今朝のワンちゃんはこちらのページに移動しました。

『つくづくと』
　雨が続きますね・・・。モモちゃん、目に涙をいっぱい溜めて苦しそうな息をしながら横になっています。深夜３時頃、モモちゃんの息が止まったと女房がモモちゃんを抱いて寝室に駆け込んで来たのです。でも、あほまろの顔を見た途端に再び息を吹き返したんですよね。きっと、一緒に居て欲しかったのでしょう。でもね、あほまろは朝の散歩もあるし、悪いけどもう一度寝させてもらいますよ。

　そんなこともあって、目覚めたのが３０分寝坊の午前５時４０分でした。これは大変、とりあえずモモちゃんの無事を確かめて、ナナちゃんを連れ、激しい雨の中を走って浅草寺に駆け付けたのでした。開門３分前でしたよ。毎日のよりどころというか、拘りというか、１日の始まりと決めている開門の瞬間、それを逃すと、一日よくない状態で過ごさなければいけないような気分になってしまうんですよね・・・。特に、生死を彷徨っているモモちゃんのためにも、今日が良い日でありますように、そんな願いが叶わなくなってしまいそうで・・・。

　愛犬の散歩も拘りのひとつ。おかげで、あほまろは浅草を離れることが出来ません。また、日記の更新があるので午前中は仕事にはなりません。しかし、愛犬の散歩は自分がしなくても、家族の手助けで週に何日とかローテーションだって組めるのです。家族もそれを嫌がってはいないので、いつ止めても構わないのかも・・・。そうなったら、旅行をしてみたい。夜明けの海を見てみたい。季節の花を追いかけてみたい。もし許されるのなら、のんびり田舎で暮らしてみたい・・・。今のあほまろは、それら総てを実行することだってすぐに出来るんです。拘りを捨てられたらね・・・。

　モモちゃん、そろそろ１７年の生涯を終えようとしています。苦しみに耐えて必死に生きようとしているモモちゃんの顔を見ていると、すぐにでも病院に連れて行って延命処置をしてもらいたい。とは、なぜか思わないんですよ。もし、このままの状態で命だけ延々長らえたとしても、目も見えず、足も立てなくなった状態で生きること、モモちゃんだって望まないでしょう。それより、もし、モモちゃんが召されてしまったら、きっと、あほまろの拘りのひとつも捨てることが出来るかも。この日記も、モモちゃんが居たから拘っていただけなんですよね・・・。ナナちゃんの散歩は？　それは家族がやってくれるでしょう。

　朝の散歩だけじゃありません。カメラを始めとした散歩の持ち物、写真の撮り方、秘密基地での過ごし方、他人との接し方など、そんなことより、もっと重要なことがいっぱい有るにも関わらず、あほまろにはくだらない拘りがありすぎるのです。それらが捨てられると、もっともっと快適な人生を送ることが出来る、常にそう考えながら、どうしても捨てられずに拘り続けているひとつが、このホームページなのです。ただただ自分の拘りのためだけで続けているだけの個人の戯言、いつ止めてたって世間に影響なんて無いのです。ただ、「人の噂も七十五日」、辛抱だけで忘れ去られてしまうのを待てば良いだけなんだよね。

　「世間の口には戸は立てられぬ」


○--------------お知らせ---------------○
　テプコ浅草館で、江戸庶民の暮らしを再現「檜細工師三浦宏 匠の技」展が開催されております。詳細は、こちら。

　毎朝、拘って同じ場所からの雷門。雨でカメラを濡らしてまで撮ったとしても、それがいったい何になるの。自分だけのちっぽけな拘り、端から見ると、バカな男に見えているのでしょうね。

　拘りは、拘っている自分にしか判らないんです。

　

　これ一枚の写真じゃ、いったい何の意味があるのか判りませんよね。しかし、一月分とか一年分を並べて見ると、一枚では見えなかったモノが見えてくるんですよ。なんていったって、拘っている本人にしか判らないことでしょうけどね。

　昨日までの奉納提灯が総て撤去されてしまいました。

　

　「春の観光祭」も一昨日で終わってしまったのです。　

　桜茶屋を撤去した後は、三社祭の警備の鉄柵が並ぶのです。

　本堂前まで来ると、ますます雨が激しくなってしまいました。

　雨の中を走って走って、ぎりぎりセーフ。

　到着直後の開門でした。これも拘りだね・・・。

　モモちゃんの苦しみが消えますように・・・。

　連休中は休んでいた修復作業、今朝から工事が再開されました。

　狭くなったこの通路、ここでの宮出しいったいどうなることか。

　重機も運び込まれました。

　連休前は黄色いアームでしたが、これからの作業は青いアームの重機に変わりましたね。

　黄色いのより、アームはいくぶん太くなったようです。

『本堂から宝蔵門』
　お詣りを終えてお帰りのみんさん。階段の途中で１０円玉みっけ。でも、ちゃんとお賽銭箱に入れてくれましたよ。

　
『本堂から宝蔵門の大提灯』　
　

　

　二尊仏さま。



　三地蔵さま。

　

　

　

　

　雨はますます激しくなってしまいました。傘の無いナナちゃんはずぶ濡れ。あほまろの心もずぶ濡れ。

　梅の実もずぶ濡れ。

　どうしてもレンズを上に向けなければ撮れないので、カメラもレンズもずぶ濡れ。

　濡れて瑞瑞しく見えるのは梅の実ばかりかな。ｓ

　雨のしぶきであほまろの上半身もずぶ濡れ。

　あ〜、みんなずぶ濡れ。

『今朝の浅草神社』　　　
　三社祭の幟もずぶ濡れ。

　

　二礼二拝一礼。

　雨で枝が下がってしまって、今日も実を探せないのかな・・・、

　と、思った瞬間、一個だけ葉っぱの上に顔を出していましたよ。ちょっと赤くなりましたね。