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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年8月3日(金) 旧暦6月21日友引

- 破産の日 -

日記写真


『今朝の浅草』
 日増しに蒸し暑さが増してきますね。今朝も“うだるような”という表現がぴったりの朝になりました。この「うだる」とは、本来の意味は「茹だる」で、鍋の中の湯で充分に熱せられることを指す言葉なのですが、人間が煮物にされてしまうほどの暑さを表現する言葉としては適当じゃないんじゃないでしょうかね。それにしても暑い朝でしたよ。
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 今日、8月3日は語呂合わせで「破産の日」とされています。どうしてこんな記念日が出来たのかは解りませんが、こんなのを堂々と記念日にして喜ぶのはいかがなものでしょう。昨日、歯科医からの帰りに乗ったタクシーの運転手さん、“昨年、30年間努めていた会社が倒産して退職金はもちろん二月分の給料も未払い、定年間近で会社を追い出されてしまったんですよ”とぼやいてました。会社の経営に行き詰まった社長が会社を潰し自己破産までしてしまったので、何処にも訴えることが出来なくなってしまったそうです。しかし、社長は自己破産をする直前に財産の総てを息子さんたちに生存贈与をしたことが発覚、それは違法じゃないかと元従業員たちで訴えているのです。しかし、その法廷費用の分担もバカにならないのです。まるで「泥棒に追銭」ですよね・・・。

 30年間真面目に働らき定年を向かえ、郊外に家が建つほどの退職金を夢見て社長に尽くして来た従業員を、自己破産という身勝手な振る舞いで総てをチャラにしてしまう。それも今は自己破産法という法律で守られてしまうんですね。

 昨日、とうとう辞意を決意した赤城農水大臣、会見の中で盛んに“法律に基づいて”を強調しておりましたが、法律を作る立場の人間が自分たちの都合の良い法律を楯に開き直るいやらしさ、なんとなくそれと似通っているような、嫌な話を聞いてしまったのです。そんなことを思いながら見た、記念日「破産の日」、こんな日を制定した方、破産の当事者の気持も考えて行動して欲しかったですよね。

 あほまろも過去にお金を貸した3人に自己破産をされてしましました。もちろん貸した金は一銭も返ってきません。更に、裁判所から借金に関する書類の提出まで求められるのです。それも、裁判所なので書類の提出は「命令」として舞い込んでくるのです。忙しいのに、踏んだり蹴ったり「泥棒に追銭」、まるで自己破産をするような人間に金を貸したのが悪かったかのような態度なんですよね・・・。

 自己破産をした3人のうち1人は自殺し、一人は音信不明、残る一人だけが自己破産後に謝りにやって来ました。“これから精進し、少しでもお返ししたい”そんな言葉で帰っていきましたが、それだけでもちょっとだけ許せたのかも。
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 前出のタクシーの運転手さん。今では過去を諦め、タクシーに乗りながら家庭菜園を楽しんでいるそうです。ナスビとトマト、それに先日の台風でかなり被害を受けてしまったトウモロコシ。苗や肥料と手間を考えると買って来た方が安いし美味しいでしょう。でも、孫が始めて収穫したトマトを食べながら、“買ったトマトよりも歯ごたえが有っておいしいよ、おじいちゃんの味だね”と言ってくれたそうです。そう、どんなに高い肥料で育てても農家の物とは土壌が違うので、皮が厚く酸っぱいトマトしか出来ないのです。それでも、孫たちにおじいちゃんの味を楽しんでもらうため、これからも頑張って続けて行きますよ。とっても嬉しそうに語ってくれました。

 世の中「お金」だけじゃないんですよね。運転手さんの人生、最初は倒産のぼやきから、いつの間にか家族の助け合いと孫たちとの触れあいに変わっていったのです。わずか20分足らずの小さなタクシーの旅。後ろ髪を引かれるように秘密基地の前で降りたのでした。こんな幸せになれた時間、あほまろの気持は、たった30円のおつりだけ。そう、世の中「お金」じゃないんですよね。


『今朝の雷門』
 いつものお婆ちゃん。写真のお礼に“これでワンちゃんと遊んであげてください”と、テニスボールを頂きました。写真のお礼と言われても困るのは、ネットでお婆ちゃんを見付けた方がプリントアウトしてくれただけなんです。今度はちゃんと写真にして差し上げますからね。
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『今朝の宝蔵門』
 
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『今朝の浅草寺』  
 
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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

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『今朝の二天門』  
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『今朝の境内』  
 日本では、人前で物を食べたり、歩きながらものを食べたりするのを、「お行儀悪い」と教えられて育った
のは昔の子供ですかね。今では、歩きながら朝食なんてのを良く見かけます。今朝は、な、なんと、焼かず何も付けない食パン(トースト)を頬張りながら歩くカップルがいました。他人が食べている姿を見ると、普通は美味しそうに感じてしまうあほまろも、生の食パンじゃね・・・。
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 薪能の会場造りは、昨日から進んでませんね。
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 例の物は、お掃除や水まきに邪魔になりませんか。自転車にはとっても邪魔なんですけど・・・。そっか、それは良いんだっけ。
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『今朝の一写』
 お母さんと何を話しているのでしょう。吹き出すように笑う顔、とっても可愛いですね。それに、口を隠して笑うなんて、お嬢ちゃん日本人の慎ましさも兼ね備えているのですね。
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『浅草の人』
 ♪あか〜ぁるぅい朝が来た、きぼ〜ぉのあ〜さぁ・・・、夏休みになると、このような親子連れが多くなるのは、家族揃ってラジオ体操に参加しているからなのでしょうね。
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 この子も首からラジオ体操のカードをぶら下げて走ってきましたよ。
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 こちらは台湾からの観光客です。台湾にも日本と同じラジオ体操が有るといってました。きっと、日本の統治が長かった影響なのでしょうね。
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 おはようございます。“お暑うございます。ところで、どちら様でしたか?”、お婆ちゃんごめんなさい、知らない人間です。お年寄りは律儀な挨拶なんですよね。
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『今朝の浅草神社』  
 浅草神社です。

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 神社のこれも家庭菜園といっても良いのでしょうかね。このトマトも皮が厚くて酸っぱいのでしょうかね・・・。
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 毎日同じコメントも疲れてしまいますね。
  
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 おんたたち、ここは浅草神社の境内ですよ。まったく恥知らずが!
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『今朝のワンちゃん』  
 今朝は書き換えが遅れたので、コメントは無し。というよりも、コメントなんて無い方がすっきり見られて良いでしょうね。 
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『今朝の自転車』  
 こちらもコメント無しでごめんね。書きようが無いもので。 
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『昨日の行事』
 昨日、落語芸術協会所属の落語家ら約40人が、能登半島地震と新潟県中越沖地震の被災地に元気と笑顔を届けようと、浅草演芸ホールから浅草の街をパレードしました。
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 三遊亭小遊三さん、春風亭小柳枝さん、春風亭昇太さんらが、お揃いの白地の浴衣を着て浅草演芸ホール前で募金の呼びかけです。
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春風亭昇太さんと記念写真ではしゃぐおばちゃん。春風亭昇太は人気物ですね。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数128枚
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