あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成21年7月5日(日) 旧暦閏5月13日大安
- 先生にいいつける 
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日記写真

 今朝のワンちゃんはこちらのページに移動しました。
あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
● かっぱ橋本通り 下町七夕まつり

『つくづくと』
 雲が多い空で涼しい朝になりました。今日は雨の心配は無いようですが、これから日中にかけて気温も上がりムシムシするようです。でも、あほまろは特に出かける予定も無いので、ナナちゃんと一緒に秘密基地で、いつか観ようと録り溜めた数百本の映画でも観て過ごそうかなとか思って、飲み物とスナック菓子を買い込んでいざテレビの前に座ると、いつも、オンエアー中の番組に見入ってしまうんですよね。過去の映画は録画しているからいつでも観れるので・・・、とかいいながらどんどん溜まっていくハイビジョン収録のブルーレィディスク、もう300枚を超えてしまったンですよ。結局、いつまで経っても観られないってことを百も知りながらも気になった裏番組を収録しているんだよね。それで、ますます溜まってしまう。

 そんな状況にも関わらず、ビデオショップに並ぶDVDも気になって買ってしまうのは更にいけないよね。

 先日も、帝政ロシアの小説家トルストイの大河小説を映画化した「戦争と平和」、モスクワ映画撮影所が1965〜67年の3年間に渡って全4部作を製作した大長編映画を買ってしまいました。合戦のシーンは、当時の冷戦時代でありながらも、アメリカ軍とソ連軍の強力で制作されたことが話題になり、公開当時の劇場は連日満席。ところが・・・、これがまた複雑な物語で、更に登場人物の多さが更に頭の中を混乱させ、一度や二度では内容を把握できなかったこと、パッケージを見て思い出してしまったのがいけなかったンです。買ったは良いのですが、この映画を総て観るには全四巻424分、7時間以上もかかってしまうのが辛いンだけど、今日は、せめて半分くらい観ることにしようかな。

 なんで今更「戦争と平和」を思い出したかといえば、浅草寺境内に安置されている「平和地蔵尊」を見ながら思い出してしまったって訳です。「戦争と平和」とは反対語とされています。でも、戦争の対義語はどうも平和じゃ無いですよね。太平洋戦争に関わるすべての人は、自分が正義で、平和のために戦っていると信じていたのです。その戦争によって平和がもたらされる。結果、太平洋戦争で戦った敵同士、勝敗に関係無く平和がもたらされた。

 それじゃこれからも戦争が好きですか?
 今、北朝鮮が核開発を進め、日本どころかアメリカ本土まで射程におさめるミサイルが装備されています。その力を誇るかのように、昨日は米国の独立記念日を意識してか、ミサイル計7発が撃たれました。日本政府は、安全保障上の重大な挑発行為だと、北朝鮮に厳重に抗議するとともに、北朝鮮への制裁の徹底などを国際社会に訴える方針を明らかにしました。そうです、またまた前回とも前々回とも同じことを明らかにしたのです。

 子どもの頃、悪い子といえば、人の物を盗む、陰口を言う、遊びの主導権を握りたがる、そんな時「先生にいいつけるぞ!」の一言の効果はてきめんでしたよね。それでも止めない奴は、本当に先生に言いつけたら叱られた。日本政府の遺憾の意も「危険なミサイルで遊んだら、先生に言いつけるぞ!」と、何度も何度もいってる、それと同じに思えてならないのですが・・・。

 ところで、日本が恐がる先生といえば、自ずと知れるアメリカ先生ですよね。先日、『日米間に核兵器の持ち込みに関する密約など存在しない』。そう言い続けている日本政府の「うそ」を突き崩す新証言が、1987年から89年まで外務省の事務次官をつとめた村田良平氏から語られました。それ以外にも、『朝鮮半島有事の際には事前協議なしに在日米軍が日本の基地から出撃できる』としたものや、『極東有事の際に沖縄への核再持ち込みを認める』と約束したことなど、いずれも60年代に交わされていたことは、米国務省の公文書やライシャワー元駐日米大使の証言などで明らかにされていますね。既に、日本には核配備がなされているのです。朝鮮半島有事の際には事前協議なしに在日米軍が日本の基地から出撃できるのです。

 「私は平和主義でいきます!」と何度言おうと、金正日はお構いなしに悪さをしている。先生にいってもきかないのなら、平和ボケの日本からアメリカ軍が袋叩きに出撃するンだぞ・・・。それらからして「戦争と平和」って言葉は、反対語じゃ無いよね。

