雷雨の朝になりました。モモちゃんはかわいそうなので女房が近場で済ませることにし、あほまろはナナちゃんを連れていつもの散歩コースを歩いてきました。毎朝の散歩、当初はモモちゃんの用足しが目的だったのですが、いつの間にかモモちゃんよりもあほまろの健康の為と、なんといってもこの日記を埋めなくてはいけないってことが最大の目的になってしまったのですよ。 いくら愛犬家としえども、こんな雷雨の朝に散歩する人は居ませんね。確かにこんな朝の散歩、端から見るとペット虐待に見られてしまうかもね。でも、我が家の犬たちは虐待なんてみじんも感じていないのですよ。むしろ行かない方が虐待に思われるかの知れませんよね。 「雨にも負けず 風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な身体を持ち 欲はなく決して瞋(イカ)らず いつも静かに笑っている・・・。皆にデクノボーと呼ばれ、ほめられもせず、苦にもされず、そういうものに私はなりたい・・・。」 土砂降りの雨の中、ナナちゃんと歩きながら宮沢賢治の遺作を思い出してしまいました。この詩であほまろが好きなフレーズは「ほめられもせず、苦にもされず」ってとこかな。努力はほめられるために行っている訳では無いのですよね。ですから、全く苦にならず続けることが出来るのです。それがあほまろの散歩と日記の更新、そういうものに私はなりたいと思っている訳では無いのですが、いつの間にかそういうものになってしまったってのが、結果なんですよね・・・。 読者のみなさんは、もうあほまろの日課をご存じでしょう。仕事の事も家庭のことも何も考えず、ただひたすら愛犬と浅草の町並み、それと毎朝お会いするワンちゃんのことだけ考えながら行動している。あほまろにとって、朝の4時間だけは全くプライベートに過ごせる時間なのです。4時間のタイムテーブルとは、朝5時半に散歩に出かけ、6時半に帰宅。朝食をとりながら今朝撮った写真の現像と整理を終え、そのデータを持って秘密基地に出かけるのがだいたい8時頃、それからパソコンに向かって思ったままを書き綴るのにおよそ1時間半くらいはかかってしまうのです。しかし、最近は映画の撮影が入っているのでそのスケジュールもちょっと早まってしまったようですけどね。 それらを終えなければ仕事モードに入れないのです。また、どんなに重要な仕事であろうと、その時間だけは遠慮してもらう。それも拘りなのでしょう。ですから、今回の映画制作も、これから仕上げなども同様、この時間だけは避けるスケジュールにしているのですよ。 今日は撮休なので、ゆっくり出来る。とはいかないようです。今日は9時半までに病院だったんですよね・・・。そう、あほまろはまだ病人なんですから。
境内を去ろうとした頃から雨が激しくなってきました。 影向堂前までお来ると、土砂降りですよ。 おまけに雷もピカピカ。 『今朝の浅草神社』
雨の境内を撮っているところに歩いて来た参拝客。おや、“こんな日も散歩かい”、ずぶ濡れの犬を連れていると、みんなには不思議な光景に見えてしまうんでしょうね。
モモちゃんは女房が近場で用を済ませて帰りました。 一緒に行きたがるモモちゃん。ナナちゃんはパパと一緒で良いね・・・。なんてうらやましがっているようですね。 こんな朝でも散歩に出て来るのはココアちゃんだけですよね。 ココアちゃんのおとうさんからおやつを貰ったことが有ったので、それをナナちゃんは忘れていないようで、おとうさんに甘えていきましたよ。 やぁね。私のおやつなんだから・・・。ナナちゃんがおやつを貰ったのを見つめるココアちゃんです。 今朝は機嫌が良いココアちゃん。カメラを向けても動かなかったよ。 ほら、こんなポーズまでしてくれました。
『ゆめまち観音・監督日記』
さて、今日は撮休です。現在撮っているシーンは、主人公上坂早智子が勤務する「婦人評論社」の編集室内です。この出版社のメインとなる雑誌月刊「婦人評論」は、編集長を含め5人で担当しているのです。 こちらが編集長の権藤です。蛙コレクター。 いつもでかい声を張り上げて原稿の催促をする編集員。通称、電話の大平。 昨日の紹介したこの子は、事務員のしのぶちゃん。かなり天然で、素っ頓狂なことばっかり言ってる女の子です。おいおいおいおい、そんなばかでかい急須は必要無いだろ。 黒板を背にした副編集長の大岡さん。口数は少なく、社内で一番の長老で、この道50年の大ベテランなのです。 そして主人公の上坂早智子。優秀な記者ではありますが、ちょっとおちょこちょいなのが玉に瑕。 こちらは出番待ちの映像です。机に向かって原稿を書いているのは、早智子の娘、で大学生のなごみちゃん。特集号が忙しくなるとアルバイトに来るのです。その後ろで、相変わらず電話で原稿の催促をしている電話の大平。