雨の朝です。それもかなり激しく降っているようなので、今朝はナナちゃんを連れて散歩することにしました。モモちゃんは女房が近所で済ませることにし、一緒に家を出たのですが、別れ際のモモちゃんの寂しそうな顔が可愛そうでしたけど、濡れた身体を抱っこする訳にもいかないし・・・。ごめんねモモちゃん。 ナナちゃんは雨も平気で歩いているのですが、困るのは途中で何度も身体を震わせて雨をはじくのです。そのたびにカメラのレンズがビチャビチャになってしまうのは困りますね。おかげで用意したティッシュも使い果たし、途中からはシャツで水滴を拭き取らなければいけなくなってしまいましたよ。 でも、雨の日は水滴がすてきなのです。もちろんレンズに着いた水滴はいやですけど、葉っぱの上や木々から垂れる水滴のことですよ。特に梅雨の時期に似合うあじさいの花との相性は最高なのです。こんな写真を見ている瞬間はじめじめ空気も忘れ、清々しい気分になりますよね。 我々が暮らす地球には水が有ります。その水のおかげで生命が育ち豊かな世界を築きあげることができたのです。宇宙広しといえどもこのような環境の星は他には存在しないでしょう。もし有ったとしても地球のように人間や動物たちの生命が生じるとは限らないでしょうね。そんなことを考えながら新聞を開いていると、火星探査機「フェニックス」が掘削した場所にあったたぶん氷であろう小さな白い塊、掘削で露出したため日光にさらされて蒸発した映像が公開されています。研究者が確信していた火星にも水が存在するってことが実証されたようです。それってことは、昔から囁かれていた火星人も存在しているかも知れませんよね。例のたこのような足で歩き回る・・・。 ミラノの天文学者が観察した結果、火星には運河が存在する。運河があるのならそれを作ったものがいなければならないということから、火星人が存在するに違いないという説が広まり始めたのが発端ですが、これから更なる探索で驚異の発見があるやも知れませんね。そうなったら、地球人みんなで環境汚染の地球を捨てて火星に移住しましょうかね。でも、今の地球がそっくり火星に移ったとしたら、今と同じ環境になってしまうのは火を見るよりも明らかでしょうけどね。 江戸時代は、夏になると大きく見えてくることから、火星のことを「夏日星」と称されていたのです。夢があってとってもすてきな名前ですね。それがどうして火星になってしまったのでしょうかね・・・。
『今朝の浅草神社』
激しい雨なので、モモちゃんは女房は近所で済ませ、あほまろはナナちゃんを採れて浅草寺まで行ってきました。あほまろと離れるのを嫌がるモモちゃんです。 ココアちゃんのおとうさんは昨日からカナダに行ってしまたので、今朝はおにいちゃんと一緒でした。これから10日間、ココアちゃんの元気な姿をカナダのおとうさんに伝えるため、早起きしなければいけないのも辛いでしょうけど、頑張って起きてちょうだいね。 パパが居ない散歩なんてつまらないな・・・。 パパは今頃何しているんだろう・・・。 今朝の日記はココアちゃんが独占だね、なんて話している最中に雨の中にもかかわらずジン君もやってきましたよ。 ココアちゃんもナナちゃんも大きなワンちゃんに興味を持って近づいていくのでした。 ジン君は体重が40キロもある大きなワンちゃんですよ。スイスの山岳救助犬として適応された犬だそうです。そういえば、首に薬の入った樽をぶら下げてアルプスの山を歩く姿、何かで見たような。 帰りにお会いしたゴン君。今朝は雨なので近所で散歩を済ませるそうでした。ヒナちゃんはモモちゃんと一緒で、お休みですね。 アレックス君です。モモちゃんのような老犬ですけど、雨の中の散歩、大丈夫なのかな。
『ゆめまち観音・監督日記』
撮影が長丁場になってしまうことで、だいたい毎週金曜日を撮休と決めていたのですが、今週は変則的になって、7日間ぶっ続けで仕事、ようやく今日、撮休をとることができたのです。撮休といっても、たった一日だけですが狭いスタジオに缶詰になっているスタッフ、広い世界で羽根を伸ばしていることでしょう。しかし、あほまろには撮影以外の仕事が詰まっているので、今日も秘密基地でパソコンに向かっていなければいけないのですよ。ま、それも自分で選んだ仕事なので誰にも文句は言えないのですけどね・・・。 昨日の舞台は、とある田舎の町並みでした。とあるといってもそれは台本上のことで、実際の模型は造形作家の山本氏が創った青梅の町並みが舞台です。鉄道線路の上に架かる橋なので、下に電車を走らせようと様々なゲージで試みたのでしたが、どれもスケールが違うことで違和感があり、結局、電車は止めて道路に造り直しての撮影になってしまいました。鉄道好きのあほまろにとって、このセットだけはかなり妥協だったかな。しかし、まだまだ鉄道が登場する箇所も多いのでその時には思う存分列車を走らせますよ。 昨日は、東京新聞の取材が入りました。模型の写真を撮っている方は東京新聞下町支局の丹治早智子記者、実は、この物語の主人公は彼女の仕事と性格から思いつき、モデルとさせていただいたのです。 頑張りやで元気な主人公の早智子、ちょっとおっちょこちょいで早とちり、なんていったら失礼かな。でも、なんとなく顔も似せて創られているのです。 青梅の劇場を昭和初期の浅草六区の映画館に改造。館内でも瞼の母が上映されているのです。 昨日の撮影を早めに切り上げ、これから唯一の実写を撮影する木馬亭のロケハンをしました。ここでは、お笑い浅草21世紀の座長が「瞼の母」の番場の忠太郎を演じるのです。 ロケハンの後は、明日から現場を変えて撮影をするための打ち合わせ。そして、撮影が1/4を無事終えたので、スタッフ全員でお疲れ会です。会場は、天麩羅の老舗「大黒屋」さん。社長も顔を出してくれましたよ。 みんな飲む飲む。普段のストレスを総てはき出してくださいね。 クランクインのお祝いにもんじゃ「こばやし」の社長から頂いた限定焼酎でご満悦のイサオちゃん。「佐藤」の黒は有名ですが、限定品と描かれた「鷲尾」の評判が良かったですよ。鹿児島県指宿山川の焼酎です。