雨が続きますね・・・。今朝もモモちゃんと一緒に家を出たのでしたが、断続的な雨が降っているので、雷門前で女房のナナちゃんと取り替えモモちゃんを先に連れて帰ってもらいました。ずぶ濡れになった身体を抱っこする訳にはいきませんからね・・・。その点、若いナナちゃんはどんなに雨が激しく降っても平気で歩いてくれるのです。今年の梅雨は今朝のようにナナちゃんを連れて歩くことが多くなってしまうのでしょうね。 あほまろが現在制作中の映画「ゆめまち観音」、物語は関東大震災前の浅草六区の外れの銘酒屋、つまり飲酒店を装いながら、私娼を抱えて店裏での売春を斡旋する私娼窟が舞台になっているのです。この銘酒屋のことは永井荷風の「墨東綺譚」でもお馴染みですね。浅草六区には、明治二十三年に完成された浅草のシンボル「浅草十二階(凌雲閣)」がそびえ、そこを訪れる観光客を目当てに営業していた銘酒屋、最盛期には2000件を遙かに超える勢いで増え続けていた風俗産業してが、当然もぐりの営業であったためにその詳細を知る資料は極端に少ないのです。今回の映画の製作にあたり、当時の様子を知る古老を訪ね歩き、当時、「浅草十二階(凌雲閣)」の裏手から公園の北側千束町の路地にあった、猿の助横丁で揚弓場を営んでいた方や、それを知る方々から伺った当時の様子からなんとなく創りあげたのが今回の舞台になっているのです。
影向堂の池に水が入りました。でも、まだ少なめなので鯉は戻っていません。 人工の滝から水が流れるのです。 『今朝の浅草神社』
雨は降っても傘など要らぬ。若者たちはそれでも良いでしょうけど、途中で降られたあほまろは辛かったよ。もう降らないと、雷門前でモモちゃんと傘を女房に持って帰ってもらったんですからね・・・。
ここでお別れモモちゃん。でも、今日は撮休なので、モモちゃんは久しぶりに秘密基地のあほまろの足の下で、のんびりしているのですよ。 元気が良すぎるナナちゃん。リードを放したら大変なので、あほまろのベルトに通して連れているのです。 チェスちゃんは毎朝おとうさんと、浅草寺本堂の開門を待っていますよ。 はい、開門しました。でも、下でお参りをして帰るのです。やはり、扉が開いていないと御利益は無いのでしょうね・・・。 カンちゃんです。まだ子どもなんですって。 チャコちゃんもやって来ました。最近お会いしてませんでしたね。 毎朝、隅田川畔を歩いているので、時間帯が会わなくなってしまんですね。 ナナちゃんは誰にでも興味を持ってしまうのですが、しつこいのであまり近づけないようにしているのです。 メグちゃんです。 ココアちゃん。今朝はお父さんと一緒で嬉しそうですね。 ココアちゃんが一番好きな人はお父さんなんですよね。我が家のモモちゃんと一緒だ。 ボブちゃんが歩いています。距離が離れていたのでご挨拶は出来ませんでした。
『ゆめまち観音・監督日記』
今回のスタジオは、ビルを建てるために解体するという一軒家を借り、壁と二階部分を抜く改造をした簡易スタジオなので、とっても狭い所での作業となってしまいました。それでも常時20名以上が入っているのです。 約30畳ほどしかない撮影スペースなので、周りは機材で埋め尽くされ人が入るスペースも限られているのです。使用するカメラは大型ハイビジョンカメラとこのように小さいカメラで撮っています。小さく見えても高性能なハイビジョンカメラなのですよ。ハイビジョンで撮っても、編集後の完成作品はフイルムにプリントされて上映されるのです。最近の映画のほとんどがこの方法で撮影されているようです。 おまけに、撮影機材はこのようにラックに重ねなければいけない状態。 本番になると、この狭い空間にあほまろと、他に数名がひしめき合っているのです。 二階は、美術部のみなさんが模型創りに専念。 他に編集機材を設置した四畳半が有るだけ。 狭くても今回のキャストは人差し指ほどの人形なので、縮尺比率からいえば25倍の広さを有しているってことにはなるのですけどね。写真は、今回の主人公です。写らない所は養生テープで固定されているんですよ。 1/25の模型なのでこのような配置も可能なんですよね。 もし、実写だったら巨大スタジオのイメージでしょ。 狭いのでスタッフ全員がスタジオ内に入ることができません。用事の終えた方々は、玄関先に設置されたテントの下で過ごすのです。でも、雨の日は辛いですよね・・・。