あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成21年1月19日(月) 旧暦12月24日大安
- そろそろ初天神
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日記写真
『今朝の浅草』       

 まだ治りませんよ。早く治そうと昨夜は寝室を暖め8時前にはベッドに入ったのですが、人間の身体は時間の辻褄を合わせるかのように、午前3時にはすっかり目覚めてしまいました。一度目覚めてしまうと、その後はいくら眠ろうと努力をしてもダメなんですよね。しかたが無いのでiPodで落語を聴きながら時間を過ごしたのでした。

 あほまろのiPodには、今まで集めた落語の演目が演者別に整理し、およそ600演目入っているのです。それを聞くとするとおよそ200時間以上になってしまうのですが、その総てを何度も繰り返し聞いているのです。しかし、落語という日本伝統の話術は何度聞いても飽きないんですよね。先日、これら落語のファイルの並べ替えを行いました。落語は、その季節を言葉と仕草によって表現する、いわゆる俳句の季語や季題のように、季節が隠されているのです。その季節順に並べてみたって訳ですよ。それをどの噺が飛び出すかを楽しむため、ランダムに再生するようにしました。昨夜は、その最初に出てきたのは、小三治師の「初天神」でした。時期も時期なので、今の時期は好んで披露される演目ですよね。わがままな息子に振り回されて困惑気味の父の仕種を描きながら、凧を出店で買い与えたのは良かったが、凧揚げを楽しんだ昔を懐かしく思う父は、自ら率先して凧に興じてしまう。かつての父親もそうだったように、子供の純粋な無邪気さを楽しく描いた名作なのです。

 この時、どこの天神様に行ったのかは定かではありませんが、東京の天神様とえいば湯島か亀戸でしょう。1月25日は「天神さん」として親しまれている菅原道真が大宰府への左遷の命令が下された記念日、それが「初天神」なのです。

 あほまろの初天神は、亀戸天神の「鷽替はじめ(うそかえはじめ)」に行っています。「去年の悪(あ)しきはうそ(鷽)となり、まことの吉にとり(鳥)替えん」との言い伝えによる、木彫りの「鷽(うそ)」を求め、今年の悪(あ)しきを振り払ってもらうのですよ。

 それと、落語の中に出て来る「凧あげ」、最近では全く見かけることが無くなりましたね。あほまろが学生時代、といってももう40年以上も前になりますが、お正月になると隅田川の河川敷で子どもたちが凧上げに興じている姿を写真に撮ったことがありました。もっとも、あの頃はお正月になると隅田公園に屋台が並び、凧を売るお店もいっぱい並んでいたのですよ。凧はもちろん、弓のような「うなり」なんてのもありましたね。「うなり」を付けた凧を揚げていると、風受けが良くなると「ブォーン〜!」って音を出しながら勢いを増してくれるのです。今は聞こえなくなってしまったあの音、落語を聞きながら懐かしく思い出しましたよ。

 今朝の東京新聞に、「葛飾区堀切地区の住民らが、新たな地域の名物にしようと企画した「堀切大凧(たこ)揚げ大会」が三十日に荒川河川敷で開かれる。」との記事を眼にしました。

 そういえば、新年会で羽子板市で屋台を出している知り合いが、堀切中学校同窓会が中心となって企画して凧あげ大会がお小案割れるんだよと話してたっけ。この日は、「白根大凧合戦」で有名な新潟市南区白根地区から、約三十人が訪れ、二十四畳もの大凧揚げを実演してくれるそうです。当日は、あほまろも見に行くつもりです。その様子は写真でご覧に入れますね。でも、「うなり」の音だけは写せませんけどね。

『今朝の雷門』

 雨が上がったばかりだったので、とっても暗い散歩になりました。今朝もナナちゃんが一緒です。
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『今朝の宝蔵門』


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 昨夜の汚れ。鬼(亡者)が松明を叩き付けた跡ですよ。
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『今朝の本堂』 

