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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年10月15日 (日) 旧暦8月24日先勝

- 菊花展始まる -

日記


『今朝の浅草』
 今回の台風、日本には影響が無いようですね。今朝の空はうっすらと雲がかかっていますが、おおむね秋晴れといっても良いでしょう。暑くも寒くも無いこんな朝、あほまろもモモちゃんも快適に散歩を済ませてきました。
 境内では今日から「菊花展」が開催されるのですが、早朝なのでまだ囲いがとられていません。囲いの上からカメラで撮ってみると、すでに菊の鉢が運び込まれていますね。でも、定点で観測したい大懸崖はまだ来ていないようです。これからの散歩、覆いがとられる時間に合わせ、ちょっと遅めにしないといけないのでしょうね。
 「知っている」「出来る」は違う、ネットのニュースに最近の子ども達の意識を表現していました。たとえば、「こんんちは」と挨拶が出来ますか、と尋ねると、ほぼ全員が「出来る」と答える。ところが
、別の機会に顔を合わせると、挨拶する子はほとんどいない。彼らの「出来る」は、指示されれば、ということであり、いつでもどこでも反射的に「こんにちは」がでるわけではない。挨拶のような簡単なことなら、出来ても出来なくても迷惑はかかりませんが、これが医療の現場だったら、「知っていても、出来るとは限らない」、そんな内容の記事、すごく気になってしまいました。
 あほまろの周りにも、何でも「知っている」と答える人が多いのです。それじゃやってくださいというと、「後で」とか「やります」と答えても行動をおこさない。結果、知ってはいるけど出来ないのです。なぜ素直に「知りません、教えてください」と言えないのでしょうかね・・・。
 医療現場では、手術を知っているのと、手術が出来るとでは生死に関わることなのですからね。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」、あほまろなら相手が嫌がるほど何でも聞いてしまうんだけどな・・・。

 昨日は「デジタル・ポンチ」「風邪の盆」で、忙しい一日でした。詳細は「今朝の余談」をご覧ください。
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『今朝の雷門』
 日曜日、仲見世通りは早朝から人出も多いようです。今日は特にイベントは有りませんが、写真撮影を頼んできた伊豆からやって来た観光客、“浅草という街全体がイベントをやっているようなので”、そんな表現をしてましたよ。ずらっと並んだ商店なのか、それとも街並みなのかは知れませんが、余所から来た方には、街の混雑の状況を見てイベントのようにも感じてしまうのでしょうね。
    
   
  
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『今朝の一写』
 雷門前でスケッチをされている方がいらっしゃいます。4〜5年前は週末になるとこのようにスケッチブックを持った方々を良くお見かけしたのですが、最近は珍しいですね。この方、油絵のキャンバスに下絵を描いてました。ここで色つけまでしていくのでしょうかね・・・。
  
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『今朝の境内』
 浅草寺本堂から旭日が出ているかのような空の雲を写したかったのですけど、フイルターを忘れてしまったので、あの素晴らしさを表現することが出来ませんでした。
   
 「菊花展」まだ総ての小屋は覆いがされたままなのです。
    
 おはよう!
   
 鈴なりとはこのことですね。
   
 この方、金属の長い棒を持って、銀杏狩りをしていました。でも、鈴なりには届かないですね。
   
 セーラー服でお馴染みになった浅草神社にも参拝客が集まって来ました。聞かれましたよ、セーラー服のことを。
   
 その方をロケ地にご案内。ここの三階が「目高組」の組事務所です。これから、セーラー服のことを聞かれることが多くなるのでしょうね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』
 テプコ浅草館で開催されている「デジタル・ポンチin浅草」
、昨日のイベントは有名漫画家のトークショーです。案内書には有名漫画家とだけ記していたので、会場にはいったい誰が来るのかの問い合わせも多かったそうです。
 お答えします。「明日のジョー」でお馴染み、ちばてつや先生と、「ルパン三世」のモンキーパンチ先生だったのです。
(写真左から、浅草観光連盟荒井氏・ちばてつや氏・モンキーパンチ氏・J-Mac事務局長立野氏)
   

 立野氏の司会で始まったお二人のトーク、コンピュータがマンガに与えた影響など、楽しい会話が続きます。
   

 このお二人、時々本題から外れてしまいまるで井戸端会議のようにもなってしまうのです。早死にする漫画家の中で図太く生き延びているのは我々だけだね・・・、とか。
    
 モンキーさんはタブレットでルパンを描いてくれました。
   
   
 ちば先生は、ホワイトボードに手描きのジョー。
   

 もったいなくて消せませんね・・・。暫くは「デジタル・ポンチ」の会場に飾っておきましょう。
   
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「風の盆in向島」
 観光客の増加で、本来の情緒が失われたと地元民が嘆く富山の八尾町に伝わる「風の盆」。昨夜、向島の見番通りで開催されました。その地元民が本来の情緒を知ってもらおうと東京にやって来るっての、理解に苦しむところですけどね・・・。
 今年で二回目になる「風の盆in向島」、一昨年の初回はちょうど信越大震災の日だったのを思い出します。墨田区では震度4の揺れ、踊っている人も観ている人も全員が慌てふためいたのでした。昨年は諸般の事情で開催が出来ず、今年は第二回となったのです。
    
 「風の盆」は、古くから伝わる踊りをより日本舞踊的に見せたいと、若柳流の初代若柳吉三郎氏が振付をされたのです。その若柳流の
本部が向島に有ったことでこの土地での開催となったそうです。昨日は、初代若柳吉三郎の息子さんもお祝いの挨拶をされたのでした。
   

   
 三味線を弓で弾く楽器、胡弓(こきゅう)です。胡弓とは中国の楽器のようなイメージがありますが、じっくり観察するに、日本の胡弓って三味線を小さくしただけなのですね。死者の霊を慰めるかのような悲しげな響きによって、深々と被った編み笠をゆらゆら揺らしながら踊る姿が、狭い見番通りにマッチしてましたよ。
   
 おや、どこかで見たことの有る方が・・・。
   
 弱いことで人気の力士さんですね。土俵の上とは別人のような優しい表情で踊りを見つめておりました。
   
   
 昨夜の見物客は約八千人だったそうです。浅草のイベントとは趣を異にした「おわら風の盆in向島」これからも毎年開催するそうです。


今朝の写真
Panasonic DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT F2.8-3.5 14-50mm
OLYMPUS ZUIKO Digital 7-14mm F4 / 50-200mm F2.8-3.5
撮影枚数50枚

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