『今朝の浅草』
　“惜しかった、もうちょっとだったのに、ロスタイムさえ無かったら・・・”。サッカーの結果が気になってテレビを点けると、どこのチャンネルも現地から中継で残念がってました。“そっか、やっぱり負けたんだ・・・”、でも、どこの局も“惜しかった”と言っているので、日本はかなり頑張ったのでしょうね。いったいどれくらい惜しかったのかな。あっちこっちチャンネルを変えても得点結果の表示は無いのです。テレビ局も、途中から見た人にも解るように、最低でも得点結果くらいは表示して欲しいですね。
　ベッドの中でチャンネル変えながらイライラしていてもしかたがないので、パソコンのニュースサイトを開くと・・・。

　「日本先制もブラジルに１―４で敗れる」

　おいおいおいおいおいおいおい・・・・、何が惜しかっただ！何がもうちょっとだ！

　これって惜しいのか？　もうちょっとだったのかょぉ・・・？。

　居間に行ってみると、女房がソファの上で高いびき。サッカーの試合を観ていたんですね。眠たいから散歩はお休みなんていってるのですよ。最初からブラジルに勝てる訳無いっての知っていながら物好きなヤツですね。開催前には、あれだけ盛り上がっていたワールドカップ、結果日本は一勝も出来ずに敗退してしまったのです。これで、日本中が騒いでいたサッカー騒動も終わり、静かな夏を迎えることができるのでしょうね。
　
　境内のあちこちでアジサイの花が満開です。このアジサイの名は「藍色」（あいいろ）が集まったもの」を意味する「集真藍」（あづさい）が訛った言葉なのだそうです。それじゃ、漢字の「紫陽花」（あじさい）はいったいどこから来たのかというと、唐の詩人白居易が別の花に名付けた名前を、平安時代の学者源順がアジサイの当て字として命名したのが始まりなのだとか。
　藍色の花の集合がどんどん色を濃くして紫色に変化していく、「紫陽花」の花はぴったりのネーミングですね。最初は淡い青から始まる「紫陽花」、咲き終わりに近づくにつれて、濃くなっていくのです。

　浅草神社の境内に「友情はいつも宝物」の石碑が建立されたのは昨年の８着き６日でした。建立記念式典の時、「週刊少年ジャンプ」の編集長の挨拶の中で、“鼠小僧のお墓が削られてギャンブルのお守りになっているように、この石碑もこれから漫画家になりたい方々のお守りにならなければ良いが・・・”、こんなことを言ってたのを思い出して、石碑の周りを調べてみましたが、何処も削られた跡も無く安心しましたよ。

　昨夜、久々に毎月漫画家と漫画家を志望する方々が集まる勉強会J-MACに参加してきました。有名無名に関係無く、みんなでパソコン（MAC）を使って楽しく漫画を描きましょうとの勉強会なので、会場は笹塚のアップル本社内の研修ルームを借りているのです。内容は、イラストレーター、フォトショップ、フラッシュ、アニメスタジオなどの作画ツールを中心として、漫画家が作画を通じて築き上げたノウハウを、みんなで共有しようと「友情はいつも宝物」実践しているのです。
　毎回、裏技のようなショートカットや、コマンドの組み合わせで生じる特殊な効果など、仕事のためにもなっているのです。漫画家やイラストレータを志す方は、誰でも参加することが可能です。興味が有る方、あほまろまでメールでお知らせください。

　この勉強会J-MACを運営しているのが、「デジタルマンガ協会」（会長：モンキーパンチ、副会長：ちばてつや・里中満智子）です。昨年は、全世界の漫画家に呼びかけて「第一回デジタルマンガ大賞」の発表会を愛知万博会場内で行ったのですが、今年はスポンサーと適当な会場が見付からないこともあって断念せざるを得なかったのですが、来年こそは、との努力が実って、開催の目途がたったのです。

　「第二回　デジタルマンガ大賞」　授賞式と発表展示会
　会期：平成１９年６月１日〜３０日（授賞式は６月２日土曜日を予定）
　会場：テプコ浅草館（月曜休館、祝日の場合は翌日）
　主催：デジタルマンガ協会
　協力：社団法人　日本漫画家協会　マンガジャパン　テプコ浅草館　

　今回のテーマや応募規定の詳細は追って通知をいたします。漫画家、イラストレータを志望する多くのみなさんの参加をお待ちいたしております。
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『今朝の雷門』
　ワールドカップの影響なのか、今朝はワンちゃんの散歩をする方が極端に少ないんですよ。また、散歩をさせていてもみなさんアクビ。“いや〜、まいったね”、“負けるの解ってたけど、ついつい”、みなさんはとっても謙虚で、マスコミのような“惜しかった”とか、“もうちょっとだった”なんてバカな表現は使わないよね。
　　　
　　　
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『今朝の一写』
　花やしきの回転塔がスッポリ覆われてしまいました。ゴンドラは下がっているようですけど、これじゃ回すことは不可能ですね。昭和３０年代後半から稼働しているこの回転塔、老骨した部分を取り替えるのでしょう。作業には数週間を要するそうですが、エレベータの事故のように子ども達の夢を壊しちゃいけないので、しっかり直してくださいね。
　　
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『今朝の境内』
　こんなところにもワールドカップの影響が・・・、そう、今朝は時間が遅かったのにもかかわらず、歩いている方は極端に少ないのです。
　　　
　　　
　もちろん浅草寺をお詣りする方も少なかったですよ。こうして見ると、天井の絵の大きさが知れますね。中央の「天人之図」は縦6.4m、横4.9mもあるのですよ。
　　　
　浅草神社の茅の輪、すっかり色が黄色くなってしまいました。今月末まで設置されているのです。お詣り方法は、正面でお辞儀をし、右回りでお辞儀、左回りでお辞儀、最後にもう一度右回りでお辞儀をして拝殿に進のです。家内安全・商売繁盛　パンパン。
　　　
　「神田」全体を広角レンズで撮ってみました。右上のゴミ箱だって、ちゃんと苗が入って「神田」しているのです。
　　　
　弁天山の梅の実です。触ってみると、まだ固いようですね。
　　　　
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　浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』　　
　浅草を舞台にしたドラマで必ずというほど登場する藤棚ですが、ここに藤の花が咲いたのを見たことがありません。かつて、この側にひょうたん池が有った頃からひょうたん池の藤棚として有名だったのです。
　　　
　絵葉書の右側が今の藤棚の位置なのです。
　　　
　藤棚の入口には喫茶「サニー」があります。ここも古い喫茶店ですね。かつて六区が賑わっていた頃には、多くの芸人さんたちも訪れていたそうですよ。
　　　
　閉店中はこんな頑丈な板でガラスを覆っているのです。何もここまでやることは無さそうですが、何度が割られる被害を被った教訓からこのようになったとか。