ、表面には聖眼やチベット密教のシンボルが記されています。
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 これらの模様は、特殊な技法を用いて内部深くまで侵蝕されたもので、ビーズが存続する限り消えることが無いそうです。この不滅性と霊験新たかな意匠のゆえに、パワーグッズの中でずば抜けて守護力の強い護符として一千年以上の間、天空に近い土地に暮らす人々の宝物となってきたものです。
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『今朝の本堂』 

 ま、そんなことが延々記されているんですよ。
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 そして最後に、パワースポット入るには「ジー」を持って入らなければ、強い恨みや憎しみを抱いた死者が現世にて鬼として現れることがあるとか。
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 そんなご利益のある高級天珠っていったいいくらすると思いますか。
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 価格によってご利益の量が違うようで、一個が5万円〜30万円もするんだよ。
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 それにしても、ネットでパワスポットに触れたことに対する反応、こんなに早く出るとは驚きですね。
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 それよりも、あほまろのページにパワースポットのことが書かれているってのを、いった誰に聞いたのでしょう。そっちの方が気になりますよ。
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 先日も、金運が舞い込む財布とか怪しい業者が捕まりましたよね。
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 我々、浅草寺を詣でる者にとって、開運グッツは必要ありません。
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 毎朝、きちんとお参りしていることで、観音パワーを貰っているのですからね。
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 まさに信じる者は救われる。
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 イワシの頭も信心から、でも、あほまろは魚の頭が嫌いなので、それは信じないけどね。
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 今朝も天然瑪瑙の話題で大笑い、誰も信じませんよね。
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 今朝の日の出は午前5時16分です。ちょうどあほまろが境内に入った時間でした。 
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 その頃の西の空です。
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 白いトンエンルも少しずつ明るくなる時刻なんだよね。
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『本堂から宝蔵門の大提灯』 
 
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 こんな朝っぱらから観光客が訪れています。せっかく浅草寺にいらっしゃったので、例のパワースポットを教えてあげましたよ。
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『今朝の境内』

 
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 新しく咲いたハスの花ですが、完全に開花する前にしぼんでしまったようです。きっと、民主党政権もこのハスと同じ運命をたどるのかも。
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 誰でも良いから、日本の景気を良くしてちょうだい。
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 鐘楼に向かうお坊さん、パワースポットに一礼して行きました。やっぱりここは何か有るんだよな・・・。
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 そういえば、本来の浅草寺は天台宗。天台宗のお坊さんで有名な方々はみなさん風水師ですよね。その中でも有名なのが江戸城を風水で占った天海僧正です。言い伝えによれば、135歳の寿命を全うしたということです。現在の東京の風水を語るに、この人物の存在なくしては出来ないでしょう。
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 パワースポットの中心から望む五重塔。なんとなくいつもよりもありがたく見えてたりして。
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 二尊仏。
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 あほまろにとっては、ここもパワースポットなのです。
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 浅草寺境内は総てがパワースポットといっても過言では無いんでしょうね。
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 あほまろはこの数週間、風水関連の書籍とネットを読みあさっているのです。
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 そこで気づいたのは、
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 気の流れは、自然界の太陽と風の流れを体系的に表したものだったってことです。当たり前のように、家を建てるのは南向きが良いとか、土地がよければ子孫は繁栄し、悪ければ没落するとか、何か当たり前とされることを複雑な表現で表しているに過ぎない。そんなことだったよ。
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『今朝の浅草神社』   
 
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『今朝の猫ちゃん』
 浅草神社のA猫ちゃん。今朝もいつもの場所で餌おじさんを待ってますね。 
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 黒C猫ちゃんもこんなところで待ってます。
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 でもね、今朝は会社のお休み日曜日なんだよね。
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 たぶん、来てくれないと思うんだけど・・・。
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 それでも諦めません。木の上に登って遠くから来るのを見守っていようかな・・・。
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 あほまろはそろそろ浅草寺の開門時間だよ。また明日ね、バイバイ〜!
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 パワースポットに座っていた三毛猫ちゃん。やっぱり中心に居ると気分が良いのでしょうね。あほまろが近づくと逃げちゃったよ。
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 奥山文化広場のペロちゃん。あほまろの口笛を聞くとどこからともなく現れるんだよ。
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 クロもそうだよね。
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 でも、ごめんね。今日は何も持って来なかったの。
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 おまいりまちの田中猫画伯、今朝はいったい何を描いているのでしょう。全体を見ると判るけど、教えない。
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『今朝の町並み』
 秋晴れの朝、日が登って来るとシャドーとハイライトの差が大きくなってくるのです。
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 逆光なので、空がぶっとんでしまいました。
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 新仲見世です。
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 突き当たりは松屋でパート。
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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記





今朝の写真
Canon EOS 5D Mark II
Canon EF17-40 F4L USM
Canon EF24-105 F4L IS USM
Canon EF70-200 F40L USM
現像 Adobe Photoshop Lightroom 2
撮影枚数544枚

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