あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年7月14日 (金) 旧暦6月19日赤口

- 安全と水 -

日記


『今朝の浅草』
 “蒸し風呂の中を歩いているようだね”、我が家の玄関前で近所の旦那がボヤキながら自転車で通り過ぎていきました。青空も見えている午前6時半の時点で、すでに28度を超えているようです。この調子じゃ今日も暑い日になるのでしょうね。今朝のモモちゃん散歩に行くのを嫌がって抱っこしてくれとあほまろを見上げています。しかたがないので、途中まで抱っこしてあげたのですが、サスガに7キロの身体はきついよ。
 
 犬だけじゃなく、人間だってこんな日の散歩なんて嫌ですよ。モモちゃんが居なければたぶん朝の散歩なんかしてないで、デブになっていたでしょうね。毎朝、小一時間の運動が健康を保っている秘訣なのかも知れませんね。
 テレビで精神病の医者が言うには、通勤通学で、駅まで何キロも歩いたり、電車の乗り換えで駅の階段を上ったり降りたり、そんな毎日の日課は健康のための運動としては全く効果が無いのだそうです。かえってストレスが増し、通勤の時間が長い日とほど肥満になる確立も増える傾向にあるそうです。
 日課といっても、散歩を楽しいと思って歩いているあほまろとモモちゃん。全くストレスを感じないのがきっと健康の秘訣なのでしょうね。とはいえ、お互いに年ですから、こんな暑い日は無理しないようにしましょうね。
それと暑い日には、水分だけは充分に補給しながら歩かなければいけないようです。
 水分といえば、あほまろの近所の「まるごと北海道」では、北海道小樽市水道局が水道水をペットボトルで販売しているのが人気なのですって。六月から一本百二十円(小樽、札幌では百円)で試験販売したところ、何の宣伝もしないのに予定の四ケース(九十六本)を一カ月で完売してしまったそうです。
 しかしね・・・、水道の水を売り出してしまう小樽市もユニークだけど、水道の水を買って飲んでいる人はもっとユニークですよね。これに便乗した札幌市水道局も同様のペットボトルを売り出すそうです。
 でもね、あほまろが札幌に住んでいた時のイメージでは、札幌の水道水は決して美味しくなかったですよ。その証拠に、故郷のニセコから父親が札幌に遊びに来る時には、かならず車でニセコの水を運んで来たのですからね。
 「まるごと北海道」では、このニセコの水と水源を同じくする「羊蹄の水」ってのも同じ値段で売られています。あほまろはいつも懐かしいので、そっちばかり買っているのです。
 そういえば、昔、ユダヤ人(実は日本人)のイザヤ・ペンダサンって方が、「日本人は安全と水をタダだと思っている」って本が話題になったことがありました。あれは確か、昭和40年代後半でしたね。あの頃は、ペットボトルで水を売っても、誰も買わなかったでしょうね・・・。日本も変わってしまったんですね。
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『今朝の雷門』
 暑くなると、早い時間に散歩を済ませようとする愛犬家が増えてきます。“いつもより1時間早めましたよ”、仲見世でお逢いした方もそう言ってましたよ。今日は青空も見えているので、これから地面が焼けるように熱くなってくるのですからね。
   

   

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『今朝の一写』
 いつもの浅草神社の「神田」をアングルを変えて撮ってみました。明日は、この神社で我が長男が結婚式を行うのです。
  

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『今朝の境内』
 よしず張りのお店が目立ってますね。昔の屋台ってみんなこんな感じだったのでしょうね。テントの屋根は別として・・・。 
   
 二尊仏も暑そうですね。今朝、この下でセミの抜け殻をみかけたのですが、セミの鳴き声は聞こえていません。そろそろそんな季節なのですね。
   
 浅草神社、セーラー服の撮影も終わり、お祭りの飾りが無くなりなした。
   
 いつものアングルでも撮っておかなければいけませんね。
   
 弁天山の梅の実。昨日よりも黄色くなっていますね。完全に熟してますよ。この梅は、食用には適して無いようで、カラスも寄ってこないのです。
   
 青空がのぞいている東の空です。意味は無いのですがなんとなく一枚。
   
 雷門通りの朝
   
 日が昇って来ると、隅田川から水蒸気が一気に蒸発するので、橋の周辺では、このように霞が出るのです。(正面高速道路の下が隅田川)
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』  
「北朝鮮ミサイル発射・原油高騰・ゼロ金利解除・中東和平」、最近のヘッドラインを飾る話題はどこも一緒ですね。その中であほまろが、特に気になるのが「ゼロ金利解除」です。1999年2月12日の日銀の政策委員会・金融政策決定会合の記者会見で、当時の速水優総裁が「短期金利はゼロ%でかまわない」と発言。ここからゼロ金利という言葉が定着したのです。その後、ITバブルと言われた2000年には一度見直されて解除されたことがありましたが、それも長続きせずにITバブルは崩壊し、企業の業績は落ち込みました。おかげで、デフレも加速し、銀行の不良債権問題も再燃するなど景気後退が始まったのですが、そのときの政策はどのように決定され、今回の量的緩和解除にどう反映されているのでしょう。
 日銀はゼロ金利解除で、安定的な物価上昇の下での持続的な成長を促すのが狙いのようですが、市場はすでに長短金利が上昇するなど解除を織り込んでいるようです。解除決定で、預金利率を引き上げる金融機関の動きに拍車がかかりそうですが、その反面、ゼロ金利をうたい文句に住宅ローンなどの借り入れを行ってしまった方々は、金利の負担が重くのしかかってくるのでしょうね。

 話は変わって、浅草の次のイベントは「隅田川花火大会」です。都会のど真ん中流れる隅田川で行われるため、この花火大会の規模としては他の地区とは比較にならないのですが、最大の特徴は見物客の数なのです。わずか1時間半の花火をい見るために浅草周辺に集まってくる人の数、毎年の警察発表でも100万人を超えているのです。
 なにしろ凄いんです。一昨年は、すぐ近所の撮影場所で準備中、忘れものに気付き、助手の古麻呂が事務所までとりに行ったのでしたが、それがなかなか帰って来ないのです。ちょうど「満員電車の後部から先頭車両まで人を掻き分けながら歩く感じ」だったとか。
 今年の撮影は、いつもの言問橋のビルを止め、桜橋の近所のマンションから撮るつもりですよ。いつも同じアングルじゃつまらないですからね。ちなみに、我が家から第2会場の花火がビルに邪魔されないで見ることが出来る好位置なのですけど、いつも他で撮っているってのも変でしょう。なぜかというと、空の花火だけ撮ったとしてもそれがいったい何処の花火なのか解らないからなのです。たとえば、浅草ならうんこビルを入れるとか。
   


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数47枚