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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年9月5日 (火) 旧暦閏7月13日先勝

- 身勝手な人達だね・・・ -

日記


『今朝の浅草』
 秋に入ったとはいえ暑い日が続いていますね。こんな暑い日が続くと人間は奇妙なことをやってみたくなるのか、観音様の前で奇妙な返送をした連中が記念写真を撮っていました。その中の一人に“何があるの?”“サークルです。”、それだけじゃ何なのか解らないだろうが・・・。
 おまけに、自分たち勝手にやっているので構わないでくれとでもいいたそうにそれ以上の質問は無視されてしまいました。彼等は全員が数冊の本の抱えています。きっと、自分たちで創った同人誌のような物を売りにきたのでしょう。販売目的でこのような格好をしているのなら、もうちょっと愛想を良くしても良いのではないのかな・・・。

 あほまろも毎日、相当自分勝手に写真を撮りまくっていますが、誰もが写真を撮る時には余計なモノや人は邪魔になりますよね。奇妙な連中が去って行く後ろ姿を見ていると、どこからか“すみません”って女性の声が、聞こえる方に振り向くと、大香炉の前で記念写真を撮る邪魔になるので避けてくれと言ってるのです。その気持ちは解りますが、あほまろはこの場所に一生立っている訳じゃ無いでしょ。撮りたいのなら、立ち去るタイミングを見計らって撮っも良いでしょうが・・・。頭にきたので、邪魔になる場所からその身勝手な連中を撮っておきましたよ。

 朝から気分の悪いことが続きますね。それも、二度あることは三度までも。つまらない連中を相手にしてもしょうがないので、次の影向堂に向かおうと歩き出した瞬間、モモちゃんとあほまろを繋ぐリードの間で観音様を横切ろうとした自転車が急ブレーキをかけたのです。“バカヤロ、犬のリードは短めに持てよ!”、おいおいちょっと待て、ここは自転車進入禁止の場所だってこと知らないのか!

 いつものコースを巡って再び境内に入ってくると、さっきの連中が境内や仲見世周辺で通行人に本を売っているのです。いくら学生のサークルとはいえ、境内での無許可販売は禁止されているんですよ。

 浅草寺境内、みんながみんな身勝手に生きているんだね・・・。
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『今朝の雷門』
 雷門前で誰かを待っているのか、地べたに座り込んでいる数名の若者。あほまろを始め数名の方が雷門にカメラを向けているのをボーっと見ているのです。こんなところに座っていると邪魔になるっての気付いてないのかな・・・。こいつらもかなり身勝手な連中でしたよ。
   
   
  
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『今朝の一写』
 お天気の良い日は、影の向きでお解りの通り、二天門はちょうど逆光になってしまうのです。あほまろは毎日、この門を通って入って来る人、出て行く人を意味も無く撮っているのです。その中に、兄弟で通学するこの小学生と良く出逢うのです。そして、男の子はいつもあほまろを意識して何度も何度も振り返るのですよ。重要文化財をくぐり抜けての通学、浅草ならではですね・・・。
  
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『今朝の境内』
 これが奇妙な格好をした連中です。記念写真を撮っているところを失敬しましたとさ。
   
 伝法院の玄関、暑いのにもうセミの声は聞こえなくなりましたね。
   
 この時間、これから冬にかけてどんどん影が長くなってくるのです。手前の四角い影はトイレの案内版です。
 このような写真を撮り続けていると、あほまろが集めている明治大正期の絵葉書に写る影の角度と長さから、それが撮られた日時を知ることができるのです。いわば、影のデータを集めるのも目的なのです。
   
 浅草神社はいつもの佇まい。
   
 浅草の神田はどんどん育ってきてますよ。
   
 実るほど・・・、まではいってませんね。
   
 新しく実が付いてきた石油缶の神田。花が咲いているのが解りますか。
   
 白いジャージはラジオ体操連盟の方達だったんですね。掲示板でゆみこさんが教えてくれました。でも、佃公彦さんの漫画のキャラクターのワッペンは見あたらなかったよな・・・。あまりじろじろ見るのが失礼だったものでね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』
 浅草の老舗フグ屋の「三角」さんがそれまでの日本家屋からビルに改装されました。端から眺めている者にとっては、日本家屋の方が絵になったのですけど、これも時代の流れなのでしょう。これからやって来るフグの季節、三階建てになった新店舗で味わうフグの味だけは、日本文化を残して欲しいのですが・・・。
 フグの刺身を盛りつける大皿は、有田焼が有名ですね。薄く切られたフグの身を通して鑑賞する皿の絵が、フグのおいしさを倍増させてくれるようです。

 高級食器で有名な有田焼、驚いたことにラーメンどんぶりなんかに使うには高級すぎたのか、今までは造られていなかったそうです。それが、テレビのバラエティー番組に乗せられたのか、業務用のラーメンどんぶりを売り出すことになったことが朝刊に載ってましたよ。
 有田焼の器で食するラーメン、まさか、有田の名工・三右衛門(柿右衛門・源右衛門・今右衛門)が造ったとしたらいったい幾らになるのでしょう。ちなみに我が家の食器は数年間に源右衛門で揃えたのでしたが、いつのまにか見かけなくなってしまったんです。丈夫で長持ちする器を造る人が名工って訳じゃ無いのですからね・・・。

  今日の記事は、WEB版東京新聞でごらんください。

   


今朝の写真
Panasonic DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT F2.8-3.5 14-50mm
OLYMPUS ZUIKO Digital 7-14mm F4 / 50-200mm F2.8-3.5

撮影枚数49枚

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