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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年12月18日 (月) 旧暦10月28日先勝

- 浅草の賑わい -

日記

『今朝の浅草』   
 富士山が見える朝は気温が低いのですが、とっても清々しい朝なのです。モモちゃんも最初は震えながら歩いていたのですが、用を足した後は震えも止まって自分から進んでコースを決めて歩いていくのです。でもねモモちゃん、“今日はそっちじゃ無いよ”、モモちゃんは人が多い場所が嫌いなんですよね。
   
 昨日は日曜日と羽子板市が重なったため、浅草はとっても賑わっていました。特に仲見世は夜まで満員電車の中に入り込んだような混雑だったのです。毎朝同じ場所を散歩していて思うのは、これが本当に昼間と同じ場所なのかな・・・、ってことです。当たり前なのでしょうけど、同じ空間を埋める人の数、いわゆる人口密度がこれだけ極端に変わるのってのが不思議というか考えられないというか、久しぶりに総てのお店が開いている仲見世を歩きながら、「ここは別世界なのかも」なんて思ってしまいましたよ。
 人影がまばらな朝の仲見世、もし歩いている途中に週末で混雑する仲見世に迷い込んでしまったら、モモちゃんは絶対に嫌がるでしょうね。以前、混雑する仲見世を横切る時、みんなに踏まれそうになってモモちゃんが騒いだことがありました。それ以来、人混みが大嫌いになってしまったんです。我々をSFの世界にだけは迷い込ませないでくださいね。あほまろは真剣に考えているんですよ。

 特に嫌がるのは、夕方の散歩の時は歩道まではみ出して並べられた商品と買い物客の自転車のおかげで、歩くスペースがほとんど無くなってしまう雷門通りのスーパーの前です。そこを通過しなければいけない時は、モモちゃんを抱き上げて通るのでよ。あの無秩序状況、行政も充分に把握しているのに、スーパーの開店以来二年以上も放置したままなのです。こんな些細なことにもきっと行政との癒着が有るのでしょうね。
   
 今朝の写真の真っ赤な物はいったい何だと思いますか。観音裏の「ガサ市」のお店の売り物といえば、理解できますよね・・・。それにしても鮮やかすぎるよ。
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『今朝の雷門』
 朝は混雑とは無縁であるかのような仲見世ですが、羽子板市が開催中なので今朝は普段よりも人出が多いようです。この調子じゃきっと日中も賑わうのでしょうね。
   
 
   
  
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『今朝の一写』
 羽子板市には様々な国の方も訪れます。境内を歩く外国人を撮っていると、一人の女性が流暢な日本語で声をかけてきました。“あほまろさんですね”、日本で大好きな浅草を訪れる前は、必ず「江戸ネット」をチェックしているそうです。それで、「羽子板市」を知ったんですって。さすが、関係ないけど「インド人もビックリ」ってカレーの宣伝がありましたよね。
  
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『今朝の境内』
 この方はオーストラリアからやって来た旅行雑誌の記者の方です。これから外人専用と定評のある「喜久屋旅館」を取材するとのことでしたが、あほまろには知れません。とりあえず西浅草2丁目の位置を教えてあげました。浅草には外人専用って旅館、結構多いですよね。
   
 「秀徳」さん、早朝から頑張ってますね。昨夜は息子の嫁さんにここの羽子板をプレゼンとしましたよ。大きいのを買ってあげるっていったのに、置く場所が無いので小さいので良いですって。それって儲かったのか、それとも残念だったのか。
    
 おはよう!このお姉さん、羽子板屋さんの間を縫うように自転車で飛ばしていきましたよ。
“全く迷惑だよ”って顔して・・・。
   
 お天気が良いので、朝日が眩しいですね。
   
 忙しそうな新門の鳶連中、今朝は浅草神社の飾り付けを行うようです。
   
 これがお馴染み浅草神社。
   
 羽子板市でお店を出しているみなさんは、用事のために屋台の中で寝泊まりしているのです。10年ほど前、夜中に火事を出してから火の気を禁じられたはずですが、ガスコンロでお湯を沸かしていましたよ。禁じられたとはいえ、寒いですからね・・・。
   
 羽子板の屋台と観音様の前を通学する子ども達。浅草って、観光行事と生活が密着しているので、このような光景も珍しくないんですよね。
   
 
伝法院通りにお正月の松飾りが取り付けられました。今年も本物のお餅で繭玉飾りを行うのでしょうかね。
   

 観音裏の「ガサ市」です。
   
 何やら帳面を付けているおっさんの前に立てかけられた大判、おめでたい雰囲気を醸し出してませんか。
   
 こちらはワラ細工専門店です。せっせと注連縄を巻いてましたよ。
   

 こちらも真っ赤な物が並んでますね。実はこれ、エビの模型なのです。小型の注連飾り用ですね。これが豪華な物になると、本物の伊勢エビも飾るんですよ。あほまろの家だって毎年本物ですよ。終わっても食べませんけどね。
   
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『昨日の浅草』

 昨日の「羽子板市」で混雑する仲見世を仲見世会館の屋上から撮った様子です。宝蔵門の覆いが取れたら夜景を撮ってみたい場所ですね。
   
 下に降りるとこの様子。まるで満員電車ですね。
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 「秀徳」さんも忙しそう。
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 良いね・・・。はちまきに挟んだ羽根が粋ですね。
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 良いね・・・。まいづる屋さんの若女将、笑顔で応対です。
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 今年のチャリティ羽子板。なんと、ウノカマキリ先生の羽子板にはあほまろの似顔絵も・・・。
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 浅草公会堂では、仲見世のシャッター絵の原画展が今日まで開催されております。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数172枚

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