平成21年6月23日(火) 旧暦閏5月1日大安 - 本音と建前 -
今朝のワンちゃんはこちらのページに移動しました。 ● 高幡不動尊 あじさいまつり
『つくづくと』 朝から真夏の蒸し暑さです。予報によると今年初めての真夏日になるらしいとか、日中の最高気温が30℃以上になってしまうようですね。暑くなると弱ってくるのが我が家の北海道犬のナナちゃんです。なにしろ身体全体が硬く長い毛と、柔らかく短い毛の二重構造のおかげで寒さには強いのですが、この暑さには耐えきれないようです。そんな訳で、我が家のエアコンを省エネ設定にすることができないンですよね・・・。家だけは、エアコンギンギンを許してもらいたい、家だけは、家だけは、家だけは、誰もが同じことを思いながら、実際は誰もがエアコンギンギ、それでも世間体を考え、他人に語る時には、我が家も省エネやってるよ。えぇと、自分の自分の為の自分による・・・、まるで政治献金の本音と建前、動物みんなラマルクによって提唱された進化論を立証しているのかな。これが、用不用説ってやつかも、そんなことナナちゃんには関係ないけど、ただただ暑苦しいだけなんです。 本音と建前を上手に使い分けられる人を、世渡りのうまい人なンだよね。以前に某有名企業の創業者の公演で、本音と建前の考え方は日本独特の考え方である、そんなことを聞いたことがあります。確か、思ったことをストレートに口にする、いわゆる本音で会話が出来るのが西洋人で、本心を隠しその場しのぎの建前で相手に合わせてしまうのが日本人だとか。 当時は企業の経営者をやっていたあほまろ、その公演を聞いて、グローバルな企業となっていくためには、今までのような本音と建前が混じりあった交渉はよくないことだと信じてしまったのです。これからは、すべて本音でいくぞ、しばらくは「本音」だけでさまざまな交渉や決定を行っていた時期がありました。その結果、いろいろな問題を起こしてしまったンですよね・・・。 本音とは、自分の内心にある真実ですが、それが正しいとは限りません。たとえば、初対面の人との出会いの第一印象、嫌いか好きか、その後の会談が進むうちに、その言葉が嘘か誠か、そしてその場の結論を出す時には、相手は立前ばかり喋っていたので信用できないと思いながらも、相手の立場を気遣って立前で別れた方が無難、とは、考えず、隠しごとはよくない、私はこう思っているので取引は出来ません。日本人相手には、本音で判断ミスをしてしまったことも多かったンですよ。でも、それが名詞をテーブルに投げつけて挨拶をするのが当たり前の欧米人との交渉であったら、物事をはっきり言った方がお互いに信用しあえることも多いのです。 ある日、映画のドラキュラにそっくりな先方の責任者と商談を終え、食事を共にしたのです。あほまろは遠慮してニンニク抜きのパスタを頼んであげたのに、彼は、ニンニクたっぷりのパスタを注文。ついついあほまろは、“安心したよ”って呟いてしまいました。彼の応えは、“これで証明できただろ”、おかげで、それから彼の会社と、長い友好関係を保つことができたンだよね。 今でも、あほまろは本音は良いこと、建前は悪いことの考えは変わっていません。また、あいまいな返答も嫌いなので、善し悪しの判断は即決。そのことで、その後にもたらす影響なんての、考えなくても良い自由気ままな生活を送っているのですからね。
建前は、社会や人間関係という歯車を回すための潤滑油と表現した作家がいます。あほまろは反対に建前だけで会話を終えると、歯車に砂をかける行為のようにも思えるのですよね、そう思いませんが雷門さま。 暑い暑い蒸し暑い。ちょっと歩いただけで汗だく。ナナちゃんもちょっとだけ辛そうだったよ。 おや、本堂の鉄骨梁が11本になってますね。これで梁の設置も、ちょっとだけ終わったのかな。 昨夜はちょっと出かけ、ちょっとみんなと、ちょっとだけちょっとしたので、ちょっと寝坊。 慌てて出かけたので、いつもの場所をちょっとだけ撮るの忘れてしまったようですね。
暑い暑い、宝蔵門の上にはちょっとだけ青空。 本堂前に、ちょっとだけ参拝者。いつもの方々だったね。 裏は表を意味し、表には裏もある。何が言いたいかというと、表があれば裏もあるってこと。
こちらが正面。その裏は表には出ない裏なのです。まるで、あほまろの生活の裏で母ちゃんが支えている。内助の功ってことかな。 そんな言葉、今の時代はちょっとだけ薄れてしまったよね・・・。 インターネットが裏を表に変えつつある世界。 特に今回のイランの裏情報を伝えているのが、インターネットなのです。 市民に対する武力行使があからさまになっていることをイラン政府も把握しているようですが、これだけは神様でも止めることは出来ないんだよね・・・。 イランの犠牲者の冥福をお祈り申し上げます。アーメンじゃなかったよね。 そういえば、「表」と「裏」の表現って多いね。 表玄関、裏玄関、表日本、裏日本、表千家、裏千家、表舞台、裏舞台、表献金、裏献金、そういえば、本音と建前も同じかな。 『本堂から宝蔵門』 6時の開門を待つ方々はちょっとだけ。 でも、参拝済んで出て来る人はちょっと増える。それがなぜかと尋ねたら、横のドアからやって来た。 『本堂から宝蔵門の大提灯』 雨上がりの仲見世通り、ちょとだけ湯気が上がってたよ。
「かぐや」と「おきな」、表と裏で異なる月の重力場を明らかにすたよね。 左右が変わった五重塔の位置によって、浅草寺の重力場は、そんなの変わっていないよね。 この工事、水はけを良くする側溝設置のようですね。 表の二尊仏。 表の三地蔵は、裏の二尊仏でもあるのです。 影向堂のお庭。 あえて説明したくは無いけど、何か書かなきゃ歯抜けのようで、見ても判る池の鯉。本音だよ。 まるで中国山東省の一等賞みたいな・・・。それって建前。 お堂が並ぶ影向堂境内。 こっちも観音様だよ。聖観音と記されているので、こっちの観音様の方が聖しいのかな。 淡島堂です。 いつものあじさい。あほまろは、あじさいが好きなんだよね。これ本音。
『今朝の浅草神社』 いつもの神社は書くこと無し。 茅の輪くぐって、本音でよろしくね。 洒落じゃないけど浅草の神田。 あっち側、 そっち側、 こっち側、 浅草神社の猫ちゃん、今朝は傘の下でじ〜っとしてるんだよね。 おや、トラが焼き餅焼いてるようだね。
今朝の写真 OLYMPUS E-30 ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0 ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD ZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3 撮影枚数374枚