あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年2月17日 (金) 旧暦1月20日友引

- 仲見世のサクラ満開 -

日記


『今朝の浅草』
 昨夜来の嫌な雨も上がったようです。まだ地面は濡れていますが、雨の後はいつもより気温が高いようにも感じますね。どんよりと曇っているというのに、地面から水蒸気が舞い上がっているような湿っぽさが暖かさをもたらしているのでしょう。毎朝、モモちゃんに散歩用のリードを付ける時、金具に触っただけでパッチ!モモちゃんの体毛に静電気が帯電しているのですが、今朝は、大嫌いな静電気はありませんでしたよ。玄関で、パッチ!エレベータでパッチ!ひどい時にはカメラでパッチ!あほまろは普通よりも静電気を寄せ付ける体質なのです。
 とある書物によると、静電気は痛いだけではない!血液がドロドロになるのだそうです。それは、体内の「イオン」が静電気でコントロールされることが原因なのです。静電気が溜まると、赤血球にプラス電気が増えて吸着してドロドロにしてしまうのです。静電気の溜まりやすい人は、体内が酸性化している証拠でもあるそうです。ほっておくと、栄養素の吸収阻害も生じるとか。
 どうしたら、体質改善が出来るのでしょう。調べてみると、「肉やジャンクフードに偏った食事や、ストレスが掛かると、このバランスが徐々に崩れ体内は弱アルカリ性から酸性に変化し静電気が溜まりやすい人になる」、そんなこと書かれてます。でも、あほまろは肉やジャンクフードなんて全く食べてないんですけどね・・・。

 仲見世通りにサクラが満開に咲きました。昨年までは18日の朝からだったのですが、今年は一日早い開花ですね。曇り空ですが、何かとっても明るくなったようです。このサクラは4月いっぱい飾られ、次は新緑に変わっていくのです。
 浅草寺境内の桜、戦前は境内いっぱいに植えられていたのですが、東京大空襲で総て焼き尽くされてしまい、現在は伝法院のお庭と、観音裏の一部だけになってしまいました。伝法院の桜が咲き始めるころには、浅草寺の示現会が行われ、今年始めて三社様の御神輿が登場するのですよ。桜は浅草が浅草らしくなる始まりなのです。
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『今朝の雷門』

 遠くからも仲見世通りのサクラが見え、いつもより明るくなった感じがします。今朝はちょっと早めの午前7時、いつもより30分早いというのに、通勤などの人が多いようでした。
   

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『今朝の一写』
 公園中央通りと五重塔通りの角に建つ5階建の古いビル、一階部分は居酒屋さんで、上層部は住居になっているのでしょう。あほまろはこのレンガ調の壁が気に入っています。それと、毎度お馴染みクモの巣のように張り巡らされて電線も素晴らしいでしょう。とはいえ、ここの電線はとっても整頓されている方なのです。これも数年後には地下に埋設されてしまうのでしょうね。
 “下町から電信柱が消える日”、それまで、浅草の電線を撮り続けるつもりですよ。
  
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『今朝の境内』

   
 仲見世に咲いたサクラです。サクラの木には銀紙の短冊も下がっているのですよ。何か書かれているのかな・・・、目をこらして見たのですが、何も書かれてはいないようでした。
   
 境内の梅の木の現状報告
 まず、母子地蔵の後ろの白梅、まだ昨日と変わらない蕾のままです。
   
 淡島堂の門の横の紅梅は、今が盛りです。辺り一面に甘い香りを漂わせていました。モモちゃんも、この臭いが好きなようで、毎朝上を見上げてクンクンやってるのです。
   

 そして、伝法院の裏庭の白梅。お庭の中に入ることはできませんが、横の鎮護堂から柵越しに見ることができます。ここはまだ5分咲きですね。浅草寺境内の梅のほとんどが、遅咲きなのです。梅の名所、湯島天神では総てが満開なのでしょうね。週末に行ってみましょう。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 
浅草大勝館3月は、流し目のスナイパー・竜小太郎の座長公演です。「華客賑浅草春宵(かかくのにぎわいあさくさはるのよい)」のサブタイトルで演じられるのは、お馴染み「瞼の母(まぶたのはは)」です。
 やくざ渡世の番場の忠太郎は、幼い頃母親に別れたままである。父親は死に天涯孤独の身の上。その忠太郎が母親を探して江戸へ出て母を捜しあてるのだったが、母にはすでにお登世という娘もあり、娘のために忠太郎は自分の子ではないとつっぱねて、追い返す・・・。
   

 その、お稽古風景にお邪魔してきました。
   
 今回、忠太郎の母、水熊の女将おはまを演じるのは、三浦布美子さんです。あほまろの若い頃には、「清酒白雪」の宣伝にも出演されていた当時は美人芸者さんでした。お年は召されても、まだまだお奇麗です。
   
 忠太郎と母との再会、何度観ても涙が出てしまうんですよね、このシーンで・・・。
   
 「華客賑浅草春宵」竜小太郎三月浅草特別公演

 第一部 お芝居 「浅草風喜劇芝居」(十日替り)
 第二部 お芝居 「瞼の母」
 第三部 早変わり男形・女形舞踊ショー!

 場 所 / 浅草大勝館 浅草六区映画館通り
 期 間 / 平成18年 3月 1日 初日 〜 3月30日 千穐楽  
 料 金 / S指定席 4,000円  A指定席3,000円
       自由席  2,000円
 時 間 / 昼の部 11時 開演  夜の部 16時 開演
 問合せ / 03(5269)4889

 江戸ネットをご覧の方の中から抽選で2名様に自由席ペアチケットをプレゼントいたします。チケットご希望の方は、メールに、「あほまろとモモちゃんの朝の浅草日記」の感想文と共にお寄せください。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5他
撮影枚数56枚