あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成21年1月30日(金) 旧暦1月5日大安
- ポケットティッシュ
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日記写真
『今朝の浅草』       

 雨の朝になりました。それでも散歩に行きたがっているモモちゃんでしたが、さすがに年老いたからだで雨の中を歩かせるのは忍びないのでお留守番です。ナナちゃんを連れて出かける様子を悲しそうな顔で見送っているのでしたよ。雨が上がったら、また連れて行ってあげますからね。

 我が家を出た時は小降りだった雨でしたが、雷門前に着くと降りが激しくなりました。それでもナナちゃんの用足しを終え、駆け足で雷門の下で雨宿りするまではカメラを濡らすことなくたどり着いたのでしたが、降りが弱くなるのを待っている間にとんでもない事が起こってしまいました。ナナちゃんが身体に付いた雨を振り払おうと、ブルブル、ブルブル・・・、やられてしまったよ・・・、レンズを濡らさないようにと、下に向けていたことが仇になってしまいまったのです。

 おかげでレンズは水だらけ、おまけに小さめなカバンを持って来たためレンズ拭きのクロスもテッシュペーパーも入っていないのです。さて、どうしてこの水滴を拭き取りましょうかね・・・。コートの布じゃ厚いし、かといってセーターの毛糸じゃ拭けないし、思い切ってセーターを捲って下着のシャツで拭き取るしか方法が無いようですよね。いくら早朝で人気が無いといえ、恥ずかしさも忘れて下着を出そうとしているその時に救いの手が、可愛いお嬢さんが、“これお使いください”と、ポケットティッシュを差し出してくれたのです。ありがとう、でも、どうしてそれが解ったの、なんて聞くのは野暮、お嬢さんは、“私も犬の散歩中に同じようにレンズを濡らしたことがありましたから・・・”、恥ずかしながらあほまろの様子を見ていたんですね。おかげで、人前でみっともない恰好を晒すことなく事無きを得たのでした。


 頂いたポケットティッシュ、サラ金が路上で配っているお馴染みの物でした。あほまろも風邪を引いた時など、街で配っている人を見つけると率先して貰いに行くことがあるのです。しかし、それが女性用のお店や商品の広告だったら、男性が手を出しても無視されてしまったことも有りますよ。ここ、浅草でも駅の前でサラ金やカラオケ店が配っていることがありますが、路上使用許可を得ない行為なので、しょっちゅう警官に注意をされています。そんな光景も良く見かけますよ。

 この辺で、ティッシュ配りの多いところはなんといっても上野駅前です。あほまろはしょっちゅう上野のヨドバシカメラに行っているので、地下鉄を出てヨドバシまでの数十メートルで、多い時で4〜5個ゲット出来るほどです。コンタクトレンズ会社のチラシだけってのも、それは慣れているので受け取り拒否。たとえ質が悪くたって、ポケットティッシュがポケットに入っているだけで、何かと役立つものですからね。

 ところで、このポケットティッシュっていった誰が考えたのでしょう。調べて見ると、ポケットティッシュを広告に使おうと考えたのは、高知県の製紙加工業「明星産商」の創業者の森宏氏が昭和44年に考案したそうです。当時はプレミアムといえば何処もマッチで、「マッチは買う物でなくもらう物」でした。森宏氏は1960年代にボックス型のティッシュが日本に登場した当初から「小さくしたらマッチに変わるプレミアムとして売れるんじゃないか、ポケットティッシュはいずれ、ただでもらうものになる」と考えたのです。それを初めて採用したのが高知の銀行でした。それ以降、森さんの考えた「ポケットティッシュはただでもらうもの」が、日本の広告文化として定着したのです。

 便利な物をタダで使わせてもらえる。あほまろは良い時代で暮らしている、なんて大げさなようですが、今朝は本当にポケットティッシュに助けられましたよ。もし、ポケットティッシュを貰わなければ、今朝の写真は総て水滴でボケボケだったでしょうね。

