平成16年(2004)11月19日 金曜日

- クリスマス飾り -

 雨の朝です。今朝のモモちゃんは何か元気がありません。散歩に出かけるのに
リードを付けようと首輪を持った途端、もの凄い剣幕で吠えたのです。危うく噛
みつかれそうになってしまいました。昨夜もそんな状況が有ったのですよ。何処
が痛いのか色々触ってみたのですが、その後は何の反応も無いのです。いったい
何が気に入らなかったのでしょうね。
 でも歩きながらもどこか調子が悪そうなのです。季節の変わり目なので、体調
を崩したのかも知れませんね。こんな時はあまり動かさずに静かにしてあげまし
ょう。
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 大提灯が無くなった観音堂ですが、無くなったのを気付かずに居たというのん
きな方がいらっしゃいますよ。毎朝モモちゃんのお友達を連れて観音裏からやっ
て来るお母さんです。“あら、確か提灯が有ったよね・・・”、何を今更そんな
ことを言っているのですか。先月の終わりから取り外されているのですよ。ほら
、ちゃんと説明の看板も有るでしょう。
 見慣れた風景の一部が変化したってこと、意外に感じない方もいらっしゃるの
ですね。あほまろは、毎朝の散歩道に置かれている植木鉢が移動しただけでも気
になってしまう性格なんです。そういえば、モモちゃんも変化には敏感に反応し
てしまうようです。たとえば、いつもの用足し場の手すりに時代祭りの幟が立っ
ただけでも、怖がったりしてましたよ。
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 街の変化といえば、ロックスの玄関先ではクリスマスの飾り付けが行われまし
た。数年前までは、この時期になると等身大のウルトラマンもサンタクロースの
お洋服を着ていたのですが、この数年は見られなくなってしまいました。あの格
好って、結構みんなに受けていたのですけどね。こんな所にも不景気が影響して
いるのでしょうかね。
 「クリスマスの森」なる所から案内が舞い込みました。毎日郵便受けに溜まる
大量の広告物は全く内容を確かめることも無くそのまま郵便受けの側に設置され
たゴミ箱に直行です。ゴミ箱の中は、同じパンフレットが山のように捨てられて
います。郵便受けに宣伝物を放り込んで行く人たち、まったく無駄なことをして
いるってこと・・・、知っているだろうね。どうせアルバイトだし・・・。
 そんなゴミの中、ちょっと気になった広告「目に見えないものを大切に」とい
うコンセプトで生まれたメルヘンなミュージアムですとの言葉。「サンタクロー
スやクリスマス、妖精や天使に関するコレクションを年代別、国別、作家別など
で楽しむことができます。また、夕刻から閉館までの間は、ミュージアムの建物
がイルミネーションで彩られます。きらめく夢の世界をお楽しみください。」
 山梨県に出来たという風変わりな博物館の案内でした。仏教国日本であっても
今となってはクリスマスだけは国民行事となってしまいましたね。特にバブルの
頃のこの時期の繁華街には三角帽子を被ったほろ酔い気分のサラリーマンを多く
見かけたのを懐かしく思い出します。今じゃそんな格好している人なんて全く見
かけなくはなりましたが、あちこちから聞こえてくるジングルベルの音楽だけは
当時のままで、もちろん子ども達へのプレゼントも続行中。この時ばかりは、家
族揃ってのお食事が楽しかった・・・。
 子ども達が大人になって、思い出となってしまったクリスマス。電気を消して
家族全員で小さなクリスマスツリーの中で点滅するマメ電球を見ながらジングル
ベルを歌ったっけ・・・。
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 昨日からローソンでは、全国約8千店で取り扱う宅配便をヤマト運輸の「宅急
便」から日本郵政公社の「ゆうパック」に一斉に切り替えました。これって、宅
急便にとっては大打撃でしょうね。
 これに対し、ヤマトも個人顧客の取り込みのため、運転手が携帯電話一本で家
庭に直接集荷や再配達に出向くサービスを全国で始めたそうです。でも、そんな
の今更って思いませんか。あほまろの事務所で使っている佐川急便は、いつも担
当者に直接携帯電話をして取りに来て貰うのが当たり前ですけどね。
 今回のローソンの決定も、「宅急便」の創始者として知らず知らずにお役所の
ように高飛車になっていたヤマトと、民営化を目前に民間企業に近づこうとする
郵政公社の取り組みが比較できる良い事例なのかもしれませんね。
 こんな騒動で見直されるのが、民間二番手で必死に努力してきた佐川急便など
の業者なのかも知れませんね。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数27枚