あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年2月2日 (木) 旧暦1月5日大安

- 静電気ショック -

日記


『今朝の浅草』
 雨も上がり、今朝は富士山も雲の合間から顔を出してくれました。こんな日はとっても乾燥していてドアのノブなどを触る時の「静電気ショック注意報」でもあるのです。いつも触らなければいけないドアノブなどには注意が行き届いているのですが、普段まったく気にしないで使っているものが襲ってくる、これって恐いですね。
 この静電気が「溜まりやすい人と、溜まりにくい人」が存在するのだそうです。医学的に、体内が酸性化すると静電気が溜まりやすいそうです。人間の体内には、「イオン」と呼ばれる電気でコントロールされています。健康状態では、マイナスとプラスのイオンがバランス良く保たれている状態です。しかし体内が酸性化するとマイナスイオンが減少。
結果、静電気を溜めやすくしてしまうのです。サラサラ血液では赤血球表面にマイナス電気が多いため、お互いが反発しあうのです。
 しかし、体内が酸性化すると赤血球にプラス電気が増え、吸着してしまうのです。肉やマックやケンタなど、アメリカンジャンクフードに偏った食事や、仕事などでストレスが増えると、このバランスが徐々に崩れ体内は弱アルカリ性から酸性に変化し、静電気が溜まりやすい人になってしまうってこと。
 でも、あほまろはアメリカンジャンクフードなんて滅多に食さないし、たいした仕事もしていないので、ストレスなんてのはみじんも無いのですが、静電気にとっても弱い身体なのです。

 実は、今朝、雷門前でレンズ交換をしようとカメラバッグの中の交換レンズに触った瞬間、ショック!その瞬間、カメラから外して左手に持っていた広角レンズを地面に落っことしてしまったのです。あ〜〜〜〜。でも、ご安心ください、モモちゃんが毎朝用を足す雷門正面の並木通りの中央分離帯は、土なのです。おまけに、昨夜までの雨で土が緩んで泥状態。レンズはちょっと汚れましたが、破壊のショックだけは抑えてくれたようです。ご覧の通り、動作は全く問題なし、まさかレンズにまで静電気が潜んでいたとは・・・。で、でも交換レンズはプラスチックの筐体なんですけどね・・・。きっと、銀メッキされているところに帯電していたのでしょう。
 今日は、明治14年の法律で、1つの警察署の管内に7つの交番を設置することが定められた日、「交番設置記念日」です。この交番制度は、明治7年に東京警視庁が設置した「交番所」の発展型で、建物はなく、街中の交差点等に警察署から警察官が出向いて立っていたのです。それが、現在のように常設の建物を建てて警官が常駐することになったのです。その名称は、「派出所」「駐在所」と統一したのですが、庶民の間では「交番」という呼び名が定着しており、なんとこの「交番」の名称は、平成6年11月1日から正式名称とすることに決まったのです。
 現在では、東南アジアの各国も日本の「交番」制度を取り入れ、その名称も「KOBAN」と呼ばれているのです。
 記念日の雷門「交番」を撮ろうとカメラを向けると、お巡りさんが立ち上がって身を隠してしまいました。あんた、何か写っちゃいけないことやってんじゃないの・・・。
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『今朝の雷門』

 そんなこんなで、大変な目に遭った今朝の写真です。この位置で撮っている時には、「交番」の中のお巡りさんはちゃんと机に向かっていたのに・・・。
   

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『今朝の一写』
 特に話題の無い朝なので、昨夜の雨が水溜まりになって周辺の景色を写している姿を撮ってみました。観音裏広場はいわば多目的広場、年末の「ガサ市」が終わると、お正月には屋台が並んで賑わってました。次にここが賑わうのは三社祭ですね。それまでは、境内にやって来る愛犬家たちの憩いの場になっているのです。
  
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『今朝の境内』
 昨日よりちょっと遅かった散歩ですが、やはりご覧の通り歩いている人は少ないようです。何の飾りも無くなってしまった仲見世通り、今月18日からは、桜の花が飾られ、再び賑わいを見せてくれるのですよ。こんな状態の仲見世、写真に残しておきたい方は、それまでがチャンスです。でも、日中は提灯とビジットジャパンの旗が並んでいるので、撮るなら早朝が良いでしょう。
   
 二天門のお隣に建設中の消防所、今年の夏には完成予定です。
   
 浅草の鐘で有名な弁天山の鐘楼。お堂は東京大空襲で焼失しましたが、中の鐘は戦時中の金属供出をも免れた江戸時代から続くもの。毎朝6時に慣らされる音色は、松尾芭蕉の時代と同じ響きを聞かせてくれているのです。
 「花の雲 鐘は上野か浅草か」
   
 浅草神社の真裏の「被官稲荷(ひかんいなり)」です。江戸末期の安政元年、新門辰五郎の妻女が、重病で床に伏した時、山城国の伏見稲荷社に祈願した甲斐があって、病気が治ったお礼の意味を込め、伏見の祭神を祀った被管稲荷社を建立したのです。ここのお祭りは、今年は2月10日の「初午」、旧暦2月の最初の午の日です。
   
 

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 浅草に直接関係の無いお話。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 浅草寺の節分会参加芸能人の名前が掲示されました。あほまろの師匠、三遊亭円歌を始め、浅草縁の芸人さんが名を連ねています。初顔として、えなりかずき君たか、澤田雅美さん。きっとドラマの宣伝でしょうね。
 節分とは1年の春夏秋冬の季節を分ける言葉で、本来は4回あるはずですが、現在では立春の前日だけとなってしまいました。浅草寺の行事を記録した絵巻などには、春夏秋冬の節分に、本堂内に設けられた舞台の上から、「節分般若心経日数所」と書かれたお札を蒔く姿と、蒔いたお札が後ろの人にも届くように、大団扇で仰ぐ人が描かれています。
 明日の節分会では、3時から5回に分けて文化芸能人の豆撒きが行われるのです。
   


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5他
撮影枚数51枚