『今朝の浅草』
　特に目立った病気は無いのですけど、心臓が弱ってきている。モモちゃんの血液検査とレントゲンの結果です。とは診断されたところで、いったいどうしたら良いのでしょう。栄養剤の点滴を打って、心臓に良いドッグフードと薬を貰ったのですけど、この三日間、モモちゃんの食欲が全く無いのです。食事も出来ないのに薬なんて飲ませることはできませんよね。
　昨夜の夜中、何度も書斎で泣くモモちゃんの声で目が覚めてしまいました。どこか病むのか、それとも寂しいのでしょうか。あほまろが側に居てあげると落ち着いて眠るようなので、書斎からベッドの横に移して一緒に寝てあげたのです。それでも、時々泣いていましたよ。おかげでとっても寝不足です。
　　　
　辛そうで可愛そうなモモちゃんですが、あほまろが朝の散歩の格好をすると、一緒に連れていってくれるものだと立ち上がるのです。とりあえず、リードを付けていつものコースを歩いてきたのですが、今朝はゆっくりゆっくり歩きなのです。時々辛そうに座り込んでしまうので、そんな時はだっこしてあげるのですが、モモちゃんの体重は７キロ弱、とっても重たいけれど、だっこをされて満足そうな顔を見ていると、これからどんな状態になろうとも毎朝観音様に連れて来てあげなければいけませんね。カメラとレンズバッグだけでも重たいっていうのに・・・。
　モモちゃんは、年なので心臓だけじゃ無く、総ての機能が弱ってしまったのでしょう。

　昨日から観音裏にダンプカーが土を運び入れていました。今の時期は特にイベントも無いのにいったい何をやっているのかな・・・、昨日はそんなこと考えながら見ていたのでしたが、今年は、浅草寺裏広場が「わんぱく相撲」の東京都大会の会場に指定されたので、土俵を造っていたのです。掲げられていたポスターによると、「第１８回わんぱく相撲東京大会」は、６月１８日（日）午前９時１５分より雨天決行で行われるようです。
　ここで選ばれた代表選手は、７月３０日（日）国技館で開催される全国大会に出場することができるのです。日本の国技でありながら、長い間外国人横綱に王者を奪われている相撲界に若い日本男児の救世主が現れるのを期待したいですね。
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『今朝の雷門』
　サッカーも予想通りの敗北でしたね。先日、この雷門前に青いシャツの軍団が記念写真を撮っていました。代理店が募集したドイツ行きサポーターの結団式のようでしたよ。雷門前は絵になるのか、国際競技やイベント時には必ずといって良いほど関係者が集まってくるのです。４年前のワールドカップの時には、連日各国の選手団がやって来て団体写真を撮ってたのを思い出しますよ。
　　　
　　　
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『今朝の一写』
　のどかな朝の一枚です。真ん中の通りは西参道で、突き当たりが木馬座で有名な五重塔通りです。遠くから猫がこちらの様子を伺っています。この猫、ここで暮らす世捨て人が飼っているのか、勝手に住み着いてしまったのか、いつも一緒に行動しているのですよ。
　　
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『今朝の境内』
　浅草の小学生は、通学の途中に観音様の前で、手を合わせて一礼します。これも、子供の頃から浅草で暮らせるのは観音様のおかげと教えられてきたからなのでしょうね。あほまろが浅草に暮らし始めた頃、子供達の態度に驚いたことがありました。他の社寺ではこんなのあまり見かけない光景ですよね。
　それがきっかけで、あほまろも心を入れ替え、毎朝ちゃんとお詣りをするようになったのです。
　　　
　いつもと変わらない境内ですが、左手でモモちゃんをだっこしながら撮影なので、総ての写真が、いい加減なアングルになってしまいましたよ。
　　　
　　　
　浅草神社、今朝はちょっと遅かったので本殿の扉は開いてました。
　　　
　ちょっとアングルを変えて撮ってみました。
　　　
　浅草神社は国の重要文化財なのです。それなのに、境内をくわえ煙草で歩いている人って、けっこう多いんですよ。
　　　
　木馬座の横を通り、ここからモモちゃんを降ろしてゆっくり、ゆっくり、歩いてもらいました。毎朝、自転車でムサシの散歩をしている山ちゃん、“ダメだよ歩かせちゃ”、モモちゃんを心配しながら通り過ぎていきましたよ。それも解りますが、ちょっとは歩いてもらわないと、ますます老いが深くなってしまいそうで・・・。
　　　　
　元気なナナちゃんと、辛そうなモモちゃんのツーショット。犬はその時の気分が表情からは解りませんけど、あほまろには、辛そうなモモちゃんの顔が解るのです。ここから木馬座の前まで、だっこしてあげたのですよ。
　　　
　　　
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　浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
　日曜日の日記で、「傘の日」の話題で思い出したＣＭ、「なんであるアイデアル」のことを書き、会社の住所が台東区だったことから、鳥越神社に行く途中にアイデアルの本社を捜し、あ〜ここだったんだ・・・。ＣＭから受けた先入観と現実のイメージが一体化しないようなこじんまりとした会社でしたよ。
　その会社、驚いたことに翌日、業績悪化で自己破産の申告をしたとのことが掲載されておりました。売り上げのピークは１９９１年で年商２４億円だったのが、安い中国製の傘に押されて業績が伸び悩み、昨年度は６億円まで落ち込み、多額の借入金が経営を圧迫しての自己破産のようです。
　「傘の日」の翌日の発表って、何か因果があるのでしょうかね・・・。