平成16年(2004)6月4日 金曜日
- からっとして.. -

 からっとして良い天気の朝になりました。散歩はとっても気持ちが良いのです
が、あほまろはこれから病院で超音波の検査を受けなくっちゃいけないので、検
査の12時間前からの飲食を禁止されており、昨夜から何も口にしていないので
す。からっとした天気があほまろの喉に追い打ちをかけるかのように渇かしてく
れるし、朝食もとれずにお腹が鳴っているし・・・。こんな日は気分も爽快で過
ごしたかったですよ。いつもの連中が爽やかな笑顔と挨拶ですれ違います。こん
な朝を憂鬱そうな顔で歩いているのは、きっとあほまろだけでしょうね。モモち
ゃんも時々あほまろを見上げて笑っているような・・・。
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 雷門前にお祭りの半纏を着た連中がたむろしています。見たことの無い半纏な
ので、どこか別の町のお祭りなのでしょう。そう思いながら近づいてみると、何
かの撮影のようです。雷門前の半纏姿といったら誰もが三社祭を思い浮かべるの
でしょうが、浅草の人間にとっては見慣れない半纏で粋がる写真を見せられても
違和感が有るだけでしょう。この連中、宝蔵門前や本堂前でもスチール写真を撮
っていましたよ。
 三社祭では色々な半纏を見かけますが、浅草四十四ケ町のものはどれも違和感
無く目に飛び込んで来るのですが、どうしてそれ以外の半纏には違和感を覚える
のでしょう。知らず知らずのうちに何処かが共通した雰囲気になっているのかも
知れません。
 たとえば、浅草の三社祭を知る者にとって、雷門を背景にしたこの写真を使っ
たポスターを見せられた時の反応、今朝のあほまろと同じでしょうね。
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 ポスターといえば、町中の掲示板に可愛い女性のポスターが貼られました。こ
っちは違和感無く受け入れられる台東区のそれなりの美人達三人が浴衣で微笑ん
でおります。
 「下町たいとう親善大使」を募集する公告です。これって、下町を対等に親善
するって意味じゃないんですよ、浅草の有る台東区の親善大使って訳。でもなぜ
「たいとう」だけがひらがななのかは不明。男女雇用均等法なる法律が制定され
てから、ミス何々との呼称が使用できなくなってしまい、それまでの「ミス下町
」の名前が変わっただけなのです。
 毎年7月に上野水上音楽堂にてコンテストが行われ、台東区内に在住・在勤・
在学する18才以上の女性を募集しているのです。募集資格を見る限りでは、年
齢の上限は記載されておりません。また、職業も婚歴も関係ないようです。ただ
、高校生を覗く(・・ん、妙にはまっている変換じゃなくって)除くとだけ。こ
れは楽しそうですね。老人天国台東区らしく70才の親善大使ってのも居ても良
いんじゃないかな。
 でも、これってイベントのたびに制服を着るのですよね。年齢の制限が無いの
だったら、いっそのこと祭装束にしてみていかがでしょうか。応募をご希望の親
善大使にふさわしい教養豊かなお婆ちゃん、未亡人さん、人妻さん、そしてお嬢
さん、こちらのページに詳細が掲載されておりますよ。
 審査基準は健康、明るさ、教養の三点だけで、顔は写真でもお解りの通りで三
の次。応募の締切は今月29日(金)必着ですよ。
( 山本さんの奥さんもリンちゃんのママだって応募できるのですよ)
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 今度の日曜にはアテネオリンピックの聖火リレーが行われるために、自転車の
一斉撤去が行われます。このために特別な貼り紙を作ったってことは、台東区は
本気で放置自転車の撤去をするつもりですよ。特に、チェーンなどで公共物に施
錠してある物は切断しますなんて但し書き、感激ですねぇ。この際だから、総て
の放置自転車を浅草から無くしましょう。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数21枚