活発な梅雨前線の影響で昨日から九州北部を中心に大雨となっています。この強い雨域は今後、東に移動する見込み、今日は東日本の広い範囲で大雨の恐れがあると気象庁が警戒を呼び掛けています。
　予想通り今朝の東京は激しい雨に見舞われてしまいました。こんな朝はモモちゃんを連れて行くのはかわいそうなので、お供はナナちゃんです。しかし連日の雨で慣れっこになっているナナちゃんではありますが、雷門前で突然バケツをひっくり返したような雨で慌てて雷門の中に待機、暫く様子を見て再び歩こうとすると、雨の中を歩くのを嫌がるのです。ずぶ濡れのナナちゃんを抱っこする訳にもいかず、強引に引き摺りながら歩いてきましたよ。時々あほまろの顔を見上げ、“あんたは鬼か！”、なんて顔しながら歩いてましたよ。しかたが無いでしょう。

　昨夜、写真の整理をしていると懐かしいナナちゃんの写真が出てきました。一昨年の１１月、生後９ヶ月頃のものです。ナナちゃんこんなに小さかったんですね。

　モモちゃんと並んでいる姿の比率、今ではすっかり逆転してしまいました。この頃のナナちゃんはモモちゃんをおかあさんと思って甘えていたんですよ。それが今では親を親とも思わない生意気な態度、ここまで育ててやったっていうのに全く親知らずなんだから。きっと、モモちゃん、思っていることでしょう。あほまろの我が子への想いと同じなのかも・・・。

　浅草神社には、半年間の罪穢を祓う夏越しの大祓を行ってくれる「茅の輪」が設置されています。「茅の輪」は、「水無月の夏越しの祓する人は、ちとせの命のぶというなり」という古歌を唱えつつ、左・右・左りと八の字を描くように潜り抜け、正面の本堂に向かって二礼二拍手一礼で残り半年間を新たな気持ちで迎えられるように祈るのです。あほまろとモモちゃんは設置されてから毎日潜って安泰を願っているのですが、今朝のように慣れないナナちゃんを連れていつものように八の字で潜ろうとすると、どうしても嫌がって歩いてくれないのです。通路の真ん中に変な物が有るってのが怖いのでしょうね。しかたがないので、この時だけは重たい身体を抱っこして八の字を描きましたよ。おかげで、あほまろのシャツもビッショビショ、これで本当に今年の残りは安泰に送れるのでしょうかね・・・。

　夏越しの大祓中の浅草神社には、安泰の願いを書いて祈祷してもらえる紙の人型が置かれています。その横にサンプルとして、愛犬、愛猫の型も有りますよ。いつも我が家の犬たちの安泰も願ってみようかなとは想うのですが、社務所が開かないと型は貰えないので、いままで書いたこと無いんですよね。その代わり、人型の中に犬たちの名前も一緒に書いて納めてきましたよ。

　

　

　

　













『今朝の浅草神社』　

　６時の開門と同時に本堂で始まる読経。およそ３０分ほど続き、それが終わるとお坊さんたちは移動して、境内の堂宇を巡るのです。黒い法服を身につけたお坊さん、ココアちゃんのお兄さんですね。ご挨拶をすると、今日はおとうさんが帰って来ます。きっと、家中、大騒ぎになるでしょう。と、ココアちゃんの心境を悟ってましたよ。

　我が家の前でモモちゃんと別れ、あほまろはナナちゃんを連れて出かけました。今日は連れていってもらえないので、ふてくされているモモちゃんです。　

　ちょっと寝坊をしてしまったので、ジン君はもうお参りから帰ってきましたよ。

　本堂前に着いたのは６時１０分。すでに開門された本堂前で、ココアちゃんが待っててくれました。

　今日はおとうさんが帰ってきますね。

　そんなの知らない。もう忘れてしまったんだから・・・。なんて顔してるけど・・・。帰って来たら大騒ぎしますよね。

　雨の朝はココアちゃんだけかと思っていたら、なんとランディ君も来ましたよ。

　おや、珍しい。チョコちゃんも雨の中を散歩ですか。でも、避妊手術を終えたばっかりなので、まだ下は歩かせられないようでした。

　私は、どんな雨の日でも平気ですよ。でも、チョコちゃんにとっての雨は嫌ですよね・・・。

　ほら、カバンの中に入っていてもこんなに濡れてしまうんだから・・・。

　メグちゃんも雨なんてへっちゃらだね。

　雨の朝にもかかわらず、みんなとお会いできて嬉しかったよ。

　ナナちゃんもみんなと遊べて喜んでました。

　遊び終えたココアちゃんのお帰りです。明日は久々におとうさんと散歩しましょうね。

　ヒナちゃんまで雨の中の散歩ですか・・・。でも、さすがにゴンちゃんは無理なのでしょうね。

　昨日までスタジオ移動の作業が続いていたので、撮影はありませんでした。そして今日は撮休。
　それとは関係無く、美術部だけは休むこと無く作業が続いています。写真は人形の原型制作をする造形作家の山本君。

　お隣では、出来上がった原型を鋳造して彩色をしていきます。

　こちらが出番待ちの登場人物たち。シーンによって服装が替わるので、そのつど色を塗っていくのです。

　こちらでは、建築物の制作中。彼はゴジラを始め、様々な特撮に欠かせない人物、知る人ぞ知る、鬼才イサオちゃん。

　昨日はお休みでしたが、他に小物類の制作をする方。印刷物などを創る方、それと、あほまろの助手の古麻呂もすっかり美術部の助手として使われてますよ。下の写真、美術部合作の出版社内部です。

　写真では大きさが判らないでしょう。これらの総てが1/25のスケールで創られているのです。