『今朝の雷門』

 雨なので、ご覧の通りまだ真っ暗でしたよ。
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 ここで雨宿りをしている時に、悲劇が襲って来たのです。
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 ポケットティッシュでレンズが拭けたので、暗くてもこんなにシャープに写りましたね。
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『今朝の宝蔵門』


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『今朝の本堂』 

 
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『本堂から宝蔵門』 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』 

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『今朝の境内』
 
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 五重塔下の「おもいのまま」。
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 まだ花は開いてませんが、今朝の水滴は綺麗でしたよ。
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 僅かひとひら。「おもいのまま」というより、「きまま」って感じもしますね。
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 淡島堂では、針供養の奉納提灯の懸架枠が取り付けられました。
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 雨に濡れた紅梅です。
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 そろそろ花びらも落ちてきましたね。
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 こちらはこれから開花する白梅です。
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 こちらも水滴の綺麗なこと。
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 水滴に夢中になってしまったので、レンズも水滴だらけ。でも、ちゃんとポケットティッシュがありますよね。
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 白梅が開花した雨の日も水滴が綺麗なんですよ。
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『今朝の浅草神社』   
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 浅草神社の桜の芽は、隅田河畔と違ってまだ固いようですね。
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『今朝のワンちゃん』

 ごめんねモモちゃん。明日、雨が上がったら連れて行ってあげますからね。
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 雨でも元気なナナちゃんです。元気すぎて身体を震わすのだけは止して欲しいな・・・。
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 今朝、最初のワンちゃんはノエルちゃんです。
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 ナナちゃん久しぶりだね。
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 おや、小次郎君も雨の散歩でしたか。
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 遊びたいけど、お互いに雨の日にははしゃぎたく無いようでしたね。晴れたら遊ぼうね。
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 クッキーちゃんとクレアちゃん、どんな朝でもお散歩だけは欠かさないんですよね。でも、急ぎ足で帰っていきましたよ。
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 あほまろが浅草寺を詣でるのを待っていてくれたノエルちゃんです。
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 ナナちゃんとノエルちゃんは仲良しなんですが・・・、
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 ほら、困っているのがココアちゃんですよ。 
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 ココアのブログ「まるごとココア」では、仲良しのように書かれてますが、本当は・・・、恐いんだよね。
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 お願い、こっち見ないで。
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 おとうさん、やぁだってば・・・。
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 もうココア、困っちゃう。
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 ジョージ君やバビちゃんなどいつものワンちゃんたちは来ませんでしたけど、雨でもワンちゃんたちには平和な境内なのです。ノエルちゃんだって、何も悪さはしないのにね・・・。
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 ココアちゃんもノエルちゃんと、もっと仲良くなってくださいよね。節分の奉納提灯の光がココアちゃんのお顔を染めていました。
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 モナカちゃん、雨でも散歩されているのですね。大きいけど、女の子なので優しいお顔でしょ。
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『昨夜の浅草』
 昨夜はあほまろの師匠、三遊亭圓歌師と銀座の中華料理屋さんで新年会でした。ほろ酔い気分で帰ってから、ナナちゃんを連れてお散歩です。
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 雷門前は遅くまで賑わってますね。
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 雷門の真ん前の並木通りには、東京マラソンの案内が出されていますよ。今年の東京マラソンは例年よりも一月遅くなって、3月22日に開催されます。
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 仲見世の裏側。
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 遅くなると路地も寂しいですね。
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 「浅草中央通」、以前は「チン横通」と言われていたのですが、変なので改称されたんですよね。「チン」とは何じゃ無くて、肉屋さんの「チン屋」の角を曲がった通りって意味だったのですよ。
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 浅草歌舞伎も終わってしまった浅草公会堂前のオレンジ通り。イルミネーションが綺麗ですよ。
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 車も少なくなった雷門通り。
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 夜の散歩は、三遊亭圓歌師匠と新年会の帰りでした。
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今朝の写真
OLYMPUS E-30
ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0
ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2.0
ZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5
撮影枚数305枚

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