あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年7月11日 (火) 旧暦6月16日先負

- 寂しくなった境内で -

日記


『今朝の浅草』
 朝顔もほうづきも終わってしまいましたね。浅草、次のイベントは今月末の隅田川花火大会です。それよりも、梅雨はいったいどうなっているのでしょう。数年前から気象庁では梅雨明け宣言はしないことになっていますが、今朝のお天気予報では、“梅雨明け後に好天が続くでしょう”、そんな表現を使っていました。だから、いつ梅雨が明けるのかをはっきりしてもらいたいんだよね。
 ほうづき市の終わった境内では、電気配線の撤去作業が行われています。これを終えると屋台を区切っていた鉄パイプの撤去さぎょうが行われるのです。早朝から、この敷地を取り仕切る鳶職「新門」の連中が大挙して待ってましたよ。毎年同じ作業の繰り返しなのでとっても手際良く作業が進められていくのです。数年前にこの撤去作業を監察したのですが、午前8時頃から開始し、総ての撤去を終えるのに正午までかからなかったのを覚えてますよ。彼等が次に取り掛かる作業は、観音裏で開催される「台東薪能」の会場造りです。三週間を有して設置作業が行われるのですが、開催当日が雨天の場合、会場は浅草公会堂に変更されてしまうのですよ。これも何度も経験しているのですけど、やはり薪能は火を燃やさないと雰囲気がでませんよね。この、第27回「台東薪能」は、8月1日(火)に開催されます。

 今朝は久しぶりにナナちゃんもお散歩です。久しぶりにって言っても、散歩をしてないわけじゃ無く、いつもあほまろよりも早く出かけてしまうので、境内で逢えないってことですよ。始めの頃はナナちゃんが噛みつくのを嫌がって側に近付かなかったモモちゃんでしたが、秘密基地で一緒に暮らすようになってからは、少しづつ慣れてきたようです。ナナちゃんも、噛んだら痛いのだってこと解ってきたのでしょうね。
   
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『今朝の雷門』
 雷門の大提灯は有名ですね。先日、写真を撮って欲しいと頼んだ方、“えっ、お寺の門だったの”、そんな素っ頓狂なこと言ってましたよ。お寺が有るのを知らなかったようです。そんな有名な雷門に現在懸かっている大提灯は、平成15年の江戸開府400周年を記念して、11年ぶりに京都の老舗提灯屋さんによって制作されたのです。
 長野県でペンションの経営を息子夫婦に任せてしまったというご夫婦、浅草は新婚旅行で訪れたきり、あの時は雷門がまだ無かったそうです。「ちんや」で生まれて初めてすき焼きの味、昨夜は50年ぶりに堪能してきたといってました。“確か、あの時は1万円札を出して珍しがられたんですよ”、そんなことも思い出したようでした。
 帰ってから一万円札がいつから発行されたのかを調べてみたら、昭和33年(1958)12月1日に発行されたのですね。当時の大学出の初任給が1万円にも満たなかった頃だったんですね。そんな大金で支払ったら驚いたことでしょう。
 雷門の前で、写真撮影を頼まれ、色々とお話が出来るのが楽しいですね。
   

 長野県からやって来たご夫婦と話が弾んで、雷門の裏側を写すのを忘れてしまいました。ほうづきの屋台が取り壊されてしまった宝蔵門前です。
   

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『今朝の一写』
  いつも柴犬を散歩している揚げ饅頭屋さんの旦那さんは、毎朝お孫さんを学校まで送りながらお散歩なのです。
  

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『今朝の境内』
  昨日までの混雑がウソのような境内ですね。
   
 四万六千日の飾りはまだ付いたままです。これも今日中に片付けられてしまうのです。

   
 この場所に知り合いのお店が出てました。今年もちゃんと買いましたよ。
   
 
   
 浅草神社境内も静かですね。ここには、宅急便の箱が山積みされていたのです。
   
 「神田」の成長は如何に。ここまで来ると、あとは実を付けるのを待つだけですね。
   
 「頭がよくなりますように」、これは良い願いごとだよ。
   
 弁天山の梅の実、和歌山の梅は収穫時期を向かえたと記事で読みましたが、
こちらはまだ固いので熟してはいないのでしょうね。梅って、熟すといったいどのようになるのかな。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
  
 久々に伝法院通りの写真です。ここの絵を描いた土橋さん、靴屋さんのシャッターはまだ未完成のままで残っています。体調を崩してなければ良いのですが・・・。
   


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数56枚