平成21年6月21日(日) 旧暦5月29日先負 - 濡れた印籠 -
今朝のワンちゃんはこちらのページに移動しました。 ● 高幡不動尊 あじさいまつり
『つくづくと』 激しい雨の朝になりました。ナナちゃんは外に出たくないよと、嫌がって尻込みしているのです。でもね、外じゃないと用を足せないでしょ。それじゃとばかりに、玄関を出た瞬間に用を済ませ、もう帰ろうよなんだよね・・・。 モモちゃんが元気だった頃は、外に出るのが嬉しくてどんなに激しい雨でも雪でも、楽しんで歩いていたのです。そしてあほまろが写真を撮っていると、早く行こうよと言わんばかりに、まるで悪戯坊主の顔をしながら、足下でブルブルやってあほまろを困らせていたのですよ。それとは正反対のナナちゃん、濡れるのが嫌なのか面倒くさいのか、雨が大の苦手なのです。それが判るのは尻尾です。常にだらっと垂れ下げ、しかたなく着いて来るンですよ。それよりも犬であったら当然の行為、濡れた身体のブルブルだって、歩いている最中にはしないのです。仲見世を歩く時には軒下を歩きたがり、境内に入ったら雨の当たらない屋根の下から動こうとしないんですよ。雨でも定点観測の場所を巡らなければいけないのに、リードを引っ張って困らせる、いけない犬だよね・・・。 ナナちゃんの気持ちを思い通りに コントロールするには、はやり食べ物で釣るしか無いのです。そのため、散歩の通い袋、実はカメラバッグの中には、常に「ミニボーロ」ってお菓子が入っているのです。ナナちゃんにとっては、水戸黄門の印籠よりも効果は絶大なんですよ。 以前、犬用の中国製のポーロを買ったら、中に固い異物が混じっていたので、それ以来、人間の赤ちゃん用、カルシウム摂取のために衛生的に作られたポーロを求めているのです。ナナちゃんは、ポーロの袋を見ただけで言うことを聞いてくれるようになったので、しばらく開封しない状態で持ち歩いていたのです。でも、賞味期限が迫っていることに気付き、数日前に境内に集まるワンちゃんたちにお裾分け、その残りをそのままバッグに仕舞ったのがいけなかったんですよね・・・。 なかなか屋根の下から出たがらないナナちゃんの機嫌をとろうと、バッグの中に手を入れてビックリ。残ったポーロが袋から飛び出し、それにこの雨が染み込んで、バッグの中がドロドロになってしまたよ・・・。バッグは良いとしても、広角レンズにまでベットリ付着しているのです。このレンズ、超広角を実現するため先端のレンズが出目金のように飛び出しているので、レンズ保護のフィルタを付けることが出来なかったのです。伝法院で使った後、キャップを付けたつもりが付いてなかったのでしょうね・・・、おかげで、レンズの正面がミニポーロコーティング。帰ってから無水アルコールで拭いてみたのですが、汚れが本物のコーティングまで達してなければ良いのですが・・・。ED 7-14mm F4.0って、オリンパスの中では高価なレンズだったのにね・・・。 これでナナちゃん用の印籠が無くなってしまった。また備えておかなければいけないのですが、ナナちゃんに対して印籠の効果は、中身よりも外観なんですよね。袋はまだ残っているので、洗って乾かしたら、ダミーを入れて再び使えるかも。便利な印籠ですよね。 そう、水戸黄門ちゃま、命をかけて敵と戦う前に印籠を見せて事を穏便に済ませたら良いのにと思うけど、ドラマが始まってすぐに犯罪を企む悪党どもの隠れ家に踏み込んで印籠を出したらドラマの体をなさないからだよね。それにしても、いかな殿様であろうとも「ぐう」の音も出ない。ちなみに「ぐう」とは、一言も反論や弁解ができないことを言うけど、ドラマを見ていると、押さえ付けられて苦しい時に発する奇声のことのようにも感じてしまうよね。 ごめんごめん、またまた関係無い方向に走ってしまったし・・・。えぇと、そうだ、ポーロの話だったね。ナナちゃんにとって、「ぐう」の音を出してのたうつ悲鳴も出ないほどの絶大な権威を持つポーロ。しかし、ナナちゃんは悪人じゃ無いので、ひたすらに平身低頭して身を縮めるようなことはしませんよ。ポーロ一粒で一件落着。そして、あほまろナナちゃん様御一行の旅はこれからも続くのであります。 「おわり」
土砂降りの中を歩いて雷門前まで来ると、雨が一瞬降り止んでくれました。 と、思ったら、更に激しく降りやがるか! 見て見て、といってもこの写真じゃ見えないか。 去年までのこの時期には、仲見世に可動式の屋根が取り付けられていたので、雨の日は助かったんだけどね・・・。 伝法院の前庭。 ここでこの写真を撮った後、レンズにキャップをするのを忘れてバッグに入れてしまったンですよ。 どうでも良い、こんな写真を撮るために・・・。
凄すぎてぐうの音も出ないって表現することあるよね。 それじゃ、凄くなければぐうって声が出るのかな。
昨日、あほまろは高幡八幡に行ってきたよ。 22年ぶりに行ったんだけど、 お守り売りのおばちゃんが、22年前とは、かなり変わってしまったでしょう。 変わったのかな・・・。よく分からないよ。 だって、当時の記憶がぶっ飛んでるからね。 ただ、行ったことが有った。丘のようなところを歩いて疲れた。覚えているのはそれだけだったもので・・・。 でも、不思議と「あっ、来たことある」なんて思い出してしまったよ。 当時は、あじさいの名所とは知らなかったンだよ。 20年ぶりに浅草を訪れた方は、驚くだろうな・・・。 浅草寺が鉄骨だらけになってしまったんだからね。おや、次の鉄骨も組み上がったようですね。これを上げると、お終いかな。 『本堂から宝蔵門』 雨でも晴れでも同じく写る宝蔵門。 あたりまえだのクラッカー。 俺がこんなに強いのも、ってのが前に付いてたよね。 『本堂から宝蔵門の大提灯』
梅雨、 雨の境内。 雨のち想い出、 ロマンチックな雨、 それはそれは、酸性雨。 ワンちゃんが来なかったし、ナナちゃんが嫌がるし、こんな時間のお帰りでした。 いつもの場所を早足で巡りましょう。 池の鯉も、雨のおかげで池も濃い。 池の恋い伝説は多いよね。不忍池の恋伝説とか、八重垣神社の鏡池の恋伝説。でも、ここ影向堂のお庭の池には鯉しか住んでいないよ。 これも、 これも、 これだって、たまにしか載せないけど、毎日撮ってるんだよ。 これだって毎日だよね。高幡不動とは咲いてる様子は違うけど、これはこれで、あほまろにとって、味わいがあるんだよ。 そして、初登場は浅草温泉のつたのからまるチャペルじゃ無くて、ブドウなんだよね。 そろそろ時間になってしました。猫も隠れてしまったことだし、今日はこの辺でおわりにしましょう。
『今朝の浅草神社』
今朝の写真 OLYMPUS E-30 ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0 ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD ZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3 撮影枚数268枚