2003年12月28日 日曜日


今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数39枚

笑う鬼

 過去50年間の統計で、東京の年末年
始が晴天に恵まれる率は55%といわれ
ております。そういえば、毎年の元日は
晴れてたような気がしますね。来年の元
旦もきっと良いお天気に恵まれるのでし
ょう。
 雪の昨日と変わって、とっても良いお
天気の朝になりました。でも、気温が低
いため、浅草寺境内のツツジの植え込み
の奧には、昨日の雪がまだちょっと残っ
ています。また、水溜まりには厚い氷も
張っていましたよ。
 半月間続いた観音裏広場のガザ市(注
連縄市)が、今日で終わりのようです。
すでに、後片付けが行われております。
それと引き替えるかのように、各町会の
ガザ市が始まりました。
 東京の下町では、注連縄や鏡餅などは
近所の鳶頭連中の仕事なのです。あほま
ろ家も、毎年田原町の鳶頭が玄関と神棚
の飾りつけをしてくれます。もちろん、
自分で買って来ても良いのですが、縁起
物を飾るのですから、粋な半天で作業を
して貰う方が来年の御利益が有りそうな
ので・・・。
 “来年のことを言うと鬼が笑うぞ”、
夕べ寿司屋の親父がいってました。今年
は残りわずかになったっていうのに、来
年の希望を語ると、何故鬼が笑うのでし
ょうね。もし本当に、来年のことをいう
と鬼が笑うのだとすると、今年、世間を
騒がせてた自衛隊のイラク派遣問題の茶
番劇のおかげで、戦争好きの鬼達が大笑
いをして腹がよじれて、今ごろは笑い死
にしているに違いないですね。
 そうなると、来年は鬼がいない年にな
って、節分で豆をまいて追い出すまでも
なく、平和な一年になるに違いないと思
うのですが、いかがなもんでしょう。 
 ちょっと気になって調べてみると、「
実現性がないことや見通しがはっきりし
ないことを言ったときに、揶揄(からか
)う言葉」と有ります。正に、見通しが
はっきりしない曖昧なままでの自衛隊派
遣、当事者には悪いのですが、鬼じゃ無
くても苦し紛れの弁解の数々を笑いたく
なりますよね。
 国の体裁を繕うために、「鬼が住むか
蛇が住むか」判らない国に派遣される自
衛隊員たちにとって、政府の首脳の頭の
中には、どんな恐ろしい考えがひそんで
いるかの予想もできずに、ただ命令に従
わざるを得ないのが、可愛そうにも見え
てくるのです。
 「鬼の念仏」って言葉も有りますね。
無慈悲で残酷な心を持った者が、うわべ
だけ慈悲深そうにふるまうこと。そうな
のです、今の日本政府の首脳達は、恐い
鬼なのかも知れませんよ。
 「鬼の目にも涙」なんて優しい鬼とは
かけ離れた・・・・。
 今年最後の日曜日は有馬記念ですね。
早朝から大勢のギャンブラーが新聞片手
に一攫千金を狙って歩いています。家族
連れが多いのは、毎週行われている競馬
とはちょっと違って、冬休みになった子
供達との浅草観光も兼ねているのでしょ
うかね。
 必ずしも強い馬が勝つとは限らないレ
ースの有馬記念は、暮れの大一番なのだ
すです。3歳馬と古馬との対決でその年
のナンバーワンを決定するのですが、シ
ーズン最後のレースであるために、強く
てもピークを過ぎている馬も参加し、通
常と違ってコーナーを6つも回るため、
展開によって大きくペースが左右される
という楽しいレースなのです。
 一昨年の有馬記念では、予想外な展開
で、ちょっと儲けさせてもらったのです
よ。今年もPATシステムの残高が3万
円ほど残っているので、今年最後の大勝
負。全部賭けてみるつもりです。きっと
今年も(笑笑笑・笑!)
 あほまろさん、その笑い、鬼のようで
すぜ(天の声)