『今朝の浅草』
　いつまで続くぬかるみぞ・・・、今年の梅雨の終わりはかなり遅いようですね。ことによったら８月までこんな状態が続くなんてこと予報で言ってました。梅雨明けの遅い年は作物の成長にも大きく影響するそうです。凶作なんてことに成らなければ良いのですが・・・。
　あほまろとモモちゃん、どんな日であろうとも散歩を欠かしたことがありません。こんな雨は序の口、過去に一番ひどかったのが数年前（いつだったか忘れてしまったよ）の台風の朝でした。横から吹きつけて来る土砂降りの雨、雷門前で傘は強風で壊されてしまい、全身ずぶ濡れになりながらもいつものコースを歩いて来たのです。ちょっと離れると風を遮ってくれる場所が有るのに、モモちゃんは風に飛ばされそうになりながらも、いつもの同じ場所で用を足している律儀さに関心したことがありました。
　そんなモモちゃんですが、最近は雨が降っているとなかなか用を足してくれなくなってしまいました。今朝も、なかなかしてくれないので、傘で雨を避けてあげると、ようやくしてくれたのです。おかげで、あほまろはずぶ濡れですよ。

　こんな雨の日でも、観光でやって来られる方は雷門前で記念写真を撮るのが当たり前です。今朝も、老夫婦に頼まれてシャッターを切ってあげました。せっかくの浅草観光が雨で残念ですねと慰めると、“いや、いつも良いお天気で人混みの中の写真ばっかりなので、今回は良い記念になりますよ”と、喜んでいる様子。聞いてみると、６０年前の８月に新婚旅行で初めて訪れてから、１０年ごとの節目に浅草を訪れているそうです。ということは、７回目の訪問ってことになるのでしょうね。７回目にして初めて誰も居ない雷門前（雷門は昭和３５年５月からですが）にて二人だけの記念写真、まるで雷門を独占したかのようだと、とっても喜んでいましたよ。“この写真、霊前に飾ることにするバッテン”、おや、鹿児島の方なのですね。
　雷門を独占したい方は、今朝の方のように早朝が狙い目ですよ。とアドバイスは良いとしても、肝心のあほまろは一度もここで写真を撮ったこと無いかも・・・。でも、モモちゃんは何度も撮っているので、それで良しとしましょうね。
　
　雨の日は、道路が濡れているので写真に撮ると映りが奇麗ですよね。鏡のようにはいきませんが、薄ぼんやりとシルエットが写っている情景が好きで狙っているのです。こんな時に、奇麗なお嬢さんでも来ないかな・・・、今朝は、いくら待っても残念ながら会社に急ぐサラリーマン風の男の人だけでした。

　今朝の写真は、浅草神社と浅草寺の間のプランタンに咲く花ですが、狙いはお隣の水溜まりです。まん丸く出来た雨の波紋が楽しかったので、しばらく遊んでしまいました。
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『今朝の雷門』
　激しいく降っていた雨も、雷門前で一時小振りになりました。今朝の老夫婦は、写真を撮る時だけ傘を外してましたよ。雷門って毎日観ていても飽きない姿ですよね。
　　　
　雨の日は、屋根にテントが張られます。これは電動で、早めにお店を開店する方が自主的に操作するのです。
　　　
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『今朝の一写』
　雨に濡れる阿弥陀菩薩像を撮っているところに、一人のお嬢さんが小走りで歩いてきました。とっさにシャッター速度を変える間が無かったので、スローシャッターのまま流し撮りをしてみました。結構決まった写真になりましたね。
　　
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『今朝の境内』
　どんよりと暗い宝蔵門前です。来年の６月までこのみっともない姿を曝しているのですよ。
　　　
　今朝は、雨を楽しんで傘の写真をたくさん撮ってきましたよ。
　　　
　　　
　こんなのも風情がありますね。これで、もし女性が居なかったらつまらない写真になってしまうのです。あほまろは、自然に人間が居る風景が好きで撮っているのです。もう少し焼き込めば雨が見えるのですけどね。朝の写真はほとんど自動で現像しているもので・・・。
　　　
　浅草神社の参道を傘を差して歩く女性。それだけ。
　　　
　浅草神社の「神田」。今年は梅雨が長引くので凶作になると言われてますが、これは大丈夫でしょうかね。
　　　
　弁天山の梅の実、いつものが見あたらないってことは・・・。やはり下に落ちてましたよ。　
　　　
　伝法院通りの傘、来月はこの通りで「打ち水」の行事を行うそうです。その日は、雨じゃ無ければ良いですね。
　　　
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　浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
　雨の朝でも、カメラが有ると楽しいですね。最近はモモちゃんのリードは腰のベルトに結んでいるので、両手がフリーなのでカメラの操作が楽なのですが、今朝のように傘を持たなければいけない日の方が辛いですよ。今朝の写真の中にも数枚傘が写ってしまったのがありました。