 ところで、北朝鮮が恐がる先生っていった誰なのかな・・・。

 ナナちゃんわかンない・・・。あほまろの横で、いつもの格好でふてくされています。
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 眠たいんだから、意味のわかんないことで起こさないでよね。
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『今朝の浅草』

 今朝も酔っぱらいが騒いでいる雷門前でしたよ。最近は24時間営業のお店が多くなったので、朝っぱらから酔っぱらいが目立ちすぎ。
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 屋根が取り付けられた仲見世。
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 屋根のおかげで定点観測の本堂が見えなくなってしまったね。それと、昨日から伝法院の前に「撮影禁止」の看板が張り出されたので、いつも伝法院のお庭は撮れなくなってしまいました。
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『今朝の宝蔵門』

 こちらは禁止看板が無いので、まだ撮っても大丈夫だよね。
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『今朝の本堂』 

 本堂の写真は大丈夫だけど、
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 いつもの賽銭箱の前から撮っている写真を止めてくださいと言われてしまったよ。真ん中に立っていると、後ろの人がお参り出来ないと苦情が来たとか。立っているといっても、開門の前後1分前だけなのにね・・・。
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 苦情が来たからなんて大義名分をいってたけど、本当はあほまろの定点観察そのものを止めさせたかったのかな。なにか意地悪されたようなので、こっちからお断りしましょう。
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 こんな写真を撮り続けていると、またまた苦情が来たとか言うのかな・・・。
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 もし、そこまで言われたら、浅草寺境内には来ないよ。
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 とりあえず巻かれなければいけないほど、長いものなので・・・。
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『本堂から宝蔵門』
 正面に立つことがダメなら、
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 こんな一瞬も禁止なのかな・・・。 
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 警備員から怒られるまで、これだけは撮り続けよう。
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『本堂から宝蔵門の大提灯』 
 ネットで目立つと足を引っ張る人が出て来るんだよ。
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 そんな時は、ハイハイって聞き流しましょう、それが平和っていうものだよ。
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『今朝の境内』

 朝の常連さんたちに慰められてしまったよ。
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 旧五重塔の跡碑の周り、そろそろ完成ですね。
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 境内には、ほおづき市の屋台区割りのポールが増え続けています。でも、今年は工事中のため、本堂周辺の出展業者は減らされるのでしょうね。
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 終戦以降、憲法第九条の戦争放棄により、長く戦争から遠ざかっている日本及び日本人の国際的見地での常識の欠如や危機感の低さを表す言葉が「平和ボケ」なんだよね。
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 しかし、そろそろボケは治さないと、いつ、金正日が爆弾打ち込んで来るかも知れないんだよね。
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 でも、長い間ボケてしまったので、日本政府というか官僚たちは、平和じゃなくてもボケっぱなしかもね。
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 日本人の危機意識と、安全保障意識どっちも失せているのですからね・・・。
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 戦争はしなくても、軍備を持つ我が国、
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 憲法9条を改憲して自衛隊を正式な国軍にすると主張する連中、徴兵制度を復活させるわけじゃないでしょうね。そんなこと考えたら先生にいいつけるぞ!
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 焼け野原から復活した東京を再び戦火から守るためには・・・、今の自衛隊じゃ頼りないし、本当にアメリカ軍が守ってくれるのかな・・・。
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 せめて、あほまろが生きている間だけは、戦争が起こりませんように。文字にするとかなり身勝手だけど、誰もがそう思っていますよね。
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 このように綺麗に整備された境内、誰だってこのままで居て欲しい、そう思っているし、思い続けたいよね。
 あじさいは、どんどん衰退してますね・・・。
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『今朝の浅草神社』   
 
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『今朝の猫ちゃん』
 涼しいのに、階段にじ〜っと動かない猫ちゃん。
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 いつもなら、上のB猫ちゃんは逃げてるはずなのにね・・・。
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 ゴロゴロ茶屋のシャッター絵。昨日、七夕まつりを見に、田中画伯の事務所におじゃまし、ごちそうになってしまいました。そこで、今回のシャッター絵の原画を見せていただきましたよ。
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 上のシャッター部分の原画です。
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 こちらは、仲見世の隅田川よりの路地にある「よ兵衛」さん。鳥獣戯画風の絵を描いている途中です。
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 こちらが原画。田中画伯は二カ所掛け持ちで作業されているのです。ご苦労様。
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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記


 




今朝の写真
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
ZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3
撮影枚数386枚

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