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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年9月20日 (水) 旧暦閏7月28日仏滅

- 秋彼岸入 -

日記


『今朝の浅草』
 秋の彼岸入りの今朝も良い
お天気になりましたね。とはいえ、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、浅草も今日から日増しに寒くなってくるのでしょうね。それと、彼岸を境に、昼の時間がどんどん少なくなっていくのです。このお彼岸の時期は、一年で一番過ごしやすい時期ともいわれていますよ。お彼岸は今日から一週間、初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」と呼んでいるのです。
 秋草も伸びきって爽やかなお彼岸の散歩、緑の少ない浅草で唯一自然を保っている伝法院のお庭に虫たちの鳴き声が響いています。影向堂から伝法院のお池を見ると、雨も降っていないのに水面全体にポツポツと渦が巻いています。これはいったい・・・。不思議そうに眺めているところに住職さんがやって来て、“あれは地下からの湧き水なんだよ”、と教えてくれたのです。湧き水って空気と一緒に湧いているのでしょうかね、それとと泥が腐ったメタンガスなのでしょうか。過去にはふんだんな湧き水が有名だったのですが、
今となっては水の入出口は塞がれてしまい、かろうじて水道水で存在を保っている池、「湧き水」といわれてもピンとこないですよね。

 昨日も仲見世を練り歩いたかっぽれ。台東区立東泉小学校の子どもたちが、江戸伝統芸能「かっぽれ」をアレンジした踊り「ヨッ! たいこもち」の練習に取り組んでいることが朝刊で紹介されていました。
 かっぽれは、江戸時代の文化文政年間に、大阪の住吉大社の境内で踊られたのが始まり。その後、江戸に移り、浅草神社境内で大道芸として踊られ、明治になって大流行した踊りで、現在は梅后流宗家・桜川梅后さんを始め、桜川ぴん助社中などかっぽれを楽しむ団体が東京をはじめ全国約百五十カ所に道場を持って練習に励んでいるそうです。
 東泉小では、今年も本番を前に全校を代表して六年児童が交代で宗家を訪問し、振り付けの手ほどきを受けた。「ワッショイ、ワッショイ、かっぽれ、かっぽれ」、今月三十日の運動会では、子どもたちが梅后流宗家直伝の踊りを披露するそうです。
 自然が失われてしまった浅草ですが、このような伝統芸能は子供たちによって守り伝えられていくのでしょうね。
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『今朝の雷門』
 また何かの撮影が行われるのでしょうかね。数名の男性が行ったり来たり、写真器材の準備をしているようです。
   
 
   
  
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『今朝の一写』
 ご覧ください、こんな小さな車輪でもちゃんと役だつのでしょうか。弁天山の麓で不思議な格好の自転車を見付けてしまいました。これに乗っている姿も見てみたいですね。
  
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『今朝の境内』
 やっぱり撮影ですね。浴衣を着た女性がメイクをしていましたよ。どんな女性なのか気になったのですけど、正面から撮るのは失礼なので・・・。
   
 すっかり様変わりしてしまった仲見世のシャッターです。
   
 上の写真と同じ方角を撮ったのですけど、空の色が極端に違いますね。これが、カメラマジックなのです。レンズを絞り込めば空の青が強調され、開ければどんどん白っぽくなってしまう、同じ空でも絞りによってここまで色が違ってしまうんですよ。空以外はこんなことには成らないんですよ。
   
 誰も居ない観音様です。この写真は普通に撮ったら本堂内が真っ暗になってしまうので、絞りを開いて撮ったので、空は真っ白に飛んでしまいましたね。
   
 灯篭会は次の日曜日までです。
   
 浅草神社では、毎月第一日曜日に、江戸芸かっぽれ豊年斎五代目、櫻川ぴん助社中によってかっぽれ踊りが奉納されます。
   
 かっぽれを観ながら育った、浅草の神田の稲穂ですかね。
   
 お彼岸は刈り取りの時期ですが、ここはもう少しかかるのでしょうかね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』
 世界の名器ライカがとうとうデジタル化されるようです。M型マウントに対応したレンジファインダー機「ライカM8」と対応レンズが発表になりました。とはいえ、さすがに世界のライカ、ライカ M8レンズ交換式レンジファインダー機57万7500円、ライカM型用交換レンズ、ライカ トリ・エルマー M f4/16-18-21mm ASPH、42万7350円。ん〜、おみごとというか、さすがですね・・・。
   
   


今朝の写真
Panasonic DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT F2.8-3.5 14-50mm
OLYMPUS ZUIKO Digital 7-14mm F4 / 50-200mm F2.8-3.5

撮影枚数60枚

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