あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年7月16日 (日) 旧暦6月21日友引

- 結婚式を終えて -

日記


『今朝の浅草』
 まだ気温が上がっていないので久しぶりに爽やかな朝になりました。こんな日のモモちゃんの足取りは軽やかで、普段は嫌っているのか見向きもしない犬仲間の○子さんのナツちゃんにも尻尾を振ってご挨拶。“あら、モモちゃんてお天気やさんなのね”、なんて皮肉めいたことを言われてしまいましたよ。そりゃ、誰だって爽やかな朝の気分は最高ですよね。
 いつもモモちゃんは、自分が気に入った犬には近寄って行くのですが、嫌いな犬には見向きもしないのです。特に自分よりも小さい犬が嫌いなようで、以前は一緒に散歩をしていたヨークシャテリアのハニーちゃんやポメラニアンのポーちゃんには、完全に無視していました。でも、5月から新しく家族に加わった柴犬のナナちゃんは別、いつも囓られるのを知りながらも近寄っていくのです。きっと、同じ犬種なので波長が合うのでしょうね。今朝も、遅れて散歩に出た女房とナナちゃんを浅草寺境内で見つけ、喜んで飛んでいったのです。でも、ご覧の通り今朝はナナちゃんの方が無視。
 ナナちゃん生後5ヶ月、どんどん身体が大きくなってきましたよ。

   
 お盆もお終いですね。今日は盆の送り火です。お盆の三日間は、亡くなったご先祖さんがあの世から一時帰宅をし、家族の生活を見守ってくれているのです。そんなお盆の中日、我が家の長男が浅草神社で結婚式を挙げたのです。お祖父ちゃん、お祖母ちゃんっ子で育った長男、晴れ姿を祖父母も一緒に見守ってくれたことでしょう。息子がこの日に決めた理由は聞きませんでしたが、きっとそんな思いもあったのでしょうね。
ちなみに、娘は今年のあほまろの誕生日に入籍をし、父親の誕生日を結婚記念日としたのです。しかし、結婚式と披露宴は後日ということで、親族だけでお祝いを済ませたのでした。
 
 シンドラーのエレベータ問題が一段落すると、今度はパロマのガス湯沸かし器が叩かれていますね。どちらも人間の生死に関わる重大な事故を引き起こす可能性が有るので問題になっているのですが、この手の事故が起こると、どこのマスコミもまるでまるで魔女狩りのように、ハナから悪者と決めつけて責めたてるのって気の毒ですよね。
 確かに一部の製品で事故を起こした責任は有るにしても、マスコミの報道を見ていると、その会社の総てに問題が有るかのような騒動にまで盛り上げて行くのです。
 昨年末に欠陥が発見された、ナショナルのFF式石油温風機及び石油フラットラジアントヒーターのように、マスコミに気付かれる前に自主的に回収展開を開始した製品は、魔女狩りの対照にはならなかったところを見ると、企業の姿勢を正すことが重要ってことなのでしょうか。パロマのホームページを見ると、『今回の問題に関して、経済産業省の「半密閉式瞬間湯沸器による事故」報告命令に関する対応について』と、表紙に小さな扱いが有るだけ、松下電気のように、ホームページの一面全体を使って謝罪した方が良いのじゃないのでしょうか。松下電器の対応とパロマの対応を比べるのも楽しいかも。
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『今朝の雷門』
 日曜日の朝なので、早朝から仲見世を歩く人の数も多いようです。この写真を撮っていると、台湾の団体が旗を先頭に赤信号を平気で渡っています。台湾では、車が来なければどんな大通りでも平気で渡っていたのを思い出します。しかし、ここは日本、それよりも目の前に交番が有るのですよ。そんな光景の写真を撮ろうとは思いませんが、この写真の右側の横断歩道で実際に起こっている事態なのです。
   

 今朝もまた雷門の裏側を撮りませんでした。何故かというと、あの図々しい台湾の団体が居たからなのです。
   

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『今朝の一写』
  自動車を運転中に携帯電話の通話が禁止されているのと同様、道路交通法では、自転車も同じく違反になるのです。それじゃ、スターバックスのコーヒーを飲みながら自転車を運転するってのは・・・。やっぱり違反でしょうね。
  

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『今朝の境内』
 お盆の飾りも今日までですね。次は来月の旧盆に同じく設置されます。
   
 工事中の宝蔵門を囲った白い鉄板。夜になるとここに写る景色が楽しいのですよ。日のあたり方によって、まるで鏡のようになるのです。今度、面白い写真を掲載しますね。
   
 ワンちゃんの散歩。毎朝、数十匹のワンちゃんがこの広場で遊んでいるのです。あほまろは浅草寺に集まる犬たちの写真をせっせと集めているのです。最近、車いすを引いて散歩を続け、4月始めに亡くなった盲導犬の「チョロ松」だってここで遊んでいたのです。飼い主の大谷清子さん、「チョロ松」を歌ったCDを出したそうですね。
   
 弁天山の梅の実、完熟を過ぎると少しずつ落ちているようです。この梅は、食べるのには適して無いのか、カラスもやって来ないんですよ。
   
 こちらはモクレンの実、今年は境内のモクレンに実がなるのがとっても多いのです。これって、かなり異常なことだと聞きました。
   
 昨日、我が愚息の結婚式が行われた浅草神社です。式の一瞬だけは三社祭で有名な神社を我々だけのモノにしてしまったかのようで、気分は爽快。
   
 手水場の前で子供がおどけた格好で遊んでたので・・・。
   
 浅草の「神田」です。浅草神社で結婚式を挙げても、新郎新婦にお守りしかくれなかったようです。神田神社では御神輿時計を貰えるのにね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』  
 料亭「一松」の不安。
 どうですか、まるで東映のヤクザ映画のセットのようですね。最近は結婚式場やホテルで披露宴を行う人が多くなったのですが、日本人の披露宴は、やっぱり和室の畳ってのが一番似合ってますよね。
 昨日、我が愚息の結婚式と披露宴を無事終了することができました。関係各位に御礼を申し上げます。
   
 結婚式の後は、新郎新婦とその両親が親しくしている方々を招いての披露宴が付きものです。招待した方に失礼の無いように、目の前に出されたお料理とお飲み物をお預けされたまま、列席者のお偉いさんたちによって延々と挨拶が行われるのです。一般的には、3時間の披露宴のうち、およそ半分の時間がそれに充てられているそうです。

   
 でもね、あほまろがそんな常識的な結婚披露宴をする訳ないよね。出席してくれた方々を優先に、楽しんでもらえたらそれで良いじゃないですか。てな訳で、挨拶もお祝いの言葉も無し。江戸消防記念会の友人たちによる粋な木遣りで入場した新郎新婦。席に着くなり、我が三遊亭圓歌師匠の音頭で乾杯!
 酒が入り暫しの歓談に続いて、プロの芸人による余興が続きます。お色直しの後で、お互いの友人からお祝いの言葉。これが唯一、挨拶らしい挨拶でしたかね・・・。

   
 お祝いに駆けつけてくれたみなさまも、きっと、型破りの披露宴を楽しんでくれたことでしょう。これから、若い二人を宜しく見守ってくださいね。


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数54枚