 
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『本堂から宝蔵門』 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』 
 
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『今朝の境内』
 
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『今朝の浅草神社』   
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 神社の塀には、節分の奉納提灯が吊されています。
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 節分など、浅草のイベントにいらっしゃる芸能人はいつも決まった顔ぶれですよね。
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『今朝のワンちゃん』

 いつもの場所で写真を撮っていると、若い女性が「あ、ソフトバンクのCMに出ているワンちゃんだ!宣伝用の写真を撮ってるんですか?」と、声をかけてきました。
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 確かに似てますけど、よく見てください。ソフトバンクは北海道犬で、ナナちゃんは柴犬ですよ。とはいっても、どっちも同じ日本犬なのでルーツは一緒なのかもね。テレビの犬と決定的な違いは、鼻の色なんだよね。あっちは真っ黒、こっちは豚鼻ってか。
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 まだ暗かったので、バビちゃんブレブレ。でも、暗い雰囲気として・・・。
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 ラッテちゃんもブレブレ、でも、まだ暗いからとして・・・。
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 おや、新顔だね。
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 私はココア、十ヶ月なんだよ。え、あなたもココアちゃんっていうんだ。そう、毛の色がココアに似ているでしょ。
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 ラッテちゃんがすっかり仲良しになってしまった、クッキーちゃんとクレアちゃん。
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 はい、こちらが元祖というか、本家ココアちゃんです。
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 まずは、ココアのブログ「まるごとココア」用の写真を撮らなくっちゃ。
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 ラッテちゃん、今朝はナナちゃんを追いかけ回さないんだね。
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 だって、ナナちゃんいつも無視するんだもの・・・。
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 そんなこと無いよ、ナナちゃん大人になってしまったから、子どもの相手、煩わしいんだよね。
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 ココアも大人になて、それが解るような気がしてきたよ。
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 まるで悟りを開いたかのようにね。ほら、聞こえるでしょ。あの読経はおとうさんの声だよ。
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 みんなも、眼を閉じて、神妙にお参りをしなくっちゃバチが当たるよ。ナムカラタンノォトラヤァヤ・・・・。
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 みんなが帰ってしまったら、ジャム君が来ましたよ。もうちょっと早くいらっしゃったら、新顔のココアちゃんに逢えたのに。ジャム君と同じような体型だったんだよ。
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『初観音・亡者送り』



 昨日は「初観音」、境内は遅くまで混雑していました。
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 観音縁日には、仲見世の軒先に提灯と観音旗が並ぶのです。
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 1月12日午前6時から始まった「温座秘法陀羅尼会」は、昨夜の夕刻に終わり、「亡者送り(もうじゃおくり)」が行われました。
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 午後5時50分、本堂内の電気が一斉に消され、松明を持った鬼が陀羅尼門から出、階段を降りたところで松明をかざします。
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 その後、松明を地面に打ち付けながら大香炉も周りを三周します。鬼の持つ松明の炎により一切の災厄が浄化されるそうです。
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 松明の炭を縁起物として持ち帰ると、除災招福のお守りとなるのです。
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 大香炉の後は宝蔵門に向かいます。
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 宝蔵門の下でも、同じように三周しながら松明を地面に打ち付けるのです。
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 青鬼は毎年、仲見世の青年部が努めているのです。
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 宝蔵門を出ると、境内を猛スピードで走り抜けて観音裏へ。
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 銭塚地蔵尊で火を納めて終了です。
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 お寺の関係者で記念写真かな。
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 今年の青鬼は、仲見世青年部の松崎さん。この日は、朝から禊ぎを受け、お坊さんといっしょにお豆腐などの精進料理しか食べられないのです。お疲れさまでした。でも、この後、カモちゃんたちと焼肉かな。
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今朝の写真
CANON EOS-50D,Canon EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS
TAMRON AF18-270 F3.5-6.3 Di2VC
撮影枚数180枚

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