激しい雨が降っています。こんな日はモモちゃんを連れて行くには忍びないので、女房が近場で済ませ、あほまろはナナちゃんを連れて出かけたのです。こんな雨の朝に散歩をするワンちゃん、きっとナナちゃんとココアちゃんだけでしょうね。雨が激しいので、もしかしたらココアちゃんも来ないかも。時計を見るとまだ5時をちょっと過ぎたばかり、家でじ〜っとしているより境内で写真でも撮っていようかなと、いつもより早めに出かけたのでした。 思った通り、今朝の境内にはやって来たのは、雨合羽姿のココアちゃんだけでしたよ。ココアちゃんのお父さんも早く目覚めてしまったので、いつのより早く出かけて来たようです。おかげで本堂前でお会いした時間は、まだ、本堂が開門する前でしたよ。梅雨の梅雨でも、あほまろとココアちゃんのお父さんは、浅草を代表する犬バカなんでしょうね。 普段なら、本堂開門前には7〜8名の常連がやって来ますが、雨の日は2〜3名です。今日はお目当てのメイちゃんもチェスちゃんも来ないから残念だね。常連のおじさん、俺の写真撮ってしょうがないしね。なんて冗談、いやいや深い年輪が刻まれても、おじさんの瞳にはまだまだ輝きがありますよ。せっかくですからと写真を撮らせてもらったのですが、カメラの設定を間違えてブレブレ、あぁ〜ぁ、おじさんに比べると、あほまろはまだ修行の足りない若者ですよね・・・。 朝の浅草寺には、このように長い間、観音様の御利益をいっぱい頂いたみなさんの憩いの場所になっているのですよ。ありがたいありがたい。 6時の鐘を合図に本堂が開門しました。そのちょっと前にやって来たココアちゃんとお父さん、ご存じの通り、ココアちゃんのお父さんは浅草寺の住職さんです。住職さんも若い頃は鐘楼の鐘突をなさったのでしょうかと訪ねると、以外な答えが返ってきました。6時の鐘突を担当するのは、天台宗の僧職を持った方の担当している方の仕事なのだそうです。そうですね、戦前までの浅草寺は天台宗に属し、第二次世界大戦後独立して、聖観音宗の総本山となったお寺なので、古くから伝わる鐘楼だけは、まだ天台宗の所有になっているのかも知れませんね。 そんなことは一般庶民には関係の無いこと、あほまろだって先祖代々曹洞宗の信者で有りながら、毎日、観音様を詣でているのです。宗派に関係無く、仏教の頂点は大日如来様、どこの寺院を詣でても最終的には仏教の頂点につながっているのでしょうからね。 今日も一日、あほまろ家族と犬たちの幸せをお願いいたします。
朝、5時10分の雷門。ご覧の通り、仲見世には全く人影がありません。
午前5時半の浅草寺。雨なので、朝の常連さんが誰も来ていませんでした。
さて、これから本堂の開門です。最初のお参りはいつもの常連の方々と、ココアちゃんのお父さんとあほまろだけでした。 『今朝の浅草神社』
ナナちゃんはココアちゃんに興味を示すのですが、ココアちゃんは迷惑がっているのです。 以前、ココアちゃんのお父さんにおやつをいただいたことが有ったので、ナナちゃんはその時のことを忘れていないようですね。 今朝はココアちゃんだけだったので、いっぱい写真を撮ってあげましたよ。 大きなお目々が可愛いよね。 何さ!凄い顔してナナちゃんを睨んでましたね。
『ゆめまち観音・監督日記』
昨日は、遅くなって時間切れ。この日記も途中で終わってしまいました。昨日は、物語の最後の重要なシーンだったので時間をかけて撮影を行ったのです。内容は、観てのお楽しみかな。 今日は、何故かこんなシーンの撮影を行うのです。 わずか数ミリのカメラ移動もモーションコントロールで行うので、装演さんは制御板のプログラムに悪戦苦闘の連続なんです。 いわゆるディレクターチェアーです。現像所からプレゼントされました。 今回の映画はコダックのフイルムを使用しているので、頂けたのでしょう。ちゃんと名前入りですよ。でも、撮影現場は狭くて置く場所が無いので、外の休憩用に使わせていただきます。ありがとうございました。