『今朝の浅草』
　平成１１年１１月２７日、あほまろは浅草に越してきました。あれから満７年が過ぎ、今日から８年目に突入します。短かったような長かったような、このモモちゃんとの日記は、翌年の２月から始めたので、同じく７年が経過しようとしているのですね。始めた当時のカウンター、まだ１万足らずだったっていうのに、もう百万をはるかに超えてしまいました。いつまで続くか解りませんけど、これからもよろしくね。
　
　雨の日は猫の顔もゆるむ・・・、暖かい冬の日の例えで言われていますね。その通りで雨ですけど暖かい朝になりました。でもね、雨の日は眠いね・・・、なんて気の抜けたコトを朝っぱらから書いてると怒られそうですが、微妙に眠いのです。そう、その微妙な眠気が変に気持ちよかったりするのって解りますよね。何で眠たいかというと、昨夜は映画を二本も観てしまったからなのです。

　昨日、有楽町の交通会館で開催された「切手祭」に行ってみました。あほまろは特に欲しい切手は無いのですが、最近は女房が中東の切手に凝ってしまって、というよろもボウフラがよろけたというか、受精に失敗した精子が悔しがっているとでも表現したくなるような文字を勉強しているのです。つい、数ヶ月前まではヨン様狂いで家中は韓国語だらけだったように、今度はもっと始末に負えないアラビア文字が氾濫するのでしょうかね。
　女房が中東切手を捜している間、あほまろも明治時代の切手などを衝動買いをしてしまいました。あほまろが収集を始めるきっかけとなったのは、当時だれもがやっていた切手収集からでした。それが、どんどんジャンルを広げていって、今では自分でも解らないほど何でも集まってしまったのです。
　しかし、「収集は切手に始まって切手に終わる」と言われているように、あほまろも例外では無いのです。絵葉書の研究をしていると、当時使われた絵葉書に貼られている切手と、それに押された郵便印、そんなのを見ているとそれが出された背景までも調べたくなってしまうのは当然ですよね。おまけに昔取った杵柄で、切手にだってかなりのウンチクが有るのですから。
　今、あほまろが凝っているのは旧占領地で日本が発行した切手なのです。特に、「支那」「朝鮮」「軍事」などと加刷された通常切手の菊切手や田沢切手なのです。絵的にはたいした価値の無いような絵葉書を見直していると、中には郵便資料として驚くような発見も有るのですよ。てな訳で、女房に“無駄な切手、あまり買うなよな”って文句を言いながらも女房よりも多くのお金を使ってしまったのでした。

　その帰りに、有楽町のビッグカメラに寄ってＤＶＤの新作を買って帰ってきたのが、今朝の眠気の原因になってしまったのですよ。何の映画かというと、例の三億円事件を取り上げて話題になった「初恋」と「SAYURI」です。「初恋」はそれなりでしたが、かなり安上がりなでっちあげ、食事をしながらなんとなく観てしうまったのです。
　そして、不思議な日本が描かれた「SAYURI」。最初は“なんで日本の芸者なのに英語を話すんだ、なんで主人公の芸者が中国人なんだ”そんな違和感を感じながら観ていたのでしたが、いつの間にかインチキ日本芸者の世界に入り込んでしまったのでした。主人公のさゆりを演じたチャン・ツィイーちゃん、着物の着付けは最悪でしたが、態度や振る舞いは日本人になりきってましたよね。
　この映画は、中国では上映禁止になった背景が気になっていたのですが、内容的に政治的感情を害する物じゃありません。中国で人気が高まっている女優チャン・ツィイーを日本人の実業家の餌食になる清純な主人公とし、謎めいた日本文化の象徴である祇園の芸者を演じさせたことへの怒りだったようですね。
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『今朝の雷門』
　先日、知り合いの作曲家が「雷門で逢いましょう」って曲を発表しました。昔のフランク永井の替え歌じゃ無く、シャンソンのようなまともな歌でしたが、題名からして流行りそうは無いように思いませんか。それより今朝の「雨の雷門」、それだけでも歌謡曲の立派な題名になりそうですね。これも、欧陽菲菲の真似になってしまうかな・・・。
　♪小ぬか雨降る 雷門 こころ変わりな 朝の雨 あなた・・、あなたは何処よ あなたをたずねて 観音様へ・・・♪
　　　
　
　　　　　
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『今朝の一写』
　お婆ちゃんのワンちゃんは歩けないのです。それでもお婆ちゃんは毎朝ワンちゃんを車に乗せてお散歩です。ワンちゃんが用を足すときだけ外に出して貰うのです。
　もし、もしも万が一、モモちゃんがもっともっと年をとってしまったら、あほまろもお婆ちゃんと同じようにするでしょうね。雨の朝も、雪の朝も・・・。
　　
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『今朝の境内』
　雨で落とされてしまった伝法院前の桜の葉です。
　　　
　清掃員に片付けられてしまう前に撮っておきましょうね。これだって、ちょっと遅くなったら奇麗に片付けられているのですよ。
　　　　
　雨の境内の様子を数枚お見せしますね。
　　　

　　　

　　　

　　　
　雨の浅草神社です。
　　　
　境内は水はけが悪く、いつも洪水になってしまうのです。
　　　
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　浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
　こんな不思議な光景、ご覧になったことありますか。
　　　
　こちらは当たり前で見慣れた光景になってしまいましたね。伝法院通り、もう少しで完成から満一年が経つのですよ。