三社祭が近づくと氏子四十四ヶ町会に跨ぎ提灯が奉納されます。その戦陣を切って、あほまろの隣町、雷門西部町会の跨ぎ提灯が取り付けられました。これから連休にかけて、他の町会でも飾られていくのでしょう。けど、けど、何度も愚痴ってしまいますが、全国に知られた東京一のお祭りでもある三社祭、その盛り上がりは本社御輿の宮出しと、氏子町会の渡御が祭りのピークとなっているのです。そのどっちも無くなってしまったということは、いったい何処で盛り上がったら良いのでしょうね。しかし、町内の御輿は例年通りに練り歩くのには変わり無いので、きっと祭り同好会の方々も各町会にお願いをして担がせてもらうのでしょう。とはいっても、町内御輿は町会の半纏の着用が義務づけられているので、それもままならないかも知れませんね。ま、本社御輿が出なくても三社祭は全国区。見物客にとってはどこの御輿であっても、狭い路地を勇壮に練り歩く姿だけは楽しめることでしょうね。 地元では全くといって良いほど三社祭の話題を耳にしないのです。言いたいのだけど、言ってしまえば愚痴になる。みんな同じ想いで居るのだからいっそのこと三社祭の話題なんて出さなければ良いのだ。いくら町内に奉納提灯がぶら下がろうと、町中に三社祭の案内が張り出されようと、それらを見れば見るほど一抹の寂しさを感じてしまいますよね・・・。いっそのこと、今年は全部止めて欲しかった。祭り野郎たちから、そんな過激な意見も聞こえているのです。本当ですよ。 家を出た瞬間から元気に歩こうとしているモモちゃん、今朝はよっぽど気分が良いのかな。なんて喜びもちょっとだけ、いつもの用足しを終えた途端に、やっぱり動かなくなってしまいましたよ。珍しく急いだのは、早く用を足したかっただけだったようです。 “モモちゃん、大変ね、今朝も歩かないの”。ラジオ体操を終えた方々みんながモモちゃんのことを心配してくれるのは良いのですが、大変なのはモモちゃんでは無く、あほまろの方なのですよ。いくら軽くなったとはいえ、体重は5〜6キロ有るのです。それを毎日小脇に抱えながら歩いているのですからね。おかげで、暫く使わなかった左腕の筋肉が蘇って力こぶも大きくなってきましたよ。これもモモちゃんのおかげで健康になっている証拠なのでしょう。モモちゃんを運動の道具と割り切っると、愚痴ること無いのですよね。なんたって、健康第一なんですから。とはいっても、モモちゃんだって歩かなくなってしまったら、足が弱ってしまうのが心配ですけどね。
健康的に痩せたい、体力をつけたい、もっと美しくなりたい等々、人間は誰もが健康に気を遣って生きています。しかし、ペットに関しての健康はどれほど考えて暮らしているのでしょう。 雷門前ですれ違った細身のお姉さん、丸々に太ったポメラニアンのワンちゃんを重そうに抱っこして歩いています。見た目でモモちゃんよりも重たいようです。重たいでしょうと声をかけると、"べつにぃ〜”と一言。まるで、どっかの意地汚いアイドルの会見を思い出してしまいましたよ。きっと、可愛い可愛いとなんでも好きな物を与えてしまった弊害なのでしょうね。ワンちゃんには自分で健康管理をすることは出来ません。その分、飼い主が気を遣ってあげなければいけないのですよね。、"べつにぃ〜”と言われても、人ごとながら気になってしまったもので。
三社祭の跨ぎ提灯が最初に出されたのは、ここ仲見世町会でしたね。 上は秋、下は春。そんな奇妙な取り合わせに見えませんか。本当に自然って楽しいですね。 奥山の植え込みもどんどんツツジが咲いてきましたよ。 ツツジにも様々な種類が有るようですけど、すでに枯れてしまった花もあるようです。 ハナミズキはアメリカヤマボウシとも言われているのです。 花が散るとヤマボウシ同様の赤い実を付けるものもあるのですよ。 八重桜はソメイヨシノに比べて開花期間が長いので、桜の名所には必ずといって良いほど混在して植えられることが多いようですね。 八重桜は何故かバラ科の植物なのだそうです。 これが散ると、浅草寺境内にもい新緑の季節がやって来るのですよ。 六角堂のシダレザクラ。実がどんどん大きくなっていきますね。 シダレザクラの葉は、これから梅雨にかけて茶色く丸まっていくのです。その様子は、まるで芋虫がくっついているかのようで気持ち悪いのですけどね。 『今朝の浅草神社』 浅草神社のソメイヨシノにも実が付くのです。 ちょっと暗かったかな。 これ、見覚えあるでしょ。 そう、最初に開花した「小枝ちゃん」ですよ。
昨夜は一睡もしないで飲んでいたというカップル、モモちゃんが可愛いと近寄って来たのですけど・・・、うわぁ〜臭い!まだ酔っているのを嫌がってました。
さすがのランディ君も嫌がってるようですね。 最近の浅草は24時間営業のお店も多くなってので、朝まで飲んでお参りにやって来る方も多いようですね。
二泊三日で東北地方に桜を見に行ってたんですよ。バビちゃんのおかあさんがパンフレットを持って得意そうに見せてくれましたよ。 そこに女房がナナちゃんを連れて登場。女房にもここが素晴らしかったとか教えているのでした。おかあさん、よっぽど楽しかったのでしょうね。浅草にしか居られないあほまろにとっては、羨ましいことですけど、モモちゃんが居るので・・・。 いつものラジオ体操のみなさんにも東北の桜を話してましたけど、みなさん桜の話よりもワンちゃんの方が気になっているのでした。 もう一匹のナナちゃんも来ましたよ。 同じ名前なので、ナナちゃんと呼びかけると、二匹が同時に振り返るのです。 火野葦平の長編小説「花と龍」。戦後に全てを失った日本において裏切りや屈辱の境遇にあっても人としての品位を守ろうとする男の生き様に共感し名付けたのでは無いよね。モモちゃんと同じお年寄りの花ちゃんと龍君です。 どんどん大きくなって来たレオちゃんです。 顔つきも大人っぽくなって来たでしょ。おまけにやんちゃんになったかな。 ランディ君に引っ張られながら歩いて来たおかあさん。 おや、クッキーちゃん。毛を刈ってしまったんですね。一瞬で解らなかったよ。 ポンタにゴンタ。遠くを歩いていたのでご挨拶できませんでした。 グンちゃんです。今朝はおとうさんが散歩を嫌がってるので、私ひとりなの。いつも一緒なのに寂しいですよね。 ようやく逢えたココアちゃん。 モモちゃんも会いたがってたのに、相手にしてくれないの・・・。 ねえ、早く帰ろうよ・・・。 八重桜を背景にさっそうとやって来るボクちゃんです。 この子は以前にもお会いしましたよね。 ボストンテリアのメイちゃんでした。
シラクラさんの「暫」。シャッター絵が基本的に完成したようなので、今後は何か変化が有った時に紹介します。とりあえず、定点観測はこれにて終了。 前田食堂の「連獅子」。 さわだ屋さんの「藤娘」と、早川さんの「勧進帳」。