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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年12月17日(月) 旧暦11月8日赤口

- 初冬の京都 -

日記写真


『京都に来ています』
 あほまろ浅草を離れ京都で朝を迎えています。目覚ましの要らないあほまろ、いつもの時間に目覚めたのは良いのですが、ここ京都の朝はまだ真っ暗なのです。東京とたいして距離が離れていないのに日の出時間はこうも違うのでしょうかね。


 昨夜、モモちゃんが交通事故に遭遇してしまった夢を見てしまいました。起きてからも
何か胸騒ぎがし、女房に電話をしても留守のようです。きっと今頃は散歩に出ているのか、電話が繋がるまで不安でいっぱい、やはり離れていると、モモちゃんも気になっているのか、夢の中にまで登場してくるのですね。ようやく女房と電話が繋がって一安心です。これで、ようやく日記の書き換えに入れるのですが、そろそろ仕事の打ち合わせ時間が近づいて来たので、簡単に済ませてしまいます。なんたって、モモちゃんの居ない朝の日記は気持ちの乗りも低いものでね。

 昨日、京都の到着が午後3時を過ぎていたこともあっって、せっかく京都まで来ているのに考えていた観光もできませんでした。ただ、以前から気になっていた南禅寺境内にある疎水の煉瓦造りの水路閣だけには行ってみたく、ホテルのチェックインもそこそこに出かけてみました。
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『京の一写』
 南禅寺の境内を歩いて来た和服のお嬢さん。なんとなく「京都な人」だったもので。
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  京都疏水は明治期に琵琶湖から京都に引かれた水路で、明治の大事業として1884年(明治23年)から始まった工事で、琵琶湖の水を京都まで導く水路なのです。当初は、舟運・発電・上水道・灌漑用水などの目的で作られましたが、現在は京都市に上水を供給するのが主たる目的となっており、最初に掘られた大津市三保ヶ崎から京都市東山区蹴上までの水路を「第一疏水」、次いで掘られた先の水路にほぼ沿う全線暗渠のものを「第二疏水」、南禅寺境内を横切り哲学の道に沿って流れる「疏水分線」、特に、南禅寺の境内を通る水路を「南禅寺水路閣」と称された煉瓦造りが有名なのです。
   
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 このような空間は、京都の観光絵はがきでもご存じですよね。普段は、大勢の観光客がいらっしゃっているので、いつも何処かに人影が写ってしまうのですが、シーズンオフの夕方とあって、ほとんど訪れる方がいらっしゃいませんでした。
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 今年は、あほまろの秘密基地内に煉瓦造りの壁を設置したことから、この煉瓦造りがちょっと気になったもので、いっぱい写真に記録してきたって訳です。
このデザインは、真似させてもらわなくっちゃね。
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 南禅寺を出て、哲学の道を歩いている時に出会ったワンちゃんです。京都の方なのに、珍しく挨拶に応えてくれましたよ。
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 京都は午前中まで雨だったそうですが、夕方も雲行きが怪しくなり、小粒の雨が落ちてきました。怪しい雲と南天の実って、とってもミスマッチな写真ですね。
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 以前にこの哲学の道を訪れた時は、観光シーズン真っ盛りだったもので、まるで浅草の仲見世を歩いているかのような混雑だったんですよ。
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 南禅寺から続く哲学の道の終点は銀閣寺です。ここの入館時間は午後5時半ですが、まだ大丈夫との係員の方がおっしゃってくれたので、久しぶりに入ってみました。
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 銀閣寺の丘の上から夕日を狙ってみたのですが、あいにくの雲に残念。
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 せっかく京都に来たのですから、話題のモノを見てみたく、清水寺にも出向いてみました。
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 この時期は清水の舞台のライトアップは終えているのですが、五重塔だけがライトで浮かんでいました。でもね、ここの照明は水銀灯なので全体に青っぽくなってますね。浅草寺のような照明の暖かさは感じられませんでした。
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 清水の舞台から見た京都市内です。
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 そうです、これが話題の「今年の漢字」です。せっかく京都に来たのですから、これだけは見て帰りたかったもので。
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 昔、三年坂のこの瓢箪屋さんでロケをしたことを思い出します。
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 三年坂を下り平安神宮までやって来ました。
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 南座では、吉例顔見世興行が行われていました。
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 京都の夕食は「湯葉懐石」、でも思った以上のボリュームでしたよ。その変わりお値段は相当でしたけどね。
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 さて、仕事を済ませたら急いで「羽子板市」で賑わう浅草寺に帰らなくちゃね。もちろん明日の朝は、浅草でモモちゃんと一緒ですよ。

『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』

 江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、 また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより 廃業する銭湯の数は少なくありません。
 今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。 
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 あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
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  展示内容
 ・江戸時代の「湯屋」の模型展示
 ・現代の銭湯の模型展示
 ・台東区内「銭湯めぐり」写真展
 ・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
  開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
  ※休館日を除く

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 今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。


今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数406枚
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