あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年6月4日 (日) 旧暦5月9日先勝

写真館で三社祭公開中!
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 所変れば品変る -

日記


『今朝の浅草』
 所変れば品変る。土地がちがえば風俗習慣もちがってくるのですね。昨日、浅草のお隣の南千住の素盞雄(すさのお)神社例大祭「天王祭」に行ってきました。この神社の御神輿は二天棒と称し、担ぎ棒が2本だけの特殊な御神輿なのです。変わっているのはそれだけじゃ無く、差し出す変わりに御神輿を左右に揺らすのです。
 先頭で指揮をとる青年部長のかけ声と共に、前棒の担ぎ手が全員御神輿側に向き直し、そ〜れ、のかけ声と共に神輿を左右交互に倒し「神輿振り」を行うのです。周りで見ている方のかけ声は、“よいしょ、よいしょ”。まるで、相撲の土俵入りで、横綱の四股踏みを見ているかのように華麗な渡御でしたよ。
 この御神輿、三社祭で御神輿に慣れている連中でも、難しそうですね。御神輿の大きさは三社祭の街神輿とほとんど同じ大きさなのですが、担ぎ棒が2本なので、前後10名くらいしか入ることができません。一人当たりの重量負担は三社祭の倍以上にもなってしまうのじゃないでしょうか。
 三社祭の本社と同じ重さの本社神輿も同様の二天棒。こちらは約70人の担ぎ手が「神輿振り」を行うのですが、三社祭の本社と同じ重さの御神輿なのです。氏子の町内神輿から子ども神輿まですべてが二天棒なのです。子供神輿も、ちゃんと「神輿振り」を行ってましたよ。
 今年は陰祭なので、本社神輿は出ません。3年に一度の「天王祭本祭」、次の開催は平成20年です。今夜は街神輿の連合宮入りが行われるのですが、残念ながら品川神社例大祭を撮りに行かなくちゃいけないのです。品川神社の御神輿も変わった格好の御神輿なのですよ。今日の渡御の様子はあほまろ写真館にも掲載いたしますね。
   
 散歩に慣れたナナちゃんですが、まだ赤ちゃんなのですぐ疲れて座り込んでしまいまます。そうなるといくら引っ張っても絶対に歩かないのです。モモちゃんが赤ちゃんだったころは、ちゃんと歩いていたんですけどね。この犬、わがままな性格なのかな。
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『今朝の雷門』
 品川のお祭りに行かなくちゃいけないので、いつもより1時間早い散歩でしたが、いつもの時間よりも観光客が多いようです。いったい何でかな・・・、そっか日曜日ですね。
   

   

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『今朝の一写』
 どんどん枝が伸びてくる影向堂前の銀杏の木です。先日、突然の雨でここに逃げ込んで雨宿りをした時のことを思い出して撮ってみました。
  

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『今朝の境内』
 足場に覆われてしまった「宝蔵門」、再び姿を現すのはいったいいつになるのでしょうね。
   
 散歩の時間が一時間早いと、境内にやって来る犬たちの顔ぶれも変わってしまいます。ほとんどの方が初めてお逢いするような・・・。
   
 会話はいつも、何歳?この二匹もモモちゃんと同じ年くらいですが、捨て犬なので正確な年が解らないそうです。白い犬はホームレスが捨てていった犬で、柴犬の雑種は八九三屋さんの事務所で飼われていたそうです。とっても大人しい犬たちでした。
   
 こちらは何と言う犬種でしょうか、親子です。飼い主の後ろに隠れてしまった犬は、なんと19才ですって。
   
 弁天山の公園の入口。ここを通るたびに思うのですが、このゲートのカーブはいったい何を意味しているのでしょうね。ついつい考えさせられてしまうのです。もしかしてこれもアートなのかな・・・。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 南千住の素盞雄(すさのお)神社例大祭「天王祭」の提灯です。奥に、素盞雄(すさのお)神社の本殿が見えてます。境内は屋台で賑わっていましたよ。
   
 これが噂の「神輿振り」です。かけ声は、“よいしょ、よいしょ”。渡御のかけ声は、三社祭と同じ“おいさ、おいさ”が基本のようです。
   
     
 「天王祭」に行く前に、堀切菖蒲園の様子を見てきました。日記を見ると、昨年もちょうど6月3日に行ったのですすね。今年は去年よりも花が遅く、この調子だと一番花が満開になるのは来週の金曜日頃と、係の人がいってました。
 一番花とは、一番上の蕾が開花したもので、それを切らないと下に続く花が開いてくれないのです。写真を撮ると、上を切られた茎が邪魔なので写真は絶対に一番花じゃなければいけないのです。金曜日あたりにもう一度出直しですね。
   
   
   
     


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数50